ライセンスの追加購入

このページでは、ライセンスを追加購入する際の注意事項をお知らせします。

なお、サポートが終了しているライセンスをお持ちの状況で追加購入する場合には、原則としてお持ちのライセンスのサポート再開が必要です。詳細は「サポートが終了したライセンスがある場合の追加購入」をご覧下さい。

追加購入か新規購入か

すべてのライセンスは1つの「お客様番号」に結びつき、「お客様番号」は部署単位となります。そのため、同じ部署での使用であれば追加購入となり、異なる部署(異なる使用可能範囲)での使用であれば追加購入とはなりません。「お客様番号とサポートID」もご覧ください。

追加購入する場合の割引

パッケージ購入で追加する場合

パッケージ購入の場合には、割引はありません。以前に購入した本数は考慮されません。

ダイレクト購入で追加する場合

ダイレクト購入の場合には、サポートが有効なライセンス数を考慮して割引になります。対象製品はEnterprise ArchitectおよびRaQuestです。

同じお客様番号のライセンスのみが対象です。

同じ種類のライセンスの追加

同じ種類のライセンスを追加する場合には、追加するライセンスの価格は、サポートが有効なライセンス数と追加購入する数の合計が基準になります。上記の例では、4本購入後に2本追加した結果、合計数は6本となり、5本を超えます。よって、追加の2本は、5本以上19本以下の単価になります。

違うエディション・種類のライセンスの追加

違うエディション・種類のライセンスを追加する場合には割引の対象外です。上記の例では、プロフェッショナル版4本購入後にコーポレート版を2本追加しています。この場合には、追加の2本は割引にはなりません。ライセンス形態がスタンダード・フローティングで異なる場合や日本語版・英語版のように言語が異なる場合も合算できません。

アップグレード後の追加

上位のエディションにアップグレード後に追加する場合には、アップグレード後のエディションと同じライセンスを購入時に本数が合算され、割引が適用されます。つまり、プロフェッショナル版をコーポレート版にアップグレード後に、追加でプロフェッショナル版を購入しても割引対象にはなりません。コーポレート版を購入した場合には、本数が合算され割引対象になります。

パッケージ購入とダイレクト購入が混在している場合

パッケージ購入しユーザー登録をした後にダイレクト購入で追加する場合は、ライセンス数の合算による割引が適用になります。パッケージ購入で追加する場合は、割引はありません。

サポート期間

追加購入するライセンスにも1年間のサポートが付属しています。そのため、使用中のライセンスのサポート期間とは異なる場合があります。

サポート期間が異なる場合には、サポート更新時にサポート期間を揃えることができます。「サポート期間の異なるライセンスのサポート更新」をご覧ください。

サポートが終了したライセンスがある場合の追加購入

サポートが終了しているライセンスをお持ちの場合に追加購入を行う場合には、原則としてお持ちのライセンスのサポート再開が必要です。サポートが終了したライセンスと、サポートが有効なライセンスの混在使用はできません。

この場合には、以下の「1-a」「1-b」「2」の3つの選択肢のいずれかを選択する必要があります。

1. サポートが終了したライセンスを継続使用する場合

サポートが終了したライセンスを継続して使用する場合には、以下のいずれかの選択が必要です。

  • 1-a: サポートが終了したライセンスのサポートを再開し、全てのライセンスのサポートを有効にする
  • 1-b: 追加購入するライセンスのサポートの権利を放棄し、サポートが終了したライセンスのサポートは再開せずに追加購入する (サポートの権利放棄)

1-a. サポートが終了したライセンスのサポートを再開し、全てのライセンスのサポートが有効にする

サポートが終了したライセンスについて、「サポート更新」あるいは「サポート再開(3年経過後)」製品を購入してください。

1-b. 追加購入するライセンスのサポートの権利を放棄し、サポートが終了したライセンスのサポートは再開せずに追加購入する (サポートの権利放棄)

この「1-b」の選択には、以下の注意点があります。

  • 追加購入するライセンスは、既にお持ちのライセンスで使用中のバージョン・ビルドを使用します。
  • 使用中の製品と同種の製品のみが追加可能です。
  • サポートを受ける権利を放棄しても、製品価格は変わりません。

この「1-b」の選択をした場合には、以下の制限があります。

  • サポートに含まれる内容は利用できません。特に、以下の点にご注意ください。
    • 製品のインストーラのダウンロードやアクティベーションコードの取得はできません。お手元にあるインストーラやアクティベーションコードを利用することになります。
    • 古いバージョンであっても、製品のインストーラのダウンロードはできません。
    • サポート窓口・無料セミナー・動作期間限定アドインなども利用できません。
  • 全ライセンスのサポートを再開するまでは、組織変更などがあったとしてもライセンスの移管などの変更はできません。

つまり、「1-b」の選択をした場合には、新規に購入のライセンスに対しても、購入時の最新バージョンだけでなく過去のバージョンも含むすべてのインストーラはダウンロードできません。アクティベーションコードも取得できません。本当にこの選択肢で良いのかどうか、今一度ご確認ください。

さらに、どのような理由であっても、「1-b」の選択をした後に取り消すことはできません。この選択をした後、解除する場合には全ライセンスのサポートの再開が必要です。具体的には、以下の通りです。

  • サポートを再開する場合には、最初にサポートを受ける権利を放棄を選択した際にお持ちであった全ライセンスのサポートを再開する必要があります。
  • サポートを再開する場合の再開後のサポート期間は、権利放棄をした時点でサポート更新をしたものとして、溯って計算します。ただし、サポート費用は常に1年分です。
    例: サポートが終了した製品を5ライセンス所有した状況で2021年4月に権利放棄で2ライセンスを追加購入し、その後1年以内にサポートを再開する場合
    →再開日によらず「5ライセンス x 1年分」のサポート費用が必要となり、全7ライセンスのサポート期間は2022年4月末までとなります。

ライセンスを継続使用しているのであれば、全てのライセンスのサポートを有効にして使用することを強くお勧めします。

2. サポート期間が終了したライセンスを使用しない場合

サポート期間が終了したライセンスを今後使用しない場合には、追加購入したライセンスのみを継続使用する選択ができます。

サポート期間が終了したライセンスを使用しているEnterprise Architectは、「6.ライセンスキーを別のマシンに移す方法は? (ライセンスを削除する方法は?)」の内容に従い、アンインストールが必要です。サポート期間が終了したライセンスは、サポートを再開しない限りアンインストール後の再インストール・使用はできません。

この選択の場合には、削除済みであり今後使用しないことの明確な表明を販売窓口から依頼いたします。お手数をおかけしますが、依頼がありましたらその旨をメールにてご表明いただけますようお願いします。