サポート期間の異なるライセンスのサポート更新

Enterprise Architectをはじめ弊社製品のサポート期間について、製品を追加購入した場合にはサポート期間が異なる場合があります。このような場合の注意事項をお知らせします。(LemonTreeについてはお問い合わせください。)

追加購入している場合のサポート更新

ダイレクト購入で更新の場合

ダイレクト購入で更新の場合には、最初に購入したライセンスのサポート期間が切れる際に、有効なライセンスの全てをサポート延長できます。例えば、2020年4月にコーポレート版を7本、9月に同じコーポレート版を5本を購入した場合には、最初の7本のサポート期限が切れる2021年の4月末に、合計12本のサポートを延長できます。サポート更新後は、使用中のすべてのライセンスのサポート期間が揃います。

この例での一括更新の場合には、9月に追加で購入した分は1年未満のサポート延長になりますので、その分の価格調整が発生します。具体的には、4月に購入した7本は更新価格の100%ですが、9月の分は5月から9月末までの5ヶ月のサポート期間の分が不要になります。まとめて更新することによってサポート期間が無駄になることはありません。

このときに、追加で購入した5本は購入後7ヶ月で更新となるため、この追加の5本は価格を調整します。具体的には、残存期間が5ヶ月ありますので、5本は費用の5/12(12分の5)が不要になり、実際には費用の7/12(12分の7)となります。具体的には、以下の金額になります。

  • 最初に購入したコーポレート版7本は:14,520円 x 7本 = 101,640円(消費税込)
  • 追加の5本は:14,520円 x 7/12 x 5本 = 42,350円 (消費税込・上の図の「サポート更新7ヶ月」に該当)

補足・注意事項

  • このルールは、すべてのライセンスを一括で更新する場合にのみ適用できます。一部のみ、12ヶ月未満となるサポート更新はできません。上記の例では、「追加で購入した5本を7ヶ月分更新」だけを行うことはできません。
  • この一括のサポート更新の範囲はEnterprise ArchitectおよびRaQuestです。
  • エディションでの区別はありません。例えば、Enterprise Architectであればプロフェッショナル版やコーポレート版などのエディションにかかわらず、同じお客様番号で購入したライセンスは一括での更新となります。

パッケージ購入で更新の場合

パッケージ購入で更新の場合には、原則として1年単位の更新となります。以下のいずれかを選択できます。

1. サポート期間を揃えず、1年単位で更新する場合

パッケージ購入の場合には1年単位となりますので、サポート期間は揃わず、それぞれ1年延長になります。使用中のライセンス分のサポート更新をまとめて1回で購入しても構いません。

具体的な例として、先ほどの例と同様に最初にコーポレート版を7本購入し、その後7ヵ月後に追加で5本購入した場合を考えます。

この例の場合には、サポート更新製品を12個(7ライセンス+5ライセンス)ご購入下さい。

2. サポート期間を揃えたい場合

パッケージ購入の場合でサポート期間を揃えたい場合には、以下のような方法があります。

ダイレクト購入で更新の場合の例と同じ以下の例では、最初に購入したコーポレート版7本は1年分・追加の5本は7ヶ月分のサポート期間を追加すれば、揃えることができます。しかし、パッケージ購入の場合には原則として1年単位となり、1ヶ月単位での購入はできません。

この例では、以下のように合計で10ライセンス分のサポート更新製品を購入することでサポート期間を揃えることができます。

  • 最初に購入したコーポレート版7本に対応する分としてサポート更新製品を7つ (7ライセンスx1年分)
  • 追加で購入した5本に対応する分として、サポート更新製品を3つ
    (5ライセンスx7ヶ月=35ヶ月分なので、1年単位になるように切り上げて36ヶ月=3ライセンスx1年分)

このサポート期間を揃える方法をご希望の場合には、以下の条件となります。

  • 少なくとも1ライセンスは更新するサポート期間が12ヶ月以上であることが必要です。
  • 1年単位にするために端数となる分は、将来利用したり権利を保留したりすることはできません。
  • 対象のライセンス管理者様が、必ず事前にスパークスシステムズ ジャパンの販売窓口にご連絡ください。購入する必要のある本数を販売窓口で計算してお知らせしますので、その本数分のサポート更新製品を購入してください。トラブル回避のため、ライセンス管理者以外からの依頼には対応いたしません。
  • 12ヶ月以上先の日程であれば、揃えたい期日の指定も可能です。(例:「全ライセンスを翌年3月末までサポートが有効になるように揃えたい」)
  • 納品されるサポート更新コードを登録する日によらず、事前に調整した期日までのサポート期間となります。
  • 指定した本数の一括受注・一括納品が必須です。分割での購入や納品・適用はできません。

注意事項

ライセンスを追加購入後、最初に購入したライセンスのサポートを更新しない場合には、そのライセンスのサポート期間の終了後はサポートは一時停止状態となります。詳細は「サポートの有効・無効が混在している場合の注意事項」をご覧ください。


「購入したライセンスの一部のみのサポート更新・再開」および「サポート期間が終了しているライセンスを所有している場合の追加購入」の説明は別ページに移動しました。以下のリンク先をご覧ください。