購入ライセンスの一部のサポート更新・再開

サポートを更新する場合には、原則として購入した全てのライセンスのサポートを更新する必要があります。例外として、購入したライセンスのうち、使用していないライセンスがある場合に限り、使用しているライセンスのみをサポート更新できます。

  • ライセンスが使用可能な状態にある場合には、実際の使用の有無にかかわらず、使用しているライセンスと見なします。使用していないことが一部更新の前提条件となりますので、サポート更新しないライセンスはサポート更新完了前に使用不可能な状態にしなければなりません。
  • サポート更新しないライセンスは使用不可となります。アンインストールしなければなりません。サポートを再開しない限り使用できません。
  • サポートを更新するかどうかの判断は、お客様番号単位となります。

購入した全ライセンスを継続使用したい場合には、「全てサポート更新して使用」「全てサポート更新せずに使用」のいずれかの選択になります。サポート費用を払わずに、かつ購入した全てのライセンスを継続使用したい場合には、全てのライセンスのサポートを終了してください。

使用不可のライセンスの扱い

サポート更新の対象外とした、使用不可のライセンスの扱いは以下の通りです。

  • 他のライセンス管理者に移管できません。
  • ライセンスの使用権は(一時的に)失われます。サポートを再開することで、再度使用可能になります。
    • 使用不可のライセンスのサポート再開後のサポート期間は、サポート終了から1年が経過したかどうかで変わります。
      • サポート終了から1年未満の再開の場合には、更新後のサポート期間はサポート終了日の1年後になります。例えば、2019年4月末にサポートが終了して使用不可の指定があったライセンスは、2019年5月に再開しても、2020年3月に再開しても、2020年4月末となります。
      • サポート終了から1年以上経過し再開の場合には、更新後のサポート期間は、一部更新したライセンスのサポートが有効であればその期間と同一となります(下の図の例)。サポートが有効なライセンスが存在しない場合には、サポートの再開日から12ヶ月となります。
    • サポート費用は常に1年分となり、使用していなかった期間の割引・減額はありません。状況により、1年分の費用で得られるサポート期間が1年未満になります。
    • 使用権が失われてから3年が経過すると、サポートの再開には「サポート再開(3年経過後)」製品が必要となります。「サポート再開(3年経過後)」製品での再開後のサポート期間は常に12ヶ月となります。

上記の説明内容をまとめたのが、下の図になります。

サポート更新をしなかった2ライセンスは使用禁止となり、サポートを再開すると使用可能となります。サポート再開時のサポート期間は、継続使用しているライセンスのサポート期間と一致します。

使用許諾契約に関する注意事項

使用不可のライセンスをサポートを再開せずに使用することは使用許諾契約違反になり、サポートを継続したライセンスを含めて全てのライセンスの使用権を恒久的に失います。製品を継続使用するためには、全ライセンスを再度新規購入しなければなりませんので、決して行わないようにして下さい。

サポートの一部更新の流れ

  • ダイレクト購入でサポートの一部更新をご希望の場合には、更新するライセンス数分のサポート更新の見積もりをご依頼ください。サポート更新費用の入金確認後に使用しないライセンスの削除が必要です。サポート更新・再開の基準日は、弊社がサポート更新の費用を受領した日になります。
  • パッケージ購入でサポートの一部更新をご希望のお客様は、サポート更新する本数分のサポート更新製品を注文して下さい。サポート更新製品の登録時に、使用しないライセンスの削除が必要です。サポート更新・再開の基準日は、サポート更新製品の書類に記載の日になります。
  • お手続きに時間がかかる場合などでも、サポート更新・再開の基準日は変更できません。
  • 削除の確認のため、ライセンスサーバの登録状況など情報提出をお願いする場合があります。ご協力ください。

具体的な流れおよび必要な作業は以下の通りです。

  1. 見積もりの取得から購入完了までの流れは、すべてのライセンスをサポート更新する場合と同じです。ダイレクト購入あるいはパッケージ購入のいずれの方法も利用できます。どちらの方法でも、継続利用する本数分のサポート更新製品をご購入ください。
  2. サポート更新費用の入金時(ダイレクト購入の場合)・サポート更新コードの登録時(パッケージ購入の場合)に、弊社よりライセンス管理者へ削除作業に関するメールを送信します。メールのタイトルは「[要手続き] サポートの一部更新(再開)に関するお手続きについて」です。
  3. 使用しないライセンスを削除してください。削除したライセンスは使用できません。
  4. 手順1のメールの「返信」にて、ライセンス管理者から販売窓口宛に「継続使用するライセンスのライセンスキー」の情報と「使用しないライセンスを削除した」の旨を明確にご表明ください。「使用していません」「使用しません」のような削除したかどうかが不明瞭の表現の場合には、再度確認いたします。明確な表明にご協力お願いします。どのような理由であっても、削除が完了しない場合や削除したことの表明がない場合にはサポート延長はできません。
  5. 弊社にてサポート延長のお手続きを行い、サポート更新後の情報をメールにてお知らせします。お客様側でのライセンスの削除作業で時間が経過した場合でも、サポート期間は基準日からの計算となります。早めの作業をお願いします。