LemonTree よくある質問(FAQ):機能・操作について
- LemonTreeで必要なシステム構成は?
- 32bitOSでLemonTreeを利用したい
- EAのどのバージョンで作成したモデルをLemonTreeで利用できますか?
- 比較できるモデルは何ですか?
- 日本語版はありますか?
- LemonTreeは外部と通信しますか?
- バージョン管理ツール(Git、Subversion)との連携について操作例を知りたい
- LemonTreeを使ったGitFlowについて知りたい
- LemonTreeをさらに詳しく知りたい
- マージプレビューには「A」「B」いずれのモデルの内容が表示されますか?
- EAのバージョン管理機能を使っていますが、LemonTreeを利用するとどんなメリットがありますか?
- EAのバージョン管理機能とLemonTreeは連携できますか?
- 比較実行時に「Model inconsistencies found」のダイアログが表示されます
- ツリービューで「ReferenceData」「GlobalElements」というパッケージが表示されます
- マージすると「LostAndFound」というプロジェクトルートが作成されます
- 差分として検知されない項目・機能があります
- 差分比較に時間がかかるように感じます
- LemonTreeのダイアグラム表示がEAと異なることがあります
- LemonTreeで必要なシステム構成は?
- こちらをご覧ください。
- 32bitOSでLemonTreeを利用したい
- 大変申し訳ございませんが2019年12月26日をもちまして32bit版の提供は終了させていただきました。64bit版のご利用をください。
- EAのどのバージョンで作成したモデルをLemonTreeで利用できますか?
- こちらの「注意事項」をご覧ください。
- 比較できるモデルは何ですか?
- すべてのUMLモデルを比較することができます。(例:クラス図、ステートマシン図、アクティビティ図など)
- SysML・DFD・USDM等のUML以外のモデルにつきましても比較することはできます。LemonTreeでの比較結果の図表示がEAと異なることがございますが、「変更差分を把握する」というご要望は満たせるものと考えております。是非、評価版でお試しください。
- 日本語版はありますか?
- 申し訳ございませんが現時点では英語版のみとなります。日本語版の検討はしておりますが、今後につきましては未定です。
- LemonTreeは外部と通信しますか?
- LemonTree起動時に新バージョンのリリースチェックをするために、開発元であるLieberLieber Software社のサーバと通信します。ただし、通信できない環境でもLemonTreeはご利用になれますのでご安心ください。
- バージョン管理ツール(Git、Subversion)との連携について操作例を知りたい
- こちらをご覧ください。
- LemonTreeを使ったGitFlowについて知りたい
- 開発元サイト(英語)をご覧ください。
- LemonTreeをさらに詳しく知りたい
- 開発元であるLieberLieber Software社提供の機能紹介動画をご覧ください。(英語)
- マージプレビューには「A」「B」いずれのモデルの内容が表示されますか?
- LemonTreeでは差分比較を実行すると、マージプレビューに自動的に以下の内容でマージ案を表示します。
- 競合していない変更要素: 変更した「A」もしくは「B」モデルの内容がマージプレビューに反映されます。
- 競合している変更要素: 「A」モデルの内容が優先的にマージプレビューに反映されます。
- EAのバージョン管理機能を使っていますが、LemonTreeを利用するとどんなメリットがありますか?
- LemonTreeはeapxファイルで差分比較するため、EAのバージョン管理機能のように編集前にパッケージレベルのロックは必要なく、モデルの同時編集を可能にします。編集後はLemonTreeで差分(競合を含む)を表示し、マージプレビューでマージ内容を事前に確認した上でマージすることができます。
- また、LemonTreeはGit、Subversionのようなバージョン管理システムと連携するため、eapxファイル自体をバージョン管理システムで管理することができます。Gitの利用ニーズも広がっておりEAはGit非対応ですが、LemonTreeであればGit運用することができます。(たとえばソースコードを前述のようなバージョン管理システムで運用している場合、同様の操作でLemonTreeを利用することができるので、操作方法の習得に関するハードルが非常に低いのも特徴です。)
- Git、Subversionの操作例につきましてはこちらをご覧ください。
- EAのバージョン管理機能とLemonTreeは連携できますか?
- 大変申し訳ございませんが、連携することはできません。
- 比較実行時に「Model inconsistencies found」のダイアログが表示されます
- こちらをご覧ください。
- ツリービューで「ReferenceData」「GlobalElements」というパッケージが表示されます
-
上図のように「ReferenceData」パッケージが表示されることがあります。これはLemonTree独自の仮想パッケージとなります。画像、文書、ステレオタイプ、プロファイルなどのオブジェクトとして存在しない対象を表現するためにこの仮想パッケージを利用しています。この仮想パッケージによりLemonTreeでこのような対象の比較・マージを行なうことができます。
- マージすると「LostAndFound」というプロジェクトルートが作成されます
- こちらをご覧ください。
- 差分として検知されない項目・機能があります
-
製品の生い立ちが過去のコンサルティング業務中に開発したツールのパッケージ化ということもあり、
検知項目はツール開発時に必要とされた項目もしくは設計上必要な項目がベースとなっております。
ただし、ツール強化やお客様のご要望などから検知項目を適宜追加しております。
検知項目の追加要望がございましたら、弊社サポートまでお知らせください。 開発元の要望対応につきましては、「機能追加要望・バグ修正依頼はいつ反映・対応されますか?」をご覧ください。 - 差分比較に時間がかかるように感じます
- 比較対象モデルの大きさ・複雑さ、PC環境により差分比較に時間がかかることがございます。ただ、EA標準の比較機能に比べ、LemonTreeの差分比較は速い傾向にあります。こちらもご覧ください。
- LemonTreeのダイアグラム表示がEAと異なることがあります
-
LemonTreeのダイアグラム表示につきましては、LemonTree独自で描画処理を行なっているために、EAと同じ表示にはならないことがございます。理由としては次のいずれかになります。
1つ目は、LemonTreeがご利用の記法に対応していない可能性がございます。UML、SysML以外の記法については、LemonTreeの対応状況が異なります。ただし、差分を把握するというご要望については、対応状況に関わらず満たせるものと考えております。
2つ目は、LemonTreeの思想です。LemonTreeはダイアグラム表示の見た目をEAと完全に同じにすることよりも、差分の管理や運用に注力しております。その結果として、LemonTreeのダイアグラム表示がEAと異なることがございます。
尚、LemonTreeのダイアグラム表示では、以下の制限事項がございます。
・フォント
・EA上のサイズと種類は考慮されません。
・接続のスタイル
・「自動ルート」: 頂点がなくなり直線で表示されます。(EAでは独自のアルゴリズムで自動計算して描画しているため)
・「直交(角丸)」: 角が丸くなりません。
・「ツリー水平」: EAと同じように描画されないことがあります。
・接続の種類
・「プロファイル拡張」: 矢先の黒い三角が表示されません。
・「インスタンス化」: 破線で表示されます。
・「例外フロー」: 直線で表示されます。
・「シーケンス図のメッセージ」: 番号が表示されません。
・「置換」: 「<<substitute>>」が表示されません。