Enterprise Architect 16.0の新機能のご紹介

ここでは、Enterprise Architectの最新版であるバージョン16.0の情報をお知らせします。いくつかの機能は利用できるエディションが限定されます。

現時点で、バージョン16.0のリリース日は未定です。ただし、通常はβ版リリース後にある程度の期間を取り、利用者の皆様からのご意見や追加内容に対するバグのご指摘などを反映してからリリースとなりますので、年末ないしは来年以降のリリースとなる可能性が高いです。

 

2021年11月17日〜19日にパシフィコ横浜で開催される「ET & IoT 2021」展示会では、バージョン16.0を利用して製品説明・デモを行う予定です。実際の画面・機能を見ながらのご説明や質疑応答が可能です。

 

また、今回は64ビット対応など大きな変更が行われますので、日本語版のβ版を提供しています。アドインを作成している方など、64ビット対応やQEAファイルへの対応確認にご利用ください。日本語版のβ版利用のための条件および申し込みはこちらのページをご覧ください

 

バージョン16.0のリリースと合わせて、使用許諾契約の変更を行います。詳細はこちらのページをご覧ください

バージョン16.0の主な強化ポイント

バージョン16.0は、64ビット対応や新しい形式のプロジェクトファイルの提供など、皆様の利用に大きな影響を与える変更が含まれます。

そのほかにも、多数の細かい機能強化・バグ修正が含まれます。新バージョンの概要につきましては、以下のPDFドキュメントをご覧ください。

Enterprise Architect16.0 機能ガイド

64ビット版のEnterprise Architectの提供

現在、Enterprise Architectを利用している方の多くが64ビットOSを利用しているということや、Windows11では64ビットOSのみが提供されることもあり、バージョン16.0において64ビット版を提供することとなりました。

64ビット版の利用により、非常に大きなドキュメントの出力や非常に多くのソースコードの読み込みなどに32ビットアプリケーションの制限でメモリ不足となる問題が解決できます。

また、特にMacOSにおいて、無料で動作させるためのWineが利用できない問題についても解決され、最近のMacOSでは有料製品のCrossOverが必須であった点が改善されます。

なお、64ビット版のEnterprise Architectでは、設定情報を保存するレジストリ位置の変更やアドインへの影響など、注意すべき点があります。具体的な内容は「Enterprise Architect16.0 機能ガイド」をご覧ください。

新しい形式のプロジェクトファイル・QEAファイルの提供

バージョン15.2までは、拡張子EAP/EAPXのファイルが長らく既定のプロジェクトファイルとして利用されていました。バージョン16.0で、拡張子QEA/QEAXのプロジェクトファイルを導入し、新規にプロジェクトファイルを作成する場合、この形式のファイルになります。(EAP/EAPX/FEAPなど、既存形式の作成も可能です。)

この拡張子QEAのファイルは、SQLite 3形式のファイルです。性能面・品質面での改善ができるほか、Enterprise Architect独自の機能追加によりファイルの共有や複製機能の利用も可能となっています。
(ファイル共有する場合には、拡張子をQEAXにする必要があります。QEAとQEAXは形式は全く同じですが、QEAXの場合には複数人での利用のための追加制御を行います。)

なお、既存のEAP/EAPXファイルからQEAファイルへの変換が可能です。

その他の機能改善・機能強化

機能ガイドに記載の内容のうち、特に日本のお客様からご意見・ご要望をいただいていた内容をいくつかピックアップして紹介します。

  • 接続を曲線的に表現する「ベジエ」スタイルが、ダイアグラムの種類や接続の種類に依存せず利用できるようになりました。また、2カ所以上の頂点を追加し、複雑な曲線が表現できるようになりました。
  • 複数名で1つのプロジェクトを利用している場合に、ダイアグラムに変更があったかどうかを定期的に確認する設定を追加しました。
  • DBMSリポジトリへの直接接続を実現し、ODBCドライバが不要になりました。
  • モデルブラウザ内で、ノートやサブジェクト(境界)など従来は表示されていなかった要素も表示されるようになりました。

機能ガイド

Enterprise Architect16.0 機能ガイド

以前のバージョンの強化ポイント

Enterprise Architectバージョン15.2での強化ポイントについては、こちらのページをご覧ください