Enterprise Architect 15.2の新機能のご紹介

ここでは、Enterprise Architectの最新版であるバージョン15.2の情報をお知らせします。紹介する内容・機能・画面は開発中のものです。最終的なリリースの前に変更・追加・削除となる可能性があります。また、いくつかの機能は利用できるエディションが限定されます。

準備ができ次第、詳細な内容を含む紹介ドキュメント(PDF)・動画デモを提供予定です。

バージョン15.2の主な強化ポイント

バージョン15.2での改善は、MATLAB/Simulinkなどいくつかのツールとの連携と、複数人数で設計をする場合の支援機能を強化した点が中心となります。

そのほかにも、多数の細かい機能強化・バグ修正が含まれます。新バージョンの概要につきましては、以下のPDFドキュメントをご覧ください。

Enterprise Architect15.2 機能ガイド

MATLAB/Simulinkなどいくつかのツールとの連携

SysMLモデルからMATLAB/Simulink・StateFlow・Simuscapeのモデルを生成し、シミュレーションを実行する機能を追加しました。また、従来から利用できるOpenModelicaとの連携について、シミュレーションの実行エンジンとしてGNU Octaveを指定できるようになりました。

下の画像はStateFlowへの出力の例です。この機能自体は、Enterprise ArchitectのSysMLモデルで作成した内容を出力しSimulink/StateFlowでのシミュレーションを実行することを目的としていますが、Simulink/StateFlowのモデルの生成のみも可能です。


SysMLモデルのシミュレーションは、OMGが定義する仕様「SysML Extension for Physical Interaction and Signal Flow Simulation」(SysPhS)にも対応します。仕様で定義された形で変数・定数をモデルとして定義し、シミュレーションの実行を支援します。

Simulinkとの連携の概要は以下の動画もご覧ください。(7分45秒・音声あり)

このシミュレーションやMATLABツールとの連携機能の利用には、ユニファイド版あるいはアルティメット版が必要です。

複数人数で設計をする場合の支援機能を強化

Enterprise Architectのモデルを中心に複数人数で設計する場合、特にリモートワークなど地理的に離れている場合での設計を支援するためにいくつかの既存の機能を強化しました。

特に強化したのは、「レビュー」の機能です。設計内容に対して関係者にレビューを依頼するための機能を強化し、「承認者」の設定や、レビュー完了後のレビューの編集を防ぐ機能を追加しました。

また、要素に対して設計内容とは関係ない運用上の「コメント」を残して共有する機能など、複数人数で設計する場合に利用する機能や関係するサブウィンドウを強化・改善しました。

機能ガイド

Enterprise Architect15.2 機能ガイド

以前のバージョンの強化ポイント

Enterprise Architectバージョン15.1での強化ポイントについては、こちらのページをご覧ください