チーム開発に役立つ機能
Enterprise Architectには、チーム(複数人数)での設計時に役に立つ数多くの機能を搭載しています。例えば、以下の機能があります。
- プロジェクトの共有
- プロジェクトをMySQLなどのDBMSに格納し、堅牢に管理
- バージョン管理
- 排他ロック
- アクセス権の設定と適用
- モデルの監査
- ベースライン・差分管理・マージ
- チームレビュー
- Proクラウドサーバ
また、有償の製品を組み合わせることで、さらに多くの状況に対応します。
(Enterprise Architectのエディションによって利用できる機能は異なります。各機能ごとのエディションや、各機能が関連する詳細な情報は「Enterprise Architect機能一覧」をご覧ください。)
これらの機能を必要に応じて組み合わせて活用することで、チームでの設計時の効率を向上したり、分散環境での設計の支援をしたりできます。
以下、特徴的な機能を2点紹介します。
プロジェクトの共有
複数の利用者が同時に設計情報を参照・更新する場合には、一番簡単な方法の場合、プロジェクトファイルをネットワークドライブ(共有ドライブ)に配置し、各自がそのファイルをダブルクリックして開くだけです。このように、簡単にモデルを共有できます。この手軽さはEnterprise Architectの特徴の一つです。
ファイルを共有できない環境ではProクラウドサーバを利用すると、HTTPやHTTPSでプロジェクトの内容を共有し、参照・編集できます。
バージョン管理
Enterprise Architectのチーム開発に関連する機能で広く利用されているのが、バージョン管理の機能です。SubversionやVisual SourceSafeなどの外部のバージョン管理ツールを利用し、モデルの情報を管理します。
バージョン管理機能が有効な場合には、編集対象のパッケージを「チェックアウト」すると編集可能になり、「コミット」した時点で差分情報を外部のバージョン管理ツールを経由して保存します。チェックアウト中は他の設計者は参照のみ可能です。編集できませんので、結果的にモデルの排他制御も実現します。
バージョン管理機能を利用した応用として、複数のプロジェクトファイル間で設計のモデル情報を共有できます。これにより、分散した環境でのモデル情報の共有を実現できます。
Gitを利用する場合、複雑な運用となることもありEnterprise Architectの標準機能では対応できません。有償の製品LemonTreeおよびTortoiseGitを利用することで、モデルの内容変更の衝突時の自動マージ・差分比較・手動マージに対応します。詳細は「LemonTree Git運用」のページをご覧ください。
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動画デモ
内容 | 時間 | リンク |
バージョン管理機能概要 | 4分48秒 | YouTubeで再生 |
パッケージリポジトリ機能 概要 | 7分11秒 | YouTubeで再生 |
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