Enterprise Architect 15.0の新機能のご紹介

ここでは、Enterprise Architectの最新版であるバージョン15.0の情報をお知らせします。いくつかの機能は利用できるエディションが限定されます。

バージョン15.0は2019年8月22日にリリースいたしました。

バージョン15.0の主な強化ポイント

バージョン15.0での改善は、ダイアグラム内での要素・表現・操作の強化が中心となります。これにより、モデリングをより効率的・効果的に行うことができるようになります。

それ以外の強化ポイントの概要につきましては、以下のPDFドキュメントをご覧ください。

Enterprise Architect15.0機能ガイド

そのほかにも、多数の細かい機能強化・バグ修正が含まれます。

ダイアグラム内の要素に関する機能強化

次の画像にあるような「表」をダイアグラム内に配置できるようになります。
(コーポレート版以上で作成・編集可能)

また、従来からさまざまな活用法のあるサブジェクト(境界)要素について、次の画像にあるように、縦横に自由に区切り線を入れることができるようになります。


(上記の枠ごとの見出しは「テキスト要素」を作成・配置しています。サブジェクト要素単体では枠ごとの見出しを定義・表示させることはできません。)

ダイアグラム内の表現に関する機能強化

バージョン15.0では、ダイアグラム内での表現力を向上します。具体的には、要素に注釈をつける「ブックマーク」・重ね合わせ要素の透過表現・「シンプルスタイル」による汎用的な図の作成などが可能となりました。
(シンプルスタイルはコーポレート版以上で利用可能)

ダイアグラム内の操作における機能強化

ダイアグラム内の操作についても、Officeツールで利用可能な複数要素の「グループ化」や、同じようなモデルが多数ある場合に、従来よりも簡単に「パターン」を作成し配置できる仕組みを追加しました。

注意事項

ダイアグラム内の描画の拡大率を調整する機能の追加および既定値の関係で、過去のバージョンと比較してダイアグラムの内容が拡大して描画されます。「ホーム」リボン内の「画面と設定」パネルにある「オプション」ボタンを押すと表示されるメニューからユーザーオプション画面を開き、「書式設定」グループ内の「基本の拡大率」を「なし」に変更することで、以前のバージョンと同じ拡大率での描画となります。

機能ガイド

Enterprise Architect15.0 機能ガイド