エディションについて

Enterprise Architectには3つのエディション(種類)があります。デスクトップ版・プロフェッショナル版・コーポレート版です。また、上位エディションとなるスイート製品「Enterprise Architect Suite」として、ビジネスモデリング版・システムエンジニアリング版・アルティメット版の3つのエディションがあります。

この合計6つのエディションの関係は以下の図の通りです。上位エディションでは、下位エディションの機能をすべて利用できます。

Enterprise Architectコーポレート版とEnterprise Architect Suiteの各エディションでは、フローティングライセンスもあります。フローティングライセンス(同時使用数ライセンス)の説明はこちらのページをご覧下さい。通常ライセンスとフローティングライセンスの機能は同一です。

どのエディションを選択して良いかわからない場合には、遠慮なく販売担当までご相談下さい。ご希望の内容を伺い、最適なエディション・構成をご提案いたします。

各エディションの説明

Enterprise Architect

デスクトップ版

→個人でのUML・BPMNなどのモデリング
デスクトップ版は、個人による分析設計での利用を想定しています。コード生成/読み込み機能など、Enterprise Architectの特徴である機能の多くは含まれていません。チーム(複数人数)での利用もできません。そのため、企業での利用には適しません。
プロフェッショナル版

→個人・企業問わず、5名程度までのチーム開発・ソースコードの生成や読み込みが必要な設計開発
プロフェッショナル版はソースコードと連携した設計や小規模のチーム開発を想定しています。デスクトップ版の全ての機能に加えて、クラス図からのソースコードの生成と読込やプロジェクトファイルの共有利用が可能です。さらに、OracleやSQL Serverなどのデータベースの解析とDDL(SQL文)の生成にも対応しています。
コーポレート版・フローティングコーポレート版

→5名以上のチーム開発全般 (下記Enterprise Architect Suiteの条件に該当しない設計開発)
コーポレート版は中規模以上の開発チームでの利用を想定しています。プロフェッショナル版の全ての機能に加えて、アクセス権・監査・ベースライン・スクリプトなどチーム開発を支援するさまざまな機能を搭載しています。また、UMLモデルをOracleやSQLServerに配置し、多人数の同時利用や地理的に離れた環境での利用に適した「リポジトリ」機能があります。
(ご注意: 「コーポレート版」は他のエディションと同じく、1ライセンスに付き1名のみが利用可能です。他社製品で「コーポレート版」という名称が、会社などの一定の範囲内で自由に利用できる形態のライセンスを指す場合がありますが、弊社製品は異なります。ご注意ください。)

Enterprise Architect Suite

ビジネスモデリング版・フローティングビジネスモデリング版

→エンタープライズ系(業務系)ソフトウェアの設計開発・BPMNからBPEL生成を行いたい場合
ビジネスモデリング版は、BPMNなどのビジネスモデリングや、ザックマンフレームワークやTOGAFなどのEnterprise Architectureフレームワークを利用した業務・ビジネスの分析設計などを行う人を対象にしたエディションです。このエディション独自の機能として、作成したBPMNモデルからBPELコードを生成する機能のほか、ビジネスのルール(制約)の定義を行うことで、内部処理(実装)を含むソースコードを出力する機能が利用できます。
さらに、C・C++・Java・C#・VB.NETに対して、ステートマシン図・アクティビティ図・シーケンス図からのコード生成が可能です。UMLを利用したモデリングや、生成したソースコードとUMLモデルを連携して効率の良い実装を支援するアドイン製品も利用できます。
システムエンジニアリング版・フローティングシステムエンジニアリング版

→組込みソフトウェアの設計開発・ハードウェア系言語にモデリングを導入したい場合・SysMLを本格的に利用したい場合
システムエンジニアリング版は、ハードウェア系の言語からソースコードを生成することに重点を置いたエディションです。利用できる言語としてAda2005・SystemC・Verilog・VHDLの4種類の言語が追加されます。また、ステートマシン図から SystemC・Verilog・VHDLのソースコード生成が可能です。
そのほか、SysMLのパラメトリック図の内容を元にシミュレーションを実行し、結果を2次元グラフで出力する機能なども利用できます。
さらに、C・C++・Java・C#・VB.NETに対して、ステートマシン図・アクティビティ図・シーケンス図からのコード生成が可能です。UMLを利用したモデリングや、生成したソースコードとUMLモデルを連携して効率の良い実装を支援するアドイン製品も利用できます。
アルティメット版・フローティングアルティメット版

→設計開発全般を通してツールを使いこなしたい場合
アルティメット版では、Enterprise Architect Suiteビジネスモデリング版とEnterprise Architect Suiteシステムエンジニアリング版の両方の機能が利用できます。設計開発の全てにおいて、Enterprise Architect製品群を利用したい方にお勧めします。MDGシリーズのすべてのアドインの他、要求管理ツールRaQuestや情報リサイクルツールARCSeekerも利用できますので、要求管理の段階から設計・実装・作成したモデルの再利用支援までの幅広い範囲でツールを利用することができます。
(データベース設計支援ツールDBMode・MindManager連携アドイン・Trac連携アドイン・Redmine連携アドインは含まれません。)

各機能ごとのエディションや、各機能が関連する詳細な情報は「Enterprise Architect機能一覧」をご覧ください。フローティングライセンスの説明はこちらのページをご覧下さい

Enterprise Architect Suiteを購入すると利用できる製品・アドイン・追加機能は以下のようになります。

製品ビジネスモデリング版システム
エンジニアリング版
アルティメット版
Enterprise Architect コーポレート版
要求管理ツールRaQuest××
情報リサイクルツールARCSeeker
プロフェッショナル版
××
アドイン
MDG Integration for Visual Studio
MDG Integration for Eclipse
MDG Technology for Zachman Framework×
MDG Technology for UPDM×
MDG Technology for TOGAF×
MDG Technology for SysML×
MDG Technology for DDS×
追加機能
BPMN1.1モデルのBPEL生成機能×
ビジネスルールの定義から実装を含むコードの生成機能×
ステートマシン図・アクティビティ図・シーケンス図からのソースコード生成機能
(C・C++・Java・C#・VB.NET)
SystemC・Verilog・VHDL・Adaのソースコードとクラス図の連携×
ステートマシン図からSystemC・Verilog・VHDLのコード生成×
SysMLパラメトリック図のシミュレーション機能×
(データベース設計支援ツールDBMode・MindManager連携アドイン・Trac連携アドイン・Redmine連携アドインはアルティメット版・フローティングアルティメット版にも含まれません。)

アップグレード

購入後にエディションをアップグレードすることができます。

注意:エディションをアップグレードしても、サポート期間には変更がありません。また、将来的にアップグレードする予定がある場合には、最初から高機能のエディションを購入するほうが安くなります。