SysMLのモデリング

MDG SysML

Enterprise ArchitectはSysML 1.1〜1.4にも対応したモデリングツールです。Enterprise Architectとアドイン「MDG Technology for SysML」を利用すれば、SysML 1.1〜1.4に対応したモデリングを行うことができます。SysMLは、システムレベルの設計のための汎用的なモデリング言語で、UMLをベースとしています。単なるシステムの設計だけでなく、動作や機能をあわせて表現することができます。また、システムの機能面での要求とその要求を実現する要素との関係や、ハードウェアの構成なども考慮されたモデリング言語です。

このアドイン製品とEnterprise Architectを組み合わせると、SysML 1.1〜1.4で定義されている9つの全てのダイアグラムが利用できます。

パラメトリック図のシミュレーション

Enterprise Architectプロフェッショナル版以上では、SysML 1.1〜1.4でのモデリングに加えて、パラメトリック図のシミュレーション機能を利用することができます。

(サンプルのパラメトリック図)

(サンプルをシミュレーションした結果をグラフで表示)

シミュレーション結果は、上の図のようにグラフとして表示するほか、CSVファイルとして出力することもできます。この機能を利用することで、作成したモデルの段階で問題点がないかどうかを、モデルの内容を変更したりモデルに適用する値を変更したりしてシミュレーションすることができます。この機能の動画デモはこちらをご覧下さい。この機能の使い方に関するドキュメントのダウンロードはこちらから

OpenModelicaと連携したシミュレーション

バージョン13.0では、OpenModelicaと連携しブロック図・内部ブロック図・パラメトリック図で定義した内容を元にシミュレーションを実行することができます。この機能を利用するには、Enterprise Architect Suite システムエンジニアリング版・アルティメット版が必要です。

製品パンフレットなどで、OpenModelicaと連携したシミュレーションの機能はコーポレート版で利用可能と記載している点がございました。この機能のご利用にはEnterprise Architect Suite システムエンジニアリング版・アルティメット版が必要です。お詫びし訂正いたします。

日本語版の独自の拡張について

このアドイン「MDG Technology for SysML」について、開発元(オーストラリア)とは別に、日本で独自の機能追加を行っています。この拡張には以下の内容が含まれます。

  • 要求の関係表を表示・Excel形式で出力
  • 要求要素やフローポート要素などをダブルクリックした場合に、独自のプロパティ画面を表示
  • ブロック要素について、初期値で表示される区画の指定機能
  • パートプロパティ要素間にポート付きコネクタを作成する際の支援機能
  • その他、さまざまなモデル作成支援機能

SysMLのドキュメント

SysMLを利用する際のモデリング方法は、基本的にはUMLと共通です。PDFドキュメント「ゼロからはじめるEnterprise Architect」や、「Enterprise Architect入門セミナー」で説明する操作方法が役に立ちます。

SysMLに固有の操作につきましては、SysMLのヘルプファイルにまとめられています。PDF資料「SysMLに関する操作方法について」もご活用下さい。

必要システム構成

MDG Technology for SysMLを利用するには、Enterprise Architect バージョン12.0以降が必要です。

また、上記「日本語版の独自の拡張について」の内容を利用する場合には、Microsoft .NET Framework 3.5ランタイムが必要です。上記「日本語版の独自の拡張について」の機能が対応するSysMLのバージョンは1.3および1.4です。

利用できるSysMLのバージョンや機能は、利用するEnterprise Architectのバージョンに依存します。例えば、SysML 1.4を利用する場合には、Enterprise Architect バージョン12.1以降が必要です。

なお、Enterprise Architect Suite システムエンジニアリング版・アルティメット版には「MDG Technology for SysML」が含まれますので、別途購入の必要はありません。

価格と購入について

ダウンロード版の価格はこちらをご覧下さい。パッケージ版はオープン価格です。ダウンロード版とパッケージ版の違いは、こちらのページをご覧ください

このアドイン製品には、スタンダードライセンスとフローティングライセンスがあります。これらのライセンスの違いについては、こちらのページをご覧下さい。なお、この製品はスタンダードライセンスからフローティングライセンスへのアップグレードはできません。ご注意下さい。

購入方法や支払方法など購入に関する概要はこちらでご説明しています。

評価について

SysMLの機能を評価したい場合には、Enterprise Architect評価版の起動時に表示されるエディションの選択画面で、「システムエンジニアリング版」を選択して下さい。SysMLに関するすべての機能が利用できます。

なお、上記の「日本語版の独自の拡張」は、日本語評価版にのみ含まれます。

インストールについて

「MDG Technology for SysML」は、Enterprise Architect日本語版のインストーラに統合されています。SysMLの全ての機能を利用する場合には、Enterprise Architectのインストーラを実行すると表示されるインストールウィザードの「追加アドインの選択」画面にて、「SysMLサポートアドイン」を選択して下さい。

その後、「MDG Technology for SysML」のライセンスキーを設定すると、SysMLが利用できるようになります。
(Enterprise Architect Suiteシステムエンジニアリング版およびアルティメット版は、「MDG Technology for SysML」のライセンスキーを設定しなくても利用できます。)

Enterprise Architectのインストール方法の詳細や、既にインストールしてある場合の設定の変更については、「Enterprise Architect 日本語版 インストールマニュアル」(PDF)をご覧下さい。

「MDG Technology for SysML」の機能強化・改善がある場合も、Enterprise Architectのインストーラに含まれます。Enterprise Architectの新しいバージョン・ビルドのインストーラを実行すると、SysMLに関係する機能強化・改善も適用されます。

英語版について

この「MDG Technology for SysML」は、Enterprise Architectに統合されています。そのため、Enterprise Architect英語版で利用する場合には英語版となり、Enterprise Architect日本語版で利用する場合には日本語版となります。

なお、上記「日本語版の独自の拡張について」の機能は、Enterprise Architect日本語版のインストーラのみに搭載されています。そのため、Enterprise Architect英語版+MDG Technology for SysMLの組み合わせでは利用できません。