ソースコードの読み込み

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ソースコードの読み込み

 

 

利用方法:

Enterprise Architectでは、ソースコードをモデルに読み込んで、クラスとインターフェースを作成することができます。既存のソースコードは、関連するUMLの要素として表現されます。

例えば、JavaのクラスはUMLのクラス要素として表現され、変数は属性として、メソッドは操作として表現されます。また、クラス間の関係については、関連として表現されます。

 

既存のソースコードを読み込むには、Enterprise Architectにソースコードを読み込む作業が必要です。

この作業は、単一のファイルを選択したり、あるいはディレクトリ構成全体を読み込んだりすることができます。読み込みを実行する際には、いくつかのオプションを設定することもできます。例えば、ソースコードのある既定のディレクトリや、コメントを読み込むかどうか、クラス間に依存関係を設定するかどうかなどの設定を行うことができます。これらの設定はオプションダイアログから設定できます。

 

なお、既存のソースコード全体を読み込んだ場合、UMLのモデルとして簡単に理解できる形に読み込むことができるとは限らないことに注意してください。

設計に問題のある既存のシステムでは、ソースコード全体をいくつかの把握可能なコンポーネント単位に分けて分析する必要があるかもしれません。この場合に便利な機能として、関係する要素を追加する機能が役に立つかもしれません。

 

注意:

読み込みの機能は、既存のソースコードの解析・分析のための機能としては位置づけておらず、一般的なソースコードの解析・分析ツールのようなさまざまな機能(例: 処理の流れをわかりやすく可視化・属性(変数)の利用位置の把握・利用されていないメソッド(関数)の利用位置・呼び出し関係の把握など)は一切ありません。

 

Enterprise Architectでは現在次のプログラム言語をサポートしています。

 

注意:

  • Enterprise Architectのコーポレート版でセキュリティ(アクセス権)機能が有効になっている場合には、ソースコードやDDLの読み込みのアクセス権が必要です。
  • ハードウェア記述言語(HDL)を利用する場合には、MDGテクノロジー「システムエンジニアリング」を有効にする必要があります。

 

 

参照: