関係する要素の追加

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関係する要素の追加

モデル内の要素は、複数のダイアグラムに配置して利用することができます。ある要素に関係する要素を、まとめて1つのダイアグラムに配置したい場合には、「関係する要素の追加」の機能が便利です。この機能を利用する場合には、まず中心となる要素を1つモデルブラウザからダイアグラムに配置し、その後この機能を呼び出します。その要素と接続で結ばれている要素をモデル内から検索し、配置できます。

 

 

このダイアログでは現在のダイアグラムに、対象の要素との接続がある別の要素を挿入することができます。

 

 

利用手順:  

リボン

モデル > 要素 > 追加 | 関係する要素の配置

コンテキストメニュー

ダイアグラム内の要素を右クリック | 関係する要素の追加

 

 

このダイアログでは以下の設定ができます。

項目

説明

接続の種類

対象の要素が現在保持している接続の種類が表示されます。

追加する要素を、特定の種類の接続で結ばれる要素のみに限定する場合には、対象となる接続のチェックボックスにチェックを入れてください。

選択したチェックボックスの選択を解除するには、再度クリックします。

要素の種類

対象となる要素の種類が表示されます。

追加する要素を、特定の種類の要素のみに限定する場合には、対象となる要素のチェックボックスにチェックを入れてください。

選択したチェックボックスの選択を解除するには、再度クリックします。

接続の方向

接続の方向を指定します。

指定された方向の接続でつながっている要素のみが追加されます。

  • 対象の要素が元側 - 矢印の向きがあるような接続(汎化や依存など)で、矢印の先側が、この機能を実行するときに選択していた要素になります。
  • 対象の要素が先側 - 矢印の向きがあるような接続(汎化や依存など)で、矢印がついていない側が、この機能を実行するときに選択していた要素になります。

対象の名前空間

必要に応じて、追加対象の名前空間を指定します。「<なし>」を選択すれば、モデル内のすべての要素が探索対象になります。

探索範囲

何段階まで接続をたどって追加するかを指定します。1から5まで選択できます。

階層で4や5を指定すると、状況によっては非常に複雑でわかりにくい図になってしまいます。

階層を1か2で指定して要素を追加し、必要に応じて他の要素に対して繰り返し追加を行うと良いでしょう。

更新

このボタンを押すと、上記の設定項目の条件を満たす要素を、一覧内に表示します。

 

一覧内の項目には、「階層」として対象の要素からどれだけ離れている化を示す数値が表示されます。また、名前と、含まれているパッケージ名が表示されます。「ダイアグラム」の欄は、現在のダイアグラムに既に配置されている場合には「Yes」が表示されます。

 

表示される項目が多い場合には、列のヘッダ(見出し)を「列のヘッダを移動するとグループ化できます」と書かれている場所にドロップすることで、内容を分類表示することができます。

 

現在のダイアグラムに追加したい要素に対して、チェックを入れて下さい。すべての要素を追加する場合には、「全て」のボタンが便利です。

チェックを全て解除するには、「なし」のボタンを押して下さい。

条件を変える場合など、一覧の内容をクリアする場合には、「なし」ボタンを押して下さい。

一覧消去

一覧の内容を消去します。

完了時に自動レイアウトを実行

追加が完了したときに、Enterprise Architect の自動レイアウト機能を呼び出すかどうかを指定します。

OK

このボタンを押すと、選択した要素がダイアグラム内に配置されます。

 

注意:

もし、追加対象の要素がポートなど、親要素が存在しないとダイアグラム内に表示できない要素の場合には、その親となる要素も自動的に配置されます。

 

 

参照: