Enterprise Architect : Enterprise Architect バージョン13.0 ビルド1309 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2016-12-1 10:00:29 (951 ヒット)

本日、ビルド1309をリリースしました。

いくつかの細かい機能強化とバグ修正を行いました。

今回のビルドでは、サブジェクト(境界)要素について、四角形以外の形に
変更することができる機能が盛り込まれました。図の中で何らかの範囲を示す場合に
サブジェクト要素を応用すると便利ですので、ぜひご活用ください。

例として、下記ページの末尾の「カスタム」のような形を作成できます。
https://www.sparxsystems.jp/help/13.0/boundaryobjectsettings.htm

ぜひ最新版をご利用下さい。

ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

Enterprise Architect Version 13.0 リリースメモ (ビルド1309)

○ダイアグラム内の操作・表示
・サブジェクト(境界)要素で、境界線の形を変形できるようになりました。
 ・サブジェクトのプロパティ画面に追加された「スタイル」の項目で「カスタム」を選択して下さい。
 ・サブジェクトの境界線上でCtrl+クリックすることでハンドルを追加し、形を変えることができます。


○ドキュメント生成
・Joomla!形式での出力で、ダイアグラムの拡大率を適切にして画像生成するように改善しました。
・Joomla!形式で、Windowsでの時刻設定によっては生成内容をすぐに参照できない問題を修正しました。
・HTMLドキュメントの生成で、対象のパッケージ数が非常に多い場合に生成できない問題を修正しました。
・HTMLドキュメントの生成で、ポート要素やパート要素が含まれる場合の生成処理速度を改善しました。
・HTMLドキュメントの生成で、不要なdivタグが出力されている問題を修正しました。
・ドキュメントサブウィンドウで、新しく作成した要素に対する動作を改善しました。
・ドキュメントの生成で、テンプレート部品に対して接続の条件を指定している場合に、一部のDBMSリポジトリでエラーになる問題を修正しました。


○画面(ダイアログ・メニューなど)
・仕様ビューで、作者の情報を表示できるようになりました。
・タグ付き値の編集時に、値を変更後に表示位置が維持されるように改善しました。
・チャート要素の設定時に、設定内容のプレビューを表示するようにしました。
・いくつかの画面で、一覧内にチェックボックスがある場合のチェックボックスの表示を改善しました。
・メニュー項目「接続を表示するダイアグラムを指定」を、より明確な「接続を非表示 (他のダイアグラム)」に変更しました。★


○XMIとモデルの入出力
・XMI 2.5.1形式での出力に対応しました。
・パッケージリポジトリで、依存関係のあるパッケージのGUIDをクリップボードにコピーできるようになりました。
・Archimate 2.1 Model Exchangeの読み込みで、要素の前後方向の位置を適切に読み込むように改善しました。


○その他
・APIで、タグ付き値の更新に失敗した場合の動作を、12.1以前のバージョンと同じになるように修正しました。
・XMLスキーマの生成で、最上位の要素について順序設定を適用できるように改善しました。
・SysMLアドインで、ポートなどのプロパティ画面で型選択をキャンセルした場合に設定が消える問題への対処を行いました。★
・マージファイルを利用した差分比較で、削除した項目が正しく検知できない問題を修正しました。★