Enterprise Architect : Enterprise Architect バージョン12.1 ビルド1225 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2015-12-14 16:00:34 (1142 ヒット)

Enterprise Architect 12.1 ビルド1225を本日リリースしました。

いくつかのバグ修正と機能強化・改善を行いました。

ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

Enterprise Architect Version 12.1 リリースメモ (ビルド1225)


○BPSim ビジネスプロセスシミュレーション
・プロパティパラメータの設定に対応しました。(MDG BPSim Execution EngineおよびJDKが必要です。)
 ・プロパティパラメータの初期値は、固定値か指定した範囲の値を指定します。
 ・プロパティパラメータの値は実行時に変更できます。
 ・シーケンスフローの条件として、プロパティパラメータの値を参照することができます。
 ・プロパティパラメータの値はシミュレーションの実行中に参照できます。
・シナリオパラメータの継承を改善しました。
・BPSimのシナリオの評価機能を改善しました。
・BPSimの設定ダイアログの挙動を改善しました。
・BPSimの結果で表示される数値について、小数点以下の値を2桁まで表示するようにしました。

○ダイアグラム内の操作・表現
・UMLプロファイルで定義されたパッケージ要素について、ツールボックスから配置した場合にプロファイルの定義が正しく適用されるように修正しました。
・PostgreSQLをリポジトリに利用しているバイアに、レーン・マトリックス・カンバンの設定が正しく保存されるように修正しました。
・NIEM 3のMDGテクノロジーで、接続の種類名を調整しました。
・テンプレートパッケージを利用時に、ダイアグラム内の要素のDUIDが変わらない問題を修正しました。
・SysMLのブロック定義図で、フローポートに型が設定されていないブロックが存在する場合の描画処理を改善しました。

○データベースモデリング
・DDL変換テンプレートの利用時に、外部キーの名前が50文字に切り捨てられてしまう問題を修正しました。
・DDL変換テンプレートの利用時に、多対多の自己三章の扱いを改善しました。
・DDL変換テンプレートの利用時に、外部キー名の生成に設定したルールを適用するように改善しました。
・ODBC経由でのテーブルの読み込みで、列を多数持つ外部キーの読み込み処理を改善しました。
・ODBC経由でのテーブルの読み込みで、MySQLの主キーの読み込み処理を、古いバージョンのMySQLと互換性があるように変更しました。

○XMI・差分比較とマージ
・ダイアグラム内の差分比較機能で、対象のパッケージ内に複数のダイアグラムが存在する場合の動作を改善しました。
・ベースラインの比較機能で、接続の制約のマージ処理を改善しました。
・ベースラインの比較機能で、子パッケージの内容がスタブの場合には差分として表示しないように改善しました。
・XMIファイルを読み込む場合にGUIDを初期化するようになっていた場合、作者名が空の場合には処理を実行した人を作者として設定するように変更しました。

○その他の変更
・属性と操作のプロパティ画面での操作と、自動コード生成機能との連動を改善しました。
・属性と操作のプロパティ画面で、名前欄は非表示にならないように改善しました。
・属性の「保持方法」について、英語版との非互換を解消しました。★
・接続のプロパティ画面の役割(関連端)タブで、タブを開いた際に一部の値が変更されてしまう場合がある問題を修正しました。
・分類子の指定をする際に、列挙要素も選択画面に含まれるように改善しました。
・印刷のプレビュー画面を閉じる際に、Enterprise Architectの画面を前面に出すように改善しました。
・データベースへの接続エラー画面について、テーマでの設定が反映されるように改善しました。
・モデルの検索ルールの削除を実行しても、削除されない場合がある問題を修正しました。★
・読み込み専用版(Viewer)で、要素のディスカッション機能を利用できるようになりました。
・関係マトリックスを初めて利用する際に、対象の要素の種類の初期値を変更しました。
・付属ドキュメントのエディタで、列挙の形式を切り替えることができるように改善しました。
・テンプレートエディタやリソースサブウィンドウからのドキュメントの生成処理を改善しました。
・APIで、Method.StereotypeExで得られる結果が適切ではない場合がある問題を修正しました。
・大きなモデルに対するシミュレーション機能の動作を改善しました。
・Oracleをリポジトリに利用している場合に、リファレンス情報の読み込み処理を改善しました。
・プロファイルエディタの画面からヘルプを呼び出す場合に表示内容を改善しました。
・NIEMのスキーマ生成で、リテラル列挙値の出力結果を改善しました。
・C++11のソースコードの読み込みで、波括弧初期化の解釈を改善しました。
・TFSやCVSをバージョン管理ツールとして利用している場合に、ドメインに所属しているユーザーでの利用を改善しました。
・「日本語文字列解析」の追加機能を有効にした場合に、ノートサブウィンドウや要素のプロパティウィンドウを開くと不正終了する問題についてインストーラを修正しました。★
・差分のマージ機能で、テスト項目のマージができない問題を修正しました。★