Enterprise Architect : Enterprise Architect バージョン12.0 ビルド1212 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2015-4-17 9:35:27 (826 ヒット)

Enterprise Architect 12.0 ビルド1212を本日リリースしました。

いくつかのバグ修正と機能強化・改善が含まれます。

ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

Enterprise Architect Version 12.0 リリースメモ (ビルド1212)

○シミュレーション
・状態が入れ子になっている状況で、そのトリガに結びつけられた遷移が複数ある場合には、内側の状態間の遷移を優先するように動作を変更しました。
・状態のアクションに複雑な処理が含まれている場合でも適切に処理できるよう、動作を改善しました。
・アクティビティ図のシミュレーションで、振る舞い呼び出しアクションの戻り値を参照できるようになりました。
・Javascriptの処理から、振る舞いを持つ要素のオブジェクトに対して振る舞いをメソッドとして呼び出せるようになりました。

○API
・Connector.TemplateBindings.Countが正しい値を戻さない問題を修正しました。★
・プロジェクト内部に埋め込みで保持するファイルを操作するための以下のAPIを追加しました。
 ・Element.IsInternalDocArtifact
 ・Element.ImportInternalDocumentArtifact
 ・Element.ExportInternalDocumentArtifact

○その他の変更・修正
・ドキュメントの生成ダイアログで、既存のテンプレートを削除しようとすると不正終了する問題を修正しました。★
・GRA(Global Reference Architecture)-UMLのMDGテクノロジーが利用できるようになりました。
・ノートサブウィンドウやプロパティダイアログのノート欄で、行間を広げる設定を追加しました。
・ノート内で箇条書きの記法を利用した場合に、末尾に空白が追加される問題を修正しました。
・画像の管理ダイアログで、クリップボード内の画像を読み込めるようになりました。
・タグ付き値の型として、ImageRefを追加しました。プロジェクト内の画像への参照を選択・保持できます。
・XMI2.xの読み込みにおいて、他のツールで作成したXMIに含まれる制約の情報の読み込み処理を改善しました。
・ナビゲーションバーから呼び出すことができるメニューの表示位置が不適切になる場合がある問題を修正しました。
・パッケージリポジトリ内に格納したMDGテクノロジーの扱いを改善しました。
・HTTPプロトコルで拡張されたWSDLバインディングの読み込みに対応しました。
・プロファイラから生成できるコールスタック図の生成結果を改善しました。
・SysMLアドインで、要求の種類を変更した場合に、タグ付き値が重複する場合がある問題を修正しました。★
・SysMLアドインで、機能要求要素のプロパティを正しく変更できない問題を修正しました。
・SysMLで要求要素を配置直後に名前を設定するとステレオタイプに反映されてしまう問題について、SysMLアドインに回避処理を追加しました。
・「Enterprise Architectで開くファイルの拡張の指定」機能が利用できなかった問題を修正しました。★
・英語版との互換性確保のため、ソースコード生成の言語が設定されていない場合の保持情報を「<なし>」から「」に変更しました。