Enterprise Architect : Enterprise Architect 11.0 ビルド1105 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2014-4-25 11:07:42 (13899 ヒット)

本日、Enterprise Architectのバージョン11.0 ビルド1105をリリースしました。
数多くの機能追加と、バグ修正・細かい改善を行いました。

インストーラのダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm
(このページを表示する際には、有効なサポートIDが必要です。)

リリースメモ(HTML形式):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea.htm
(このページを表示する際には、有効なサポートIDが必要です。)

○リリースメモ

★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。

Enterprise Architect Version 11.0 リリースメモ (ビルド1105)

○以前のバージョンとの非互換についての注意

バージョン11.0では、他の言語版との互換性確保のため、バージョン10.0までのEnterprise Architectで
作成したシーケンス図の「非同期メッセージ」が「同期メッセージ」として表示されます。
この条件に該当する場合には、プロジェクトを開いた際にメッセージが表示されます。
(アドイン「非互換チェック」が有効になっている場合のみ表示されます。)
また、「アドイン・拡張」→「非同期メッセージの互換チェック」→「チェック実行」で
任意のタイミングでチェックを実行できます。

バージョン11.0で正しく表示されるためのパッチの適用方法については、ヘルプファイルの
「非同期のメッセージに対するパッチ」のページをご覧下さい。



○クラウドサーバ機能(HTTP/HTTPSでの通信)
外部のサーバにあるリポジトリを、HTTPあるいはHTTPSで接続できるようになりました。
モデルへのアクセスについて、ユーザ名・パスワードで制限することができます。
サーバは、IIS webサーバか独自サーバを選択できます。
HTTPやHTTPSでの通信時は、通信データ量を減らすような改善を含めています。
Open Service for Lifecycle Collaboration (OSLC)に対応しました。
・OSLCクライアントから、Enterprise Architectのモデル内の要求要素を参照・更新できるようになりました。
パッケージ単位で、モデルを格納・取得するパッケージリポジトリ機能を追加しました。
・モデルの情報と、その他の一般的なファイルを格納できます。
・パッケージ間に依存関係がある場合、他のパッケージも同時に格納します。
・それぞれのパッケージについて、異なるバージョンとして複数の内容を格納できます。
・パッケージを取得する場合、依存関係のあるパッケージも同時に取得できます。
・格納されているパッケージと、モデル内のパッケージの内容を比較できます。

○新形式のプロジェクトファイル
・今までのEAPファイル(MS-JET形式)のほかに、Firebird形式のプロジェクトファイル(拡張子FEAP)が利用できるようになりました。
 (FEAPファイルは、現時点ではネットワークドライブに配置して利用することはできません。)
・FEAPファイルは、全てのエディションで利用できます。

○ドキュメント生成機能
テンプレート本体と、表紙・目次・スタイルシートを分離して定義できるようになりました。
DOCX形式の出力に対応しました。
・機能の名前を、「RTFドキュメントの生成」から「ドキュメントの生成」に変更しました。
フィールド名「valueOf」を「指定したタグ付き値の値」に変更しました。

○仕様ビュー
特定の種類の要素を一覧形式で参照・編集できる「仕様ビュー」を追加しました。
パッケージ内の要素の名前やノートなどをまとめて参照・編集する場合に便利です。
一覧内には、以下の内容の有無を表示できます。関係する情報がある場合にはアイコンで表示され、アイコンをダブルクリックすると該当する情報を参照できます。
・付属ドキュメント
・ディスカッション
・他の要素との関係
・リソースの割り当て
・保守項目
・ファイル
・テスト項目
・リスク

○チャートの表示
モデル内の内容をもとに、チャート(グラフ)として表現できます。
チャートを表示するためのチャート要素を追加しました。
チャートは、円グラフ・棒グラフを選択できます。
チャートの書式はさまざまな観点でカスタマイズできます。
対象はモデル全体とすることもできますし、特定のパッケージ内の要素を対象にすることもできます。
独自のSQLでチャートとして表示される内容を定義することもできます。
CSV形式で固定のデータを指定し、チャートとして表示することもできます。
時系列チャートは、指定したデータについて、時間的な推移を表現する場合に有用です。クラウドサーバを利用している場合は、指定した間隔で定期的に自動更新することができます。
チャートは要素ですので、ダイアグラム内に自由に配置できます。

○ディスカッション
それぞれの要素に対して、コメントなどを記入できる「ディスカッション」機能を追加しました。
ディスカッションサブウィンドウを利用して、参照・記入します。
・スレッド形式で複数の話題を並行に扱うことができます。
・記入・返信を簡単に行うことができます。

○テーマ
テーマ機能を追加しました。
・要素の書式などの設定を「テーマ」として定義し、切り替えて利用できます。
・いくつかの既定の「テーマ」を選択して利用することもできます。
・独自の「テーマ」を定義して利用することもできます。
ダイアグラムの背景に、画像を指定することができるようになりました。
要素の背景色のグラデーション処理を強化しました。
オプションダイアログに「グラデーションと背景」グループを追加しました。
・ダイアグラムの背景に関する設定や、要素の背景色のグラデーションに関する設定をまとめて変更できます。
・要素の背景色のグラデーションは、さまざまな設定ができるようになりました。

○ファイル管理
ドキュメントなどのファイルを、プロジェクトファイル内に直接格納できるようになりました。★
ドキュメントを追加する場合には、対象のファイルをWindowsのエクスプローラからダイアグラム内にドロップします。
ファイルが格納されている場合には、該当ファイルの拡張子に対応するアイコンがダイアグラム内で表示されます。
ダブルクリックするとそのファイルを開くことができます。拡張子に関連づけられたWindowsアプリケーションが起動します。
ファイルを編集した場合には、ファイルを閉じた段階でEnterprise Architect内のファイルを更新することができます。
格納されているファイルは、XMI形式での入出力やバージョン管理・ベースラインの情報に含まれます。また、要素としてコピー・ペーストできます。

○ステートマシンからのソースコード生成
ステートマシンに対して、追加のテンプレートとフレームワークを利用して以下の場合の処理を含むソースコード生成ができるようになりました。
(新しいテンプレートが追加になりました)
・並行領域
・状態の振る舞い
・シグナルの送受信
・C言語 / オブジェクト指向を考慮したC言語 / C++ / C# / Javaに対応します。
「exe実行のステートマシン」要素を作成することで、状態マシンを持つ複数のクラス要素を連携させて動作させることができるようになりました。
ステートマシンの内容から生成したC言語やC++言語のデバッグ版アプリケーションを動作させ、その動作をステートマシン図上で表現できます。
動作解析の設定を自動で生成します。

○シミュレーション
シミュレーションで、オブジェクトを扱うことができるようになりました。
・分類子からインスタンスを作成し、シミュレーション中に配置・参照できます。(ローカル変数サブウィンドウで確認できます。)
・アクション間のオブジェクトフローに利用できます。
・オブジェクトの生成や削除もJavaScriptコードとして記載できます。
・オブジェクトの振る舞いは、CallObjectBehaviorアクションやJavaScriptコードで実行することができます。
・クラスの操作の実装をJavaScriptコードで記載している場合には、その操作をシミュレーションから呼び出すことができます。
アクティビティパラメータが利用できるようになりました。
値は振る舞い呼び出しアクションのピンとして指定できます。
戻り値も、アクションピンとして扱うことができます。
パラメータの値は、アクティビティ要素内でJavaScriptコードを利用して参照できます。
以下の構造アクティビティノードが利用できるようになりました。
・条件ノード
・ループノード
・シーケンシャルノード
以下の種類のアクションに対応しました。
・ReadVariable
・WriteVariable
・ClearVariable
・AddVariableValue
・RemoveVariableValue
・ReadSelf
・Send Object
・Value Specification
・Clear Structural Feature
・Remove Structural Feature Value

○カンバンへの対応
「カンバン」に対応したダイアグラムを作成できます。
カンバンのそれぞれの枠に要素を配置し、簡単に別の枠を移動できます。
枠に対応するプロパティを指定し、別の枠に移動させた場合にプロパティの値を自動的に変更することができます。

○ドキュメントに関するその他の変更
付属ドキュメント内で、一部の文字が利用できない問題を修正しました。★
付属ドキュメント・チームレビュー機能で「コメント」を追記できるようになりました。
・コメントは余白に表示されます。
・コメントの内容は、ドキュメント生成時には出力されません。
関係マトリックスの内容をドキュメント出力する際に、プロファイルとして定義されているすべての内容を出力できるようになりました。★
リソースサブウィンドウ内のテンプレートの表示形式を改善しました。
ダイアグラム内の要素を選択して、ドキュメント生成を実行できるようになりました。
ダイアグラムに対応するテンプレート部品を作ることができるようになりました。
属性のセクションで、利用できる項目として、IsIDを追加しました。
テンプレート部品で出力される情報がない場合に、不要な空白が出力される問題を修正しました。★
ノートの内容にスタイルが適用されない場合がある問題を修正しました。★
付属ドキュメント内に、他のPDFファイルを埋め込むことができるようになりました。
ドキュメントエディタのコンテキストメニューで、「書式設定」以下の項目で対象の文字列に適用済みの書式がある場合、チェックを表示するように改善しました。
ドキュメントエディタのツールボックスの「新規」ボタンを押した際に、内容を初期化して良いか確認のメッセージを表示するように改善しました。★
マスタードキュメントやリンクドキュメントから生成する場合に、関係マトリックスの内容が出力されない場合がある問題を修正しました。
PDFファイルとしてドキュメントを生成する場合に、左上に不要な内容が出力される問題を修正しました。
テンプレート部品で、#Branch#を含む検索ルールにも対応しました。
テンプレート部品のセクションがタグがドキュメントに出力されてしまう場合がある問題を修正しました。
テンプレート部品で生成される内容が16KByteを超える場合に処理が継続できない問題を修正しました
シナリオのセクションタグがドキュメントに残ってしまう場合がある問題を修正しました。
遷移の内容を出力する場合に、処理中に最初に出力対象となった遷移についての生成結果を改善しました。
タグ付き値の名前に括弧を含む場合でも、「指定したタグ付き値の値(ValueOf)」が正しく動作するように改善しました。
HTMLドキュメントのテンプレートで、Attributeのテンプレートで利用できるタグを追加しました。
. #TRANSIENT#
. #DERIVED#
. #ISID#
. #COLLECTION#
. #ISORDERED#
. #ALLOWDUPLICATES#
. #NOTNULL#
. #PK#
. #FK#
. #UNIQUE#
HTMLドキュメントのテンプレートで、Scenario Stepのテンプレートで利用できるタグを追加しました。
. #TYPE#
HTMLドキュメントで、子要素・子ダイアグラムの出力結果を改善しました。
HTMLドキュメントの出力結果のツリーに、UMLDiagramオブジェクトが表示されないように変更しました。
HTMLドキュメントにおいて、URLのタグ付き値がある場合には、その内容をハイパーリンクとして出力するように改善しました。
HTMLドキュメントにおいて、シナリオの出力で「利用」の内容は他の要素へのハイパーリンクになるように改善しました。
HTMLドキュメントにおいて、マスタードキュメント要素を利用する場合でも既定のダイアグラムを指定できるようになりました。
マスタードキュメントに対してHTMLドキュメントを出力する場合に、対象のすべてのパッケージの内容を出力するように改善しました。
HTMLドキュメントに含まれるアイコンの背景を透過するように改善しました。
HTMLドキュメントの出力時に、ダイアグラムが保存されているか確認するように改善しました。
HTMLドキュメントの生成について、http以外のプレフィックスを持つリンクでも、できる限り適切に表示されるように改善しました。
HTMLドキュメントの生成について、操作を振る舞いに関連づけている場合、その振る舞いへのリンクを生成するようになりました。
HTMLドキュメントの生成について、ダイアグラムの画像の色処理を改善しました。
出力したHTMLドキュメントについて、Internet Explorer 11で表示できない問題に対応しました。★
リソースサブウィンドウ内で、付属ドキュメントのテンプレートのグループ間をドラッグ&ドロップで移動できるようになりました。
内部エディタで開いたドキュメントが編集できるようになりました。
ドキュメントの生成ダイアログを開く際の速度を改善しました。
破損したRTFファイルが付属ドキュメントとして保存されている場合の挙動を改善しました。
ドキュメントの出力処理時間を改善しました。
プロジェクトの定数の値を変更した場合に、編集中のテンプレートでもすぐに利用できるように改善しました。
Oracleリポジトリを利用している場合に、SQLで定義されたテンプレート部品の挙動を修正しました。
複数のノートで箇条書きの書式が利用されている場合に、その内容を続けて出力する場合の結果を改善しました。


○ダイアグラム内の操作・機能
ダイアグラムで利用する画像が透過するようになりました。
(32ビットのビットマップかPNG画像を利用する必要があります)
描画スクリプトで定義されている要素にも、画像を適用することができるようになりました。
ダイアグラム内でCtrl+ドラッグで要素の複製を作成する場合に、拡大率が変更されている場合でも作成位置が適切になるように修正しました。
ダイアグラムの境界付近に既存の要素を配置しようとした場合の動作を改善しました。
パートプロパティ・状態・GUI要素について、Ctrlキーを押しながらドラッグした場合に複製を作成できない場合がある問題を修正しました。
直交のスタイルを持つ接続について、作成直後は直線で表示されてしまう問題を修正しました。
要素のフォントを変更すると、太文字で表示される問題を修正しました。★
ダイアグラムの編集のアクセス権がない場合には、Ctrlキー+クリックでの要素作成ができないように修正しました。
要素や接続について、線の太さを2にした場合の描画処理を改善しました。
子要素について独自区画が存在する場合に、ダイアグラムを切り替えた場合の描画処理を改善しました。
要素や接続などのラベルを、すべての接続よりも前面に描画するように変更しました。
状態に応じて色付け表示の機能が有効な場合に、コンポーネント・プロパティ・デバイス・実行環境のそれぞれの要素にも色が設定されるように改善しました。
プリミティブ型要素の名前を変更した際に、関係する属性・操作・操作のパラメータの型も更新されるように修正しました。
ダイアグラムに要素が追加できなかった場合に、ダイアグラムが編集扱いにならないように改善しました。
要素の影の描画処理を改善しました。
要素を状態に応じて色づけ の設定が有効な場合の影の描画を改善しました。
ダイアグラムのオプションにおいて、「ページ境界を表示」のオプションを「ページ境界を非表示」に変更しました。
種類を指定して子ダイアグラムの作成する際に、名前を指定できるように変更しました。
プロジェクトブラウザから分類子を別の分類子にドロップした際に、属性の追加を行うことができるようになりました。
既存の要素をコピーした場合の、作成日・更新日の扱いを変更しました。(作成日はコピー元の要素と同じ・更新日はコピーを実行した日)
接続に関連づけたノートで、接続の制約を表示できるように改善しました。★
プロジェクトブラウザ内でプロファイルで定義された要素を新規作成した場合でも、設定に応じて子ダイアグラムを適切に作成するように修正しました。
子要素を持つ要素画家苦悩されているパッケージがロックされている場合に、ロックされていないダイアグラムにその要素が配置できない問題を修正しました。
接続の種類を集約に変更した場合に、接続のプロパティの保持方法が適切に設定されるように改善しました。
集約のプロパティでOwnedを設定した場合に、接続の端に黒丸を表示するようになりました。
直交のスタイルの接続で、途中の区間を非表示にできるようになりました。。
複数の要素を選択して移動する場合に、親要素の外に移動できてしまう場合がある問題を修正しました。
ダイアグラム内で付属要素の位置を変更した際に、同じダイアグラム内の別の付属要素の位置も変わってしまう問題を修正しました。
オプションの色設定を変更した場合に、開いているすべてのダイアグラムに変更を即時に適用するように改善しました。
描画スクリプトでラベルの色が指定されていない場合に、そのラベルを保持する要素の既定色で表示するように改善しました。
描画スクリプトでエディタで、ArcToを利用している場合のプレビュー表示を修正しました。
ラベルを太字にする設定が、オプションの設定によっては動作しない問題を修正しました。
ダイアグラム操作ツールバーにあるダイアグラムの自動レイアウトのボタンを、タイミング図・相互作用概要図以外で利用できるように改善しました。★
ダイアグラム間で要素をドラッグし、インスタンスとして配置する際の動作を修正しました。★
簡易フィルタの機能で、付属要素間でつながっている要素も関係があると判断するように改善しました。★
ダイアグラム内の要素を上あるいは左に広げる場合に、子要素の位置を変えないように動作を変更しました。★
相互作用の利用へメッセージをつなげた場合の挙動を改善しました。★
要素の種類の変更で、列挙要素に変更できるようになりました。★
シーケンス図のメッセージで、メッセージの送信先に分類子が設定されていない場合でもシグナルを選択・指定できるようになりました。★
「要素の角を丸める」「要素の種類ごとに色を変える」オプションを追加しました。
接続のラベルの位置について、不適切な位置で保存された場合でも正しく表示されるように修正しました。
透過する要素の上にある接続のラベルの背景を、ダイアグラムの背景色で表示するように改善しました。
ダイアグラムフィルタの機能について、実現の接続にも対応しました。
複数の要素の整列について、操作の手順によって結果が変わる場合がある問題を修正しました。
既定の色を変更した場合に、要素内に表示されるアイコンの背景色の処理を改善しました。
要素の自動サイズ調整の機能の実行結果を改善しました。
ダイアグラムの拡大機能で、800%まで拡大できるようになりました。
ダイアグラムの内容をPDFに出力する際に、背景の文字が設定されている場合の処理を改善しました。
情報フローのラベルの折り返し処理を改善しました。
接続のコンテキストメニューで「要素の属性や操作にリンク」の項目が表示されない場合がある問題を修正しました。
状態マシン要素の描画で、角の部分の描画が不適切になる場合がある問題を修正しました。
属性や操作をステレオタイプでグループ化して表示する場合の描画を改善しました。


○ArcGIS
部分的なArcGISスキーマの出力に対応しました。
データ型をRangeDomain要素として扱うように動作を変更しました。
CoordinateSystemダイアログで、最新のタグ付き値を表示するように修正しました。
プロジェクトブラウザからも、ArcGIS関連のメニュー項目を呼び出せるようになりました。
Set Coordinate Systemダイアログで、有効なツリーノードが選択されている場合のみ、参照ボタンを押せるように変更しました。
GeometryDef要素からHasMおよびHasZの属性を削除しました。

○ArchiMate
ArchiMate 2のいくつかの要素について、名前の表示位置を変更しました。
ArchiMate 2に、モデルテンプレートを追加しました。
ArchiMate 2のSpecializationをクイックリンクで正しく作成できるように修正しました。
Archimate要素のラベルの色を、その要素のフォント色で表示するように修正しました。

○BPMN
BPMN2.0アクティビティ要素にLoop Order属性を追加しました。
BPMNのゲートウェイ要素を配置した際に、ダイアグラムのスクロール状態が不適切になる問題を修正しました。
BPMN1.1モデルから2.0モデルの移行機能の処理を改善しました。
BPMN2.0のグループ要素の描画を改善しました。
BPMNのプール・レーンのサイズを変更する際に、フローの向きがない場合に親プールが消える問題を修正しました。
BPMN2.0の評価機能を改善しました。
アクティビティやイベントなど、種類を持つ要素をクイックリンクで作成する場合の挙動を改善しました。
クイックリンクでフローを作成後、F3キーでフローを作成する場合でも正しく動作するように修正しました。
メッセージフローで、アイコンが表示されなくなる場合がある問題を修正しました。
BPMN評価アドインで、シーケンスフローの条件チェックが間違っていた点を修正しました。

○ERD
データモデルからERDへの変換ルールについて、ERD_Attribute要素のタグ付き値の変換処理を修正しました。
ERDからデータモデルへの変換ルールについて、ERD Entity要素とERD Attribute要素間の接続の向きは考慮しないように改善しました。

○GML
GML 3.3に対応しました。
・GMLプロファイルの内容を更新しました。
・GMLアプリケーションスキーマ3.3形式での出力に対応しました。
GML3.2.1で、GML CodeTypeで定義される外部のディクショナリへの参照がある場合の生成結果を改善しました。
プロジェクトブラウザやダイアグラムからExtensionsの出力を実行できるようになりました。
GMLの出力時に、モデルグループに対してminOccursの属性を生成するようになりました。

○SysML
ノート要素を、SysMLのコールアウト表記として利用できるように強化しました。
要求要素の区画として、trace, copy, deriveReqt, verifyを表示するように改善しました。
「UML文法に準拠」のオプションを有効にすると、SysMLの場合でも要素間の関係が適切かどうかを判断するように改善しました。
ブロックが保持するフロープロパティが削除されたり、他の要素に変わったりした場合に、ポートの向きを正しく表示するように修正しました。
ブロック要素の表示について、ステレオタイプを持つプロパティ要素の区画内での表示を改善しました。
Viewpoint要素の属性をダイアグラム内に正しく表示するように修正しました。★
SysML1.2/1.3の制約ブロック要素のキーワード表記を修正しました。
allocateアクティビティパーティション要素のキーワード表記を修正しました。
内部ブロック図やパラメトリック図を右クリックメニューから作成する場合には、ダイアグラムの種類の選択ダイアログを出さないように改善しました。★
SysML1.3の有向特性(DirectedFeature)に対応しました。
ダイアグラムフレームが表示されている場合でも、割り当てパーティション内に要素を配置した際に、プロジェクトブラウザ内で親子関係が適切になるように修正しました。
SysMLのパラメトリック図のシミュレーションで、CSV出力される内容についてWindowsの区切り文字の設定に従うように改善しました。
SysMLのダイアグラムの名前空間の表示を改善しました。
SysMLで、点線のコントロールフローで[]が表示される問題を修正しました。★
SysMLアドインで、ポートやパートプロパティの型をダイアグラム内に表示するかどうかの設定を追加しました。
SysMLアドインで、要求間の複製(copy)関係についての機能を追加しました。★
SysMLアドインで、ダイアグラム内の区画の設定を一括変更する機能を追加しました。★
SysMLアドインで、ポートに対して入出力の向きを指定した場合、自動的にフロープロパティを作成する機能を追加しました。★
SysMLアドイン利用時の動作速度を改善しました。
SysMLが利用できるエディションの制限をなくしました。(どのエディションでも、MDG Technology for SysMLを購入すれば、SysMLの描画が可能になります。)
パラメトリック図のシミュレーション機能について、プロフェッショナル版以上で利用可能に変更になりました。


○UML
サブマシン状態の入場点・退場点の参照定義に対応しました。☆
・状態マシン要素に定義された入場点・退場点を、サブマシン状態の入場点・退場点と関連づけることができます。
・1つの参照定義で、複数の入場点・退場点と結びつけることができます。
状態要素の内部遷移について、アクションと同じ区画に表示されるように改善しました。
疑似状態要素にステレオタイプを設定した場合で、ステレオタイプにアイコンが関連づけられている場合の描画を改善しました。
アクションピンでパラメータの型を表示するように改善しました。
関連の接続で、両端に菱形が表示されるような設定ができないように改善しました。
コネクタの接続で、作成時の接続の向きを「未指定」になるように修正しました。★
実現の接続で、ステレオタイプの指定がある場合にはステレオタイプを表示するように修正しました。
UMLプロファイルの定義で、ステレオタイプ要素とメタクラス要素の間を結ぶ場合に「UML文法に準拠」のオプションに影響されないように改善しました。
コラボレーションの利用要素についても、「ユースケースの縦横費を維持しない」のオプションに応じて動作するように改善しました。
アセンブリコネクタで、自動ルートのスタイルを利用できるように改善しました。
コミュニケーション図のメッセージにノートリンクをつなげる場合に、メッセージの送信元と送信先が同じ要素の場合の描画を改善しました。
構造アクティビティノードについて、ダイアグラムの保存時などに描画が乱れる問題を修正しました。
Ctrl+SHIFT+カーソルキーの操作で集約およびコンポジット集約を作成する場合に、向きはオプションに従うように修正しました。
公開インターフェースへのメッセージを、ライフラインにつながるように描画を修正しました。
列挙要素の名前空間の表示内容を修正しました。
振る舞い呼び出し要素が選択不可の場合でも、ダブルクリックすると関係するダイアグラムが表示されるように改善しました。
フォーク・ジョイン要素の向きの変更をUndoする場合に、要素の長さが変わってしまう問題を修正しました。
名前がないアクション要素について、効果の内容が描画される場合がある問題を修正しました。
名前がないアクション要素について、名前の直接変更時の挙動を改善しました。
ポートの名前を変更した場合に、インスタンスのポートの名前も変わるように修正しました。
ロックされたポートの再定義ができるようになりました。
情報フローの接続の向きを変更した場合に、ラベルの内容が重複して描画される場合がある問題を修正しました。
サブアクティビティの区画のサイズの変更ができるようになりました。
アクターにステレオタイプを設定した場合に、他の情報と重なって表示される問題を修正しました。
状態要素および状態マシン要素について、子ダイアグラムを持つ場合に、作成直後は子ダイアグラム内にフレームを表示するように変更しました。
接続のステレオタイプを非表示にする設定にした場合でも、遷移のガード条件は表示するように修正しました。
シーケンス図内のオブジェクト要素について、要素のパッケージ名を表示する場合に要素の直下に表示されるように修正しました。
条件ノード要素で、節を追加した場合に「本体」の内容を空にするように動作を改善しました。
ノート要素に、要素の制約の内容が表示できない問題を修正しました。★
データ型要素がパート要素を保持できるようになりました。
シーケンス図において、ノート要素の前後方向の順序を自由に指定できるように改善しました。
複合フラグメントに、「ロック」のためのボタンを追加しました。ロックを実行すると、以下のような挙動になります。☆
・上下方向にのみ移動可能になります。
・他のメッセージとの包含関係が変わるような移動はできません。
・移動やサイズ変更を行った場合でも、内容が維持されるように必要に応じて調整を自動実行します。
・含まれているメッセージが外にはみ出すような大きさに変更することはできません。
クラスの名前を変更した際に、そのクラスが戻り値の型となっているメッセージの情報を更新するように改善しました。
相互作用の利用要素の「振る舞い」として指定できる要素を相互作用要素のみに限定しました。また、設定後は、ダブルクリックするとその相互作用要素が持つダイアグラムに移動できるようになりました。
アクション要素やアクティビティ要素が保持する子要素をシーケンス図に配置した際に、ライフラインを表示しないように修正しました。
シナリオからのシーケンス図の生成で、パッケージへの参照がある場合に、そのパッケージをライフラインの分類子に設定してしまう問題を修正しました。
分類子へのリンクを汎化されたクラス間の関連に設定できるようになりました。
ユースケース要素のインスタンスを作成した場合に、名前に下線を表示するように改善しました。
アクティビティパラメータ要素の向きとしてreturnが設定できるようになりました。
状態の領域に配置した疑似要素が、ダイアグラムの再読込後も正しく領域内に保持されるように修正しました。


○画面設計

Win32画面設計のPicture Control要素に、画像を適用することが可能になりました。
Win32画面設計の画面要素に対して、自分自身への接続の表示が不適切になる問題を修正しました。
汎用画面設計のDialog要素について、要素を選択したときに表示されるハンドル境界線の描画を改善しました。
Win32画面設計のいくつかの要素について、拡大縮小をした場合の描画を改善しました。
Win32画面設計のコンボボックスについて、ドロップダウンリストの高さを指定できるようになりました。
・コンボボックス内の矢印ボタンを押すと、ドロップダウンリストの高さを指定できます。
・指定した内容は、リソースファイルとして出力する際に反映されます。
Win32画面設計のそれぞれの要素について、ダイアグラム内で移動した際に親子関係が設定されないように修正しました。

○その他の記法
MDG Technology for NIEMが利用できるようになりました。
タグ付き値の型として、DateTime型を廃止し、Date, Time, Timestampの3つの型を追加しました。
SPEMの要素ついて、ダイアグラムに要素を配置した際にステレオタイプから"SPEM_"を表示しないように改善しました。
データベースの比較を実行した結果を、クリップボードにコピーできるようになりました。★
テーブル要素間に関連を接続した場合に、関連の向きはオプションに従うように修正しました。
組織図の接続のスタイルを変更できるようにしました。
ダイアグラムゲート要素を含むダイアグラムをUML以外の図でフレーム(枠)形式で表示する場合に、ゲート要素を表示するように修正しました。
データベースの列で、型が変更になった場合に列のプロパティの値を初期化するように修正しました。
描画スクリプトでSetOriginを利用している場合に、ラベルの位置が適切になるように改善しました。
描画スクリプトで、要素に関係している他の要素の情報を区画として出力する機能を追加しました。(shape RelatedElement)
描画スクリプトのプロパティとしてPriorityとIsDrawCompositeLinkIconが利用可能になりました。
描画スクリプトからアドインを呼び出す場合に、その引数の大文字小文字を無視するように改善しました。
独自のクイックリンクの定義で、独自に定義したダイアグラムに対するルールが正しく反映されるように修正しました。
MDGテクノロジーの設定画面で、関係するWebサイトとしてhttpsで始まるURLが指定できるようになりました。
クイックリンクの対象のダイアグラムの定義で、*文字を利用できるようになりました。例えば、「BPMN2.0::*」と指定した場合は、BPMN2.0プロファイル内のすべてのダイアグラムで有効になります。
テーブル要素を拡張した要素について、データベースの種類が指定できるように修正しました。
実現の接続を拡張して定義したプロファイルについて、リソースサブウィンドウ内に読み込んだ場合に接続が作成できない問題を修正しました。
プロファイルパッケージで、ステレオタイプprofileの大文字小文字が一致しない場合でも適切に動作するように改善しました。
UMLのメタモデルで定義されている追加プロパティについて、UMLプロファイルで値を上書きできるようになりました。
「箇条書き」のMDGテクノロジーを追加しました。
DFDアドインおよびFTAアドインについて、さまざまなバグを修正しました。
DFDアドインで、プロセス要素の名前に改行を入れられるように改善しました。★

○XMI
XMI1.1の読み込みにおいて、子パッケージのスタブを含む場合には、子パッケージのプロパティは実体を持つXMIファイルの内容を優先するように修正しました。
XMI2.xの読み込みにおいて、タグ付き値や制約に';'の文字を含む場合の処理を修正しました。
他のツールで作成されたXMI2.xの読み込みにおいて、コメントの読み込み処理を改善しました。
他のツールで作成されたXMI2.xの読み込みにおいて、制約と要素の関連づけ処理を改善しました。
XMI2.xの読み込みにおいて、プロファイル要素・メタクラス要素の読み込み処理を改善しました。
XMIファイルの読み込みにおいて、接続の情報の読み込み中にDAOエラーが発生し、接続の情報が読み込まれない問題を修正しました。
XMIの読み込みにおいて、呼び出しアクションのアクションピンでGUIDが重複しないように処理を改善しました。
Rhapsodyファイルの読み込みにおいて、SysMLブロックとプロパティの間の関係の解析処理を改善しました。★
XMI2.xの出力において、関連のプロパティ(再定義・サブセット)に対応しました。
XMI2.xの出力において、操作の再定義と例外の発生についての出力結果を改善しました。
XMI2.xの出力において、OMGで定義されている適切な名前空間名を出力するように修正しました。
XMI2.xの出力において、操作のパラメータの'isUnique'の出力を改善しました。
XMIの出力において、ポートのインスタンスが持つタグ付き値の出力処理を改善しました。
モデルの内容の再調整機能を実行した際に、パッケージのチェックアウト状態が変わってしまう場合がある問題を修正しました。
XMIの出力のアクセス権がない場合には、モデルの出力機能を利用できないように修正しました。
XMLスキーマの生成において、列挙要素の扱いを改善しました。
XMLスキーマの読み込みダイアログにおいて、ログのコピー・保存ができるようになりました。
XMLスキーマおよびWSDLの生成を、UTF-16形式で適切に出力できるようになりました。
XMIファイルの読み込みにおいて、GUIDを初期化する場合に、状態要素の領域の情報が維持されなくなる問題を修正しました。
XMIファイルの出力において、ノート要素を含むダイアグラム要素の出力処理を改善しました。

○API
Attribute.IsIDを追加しました。
テンプレート束縛の情報を得るための、Element.TemplateparametersおよびConnector.TemplateBindingsを追加しました。★
Repository.GetGapAnalysisMatrix()を追加しました。ギャップ分析マトリックスの内容をXML形式で得ることができます。
Repository.GetRelationshipMatrix()を追加しました。モデル内に定義されている関係マトリックスプロファイルの内容をXML形式で得ることができます。
Element.GetBusinessRules()を追加しました。対象の要素に格納されているビジネスルールをXML形式で得ることができます。
Package.ApplyUserLockRecursive()を追加しました。パッケージとその配下の要素にまとめてユーザーロックを適用することができます。
Package.ReleaseUserLockRecursive()を追加しました。パッケージとその配下の要素にまとめて排他ロックの解除を実行することができます。
Package.ApplyGroupLockRecursive()を追加しました。パッケージとその配下の要素にまとめてグループロックを適用することができます。
Element.DeleteLinkedDocument()を追加しました。付属ドキュメントを削除できます。
Element.SetCompositeDiagram()を追加しました。要素の子ダイアグラムを指定できます。
Repository.LoadAddins()を追加しました。API利用時に、アドインを有効にすることができます。
スクリプト機能で、Session.Inputが利用できるようになりました。
束縛の情報を扱うための、TemplateBindingクラスを追加しました。★
DocumentGenerator.InsertTextで文字列を挿入した際に、挿入位置のスタイルが適用されるように修正しました。
DocumentGenerator.NewDocumentを実行した際に、スタイルの内容は指定されたテンプレートのものが適用されるように修正しました。
Repository.ClearAuditLogs()で戻り値として戻される値の内容を改善しました。
インテリセンスでRepostiory.LibraryVersionが利用できるように改善しました。
EA_OnPostNewConnectorの中でRepository.SuppressEADialogsを適用した場合、正しく動作するように修正しました。★
Repository.AdviseConnectorChangeを実行した場合に、接続のタグ付き値の変更も正しく検知するようになりました。★
Project.SaveControlledPackageの実行時に、子パッケージも対象にするかどうかのオプションを反映するように修正しました。
Project.ImportPackageXMIが失敗した場合に、GetLastErrorでエラーの情報を確認できるように改善しました。
DiagramObjectのElementIDを変更できるようになりました。。
Connectorが持つプロパティの値として不適切な値を指定した場合に、Enterprise Architectが不正終了する場合がある問題を修正しました。
スクリプト機能で、Session.Outputの出力結果が長い場合に16383文字に丸めて正しく表示するように動作を変更しました。
ダイアグラムの作成時に発生するイベントについて、正しい順序で発生するように修正しました。(EA_OnPostNewDiagramの発生後、EA_OnPostOpenDiagramが発生する)
新規に要素を作成した際に発生するEA_OnPreNewDiagramObjectイベントで、作成したElementIDを取得できるように改善しました。
UMLプロファイルの要素をダイアグラムに配置した際にEA_OnPostNewDiagramObjectが発生しない問題を修正しました。
EA_OnRetrieveModelTemplateのイベントについて、空文字列を戻すことが可能になりました。(モデルテンプレートを追加しない場合)
要求要素を他の要素の上にドロップした場合に、EA_OnPreNewConnectorおよびEA_OnPostNewConnectorが発生するように修正しました。
プロジェクトブラウザのプロジェクトルートが選択された場合のEA_OnContextItemChangedの挙動を改善しました。
Element.CustomPropertiesおよびConnector.CustomPropertiesで得られるCustomPropertyについて、変更を保存できるようになりました。★
属性・接続・関連端について、APIでUMLプロファイルのステレオタイプを追加した場合に、関係するタグ付き値を追加するように改善しました。
属性・操作・接続のステレオタイプ名が50文字よりも長い場合の更新処理を修正しました。
付属要素を配置した場合に、指定した位置に適切に配置されるように修正しました。★
独自のアドインで、フローティングライセンスの機能を利用できるようになりました。★
Project.GenerateClassで列挙要素が出力できない問題を修正しました。
アドインで作成したタブ(ビュー)について、他のサブウィンドウと結合した場合にタブの名前が失われる問題を修正しました。
読み込み専用版では、アドインのメニューの実行や独自のビューの追加はできないように変更しました。
MDGアドイン製品の評価版がインストールされている環境で読み込み専用版を実行した際に、評価期間に含まてしまう問題を修正しました。

○ソースコード生成
関連クラスに対するコード生成機能を追加しました。
・関連クラスは、両端のクラスの属性として生成されます。
・ソースコード生成テンプレートで、関連クラスを扱うためのフィールド置換マクロを追加しました。classIsAssociationClass, linkAttOwnedByAssociation, linkAttOwnedByClass, linkIsAssociationClass, connectorIsAssociationClass
・モデル変換機能で、関連クラスの生成が可能になりました。
アクティビティ図からのソースコード生成において、do-while形式のループの扱いを改善しました。
アクティビティ図からのソースコード生成において、入力フローが複数ある場合の処理を改善しました。
アクティビティ図からのソースコード生成において、アクティビティパラメータの既定値を生成できるようになりました。
テンプレート束縛の接続に関するコード生成を強化しました。
・C++のソースコード生成において、Include文の生成結果を改善しました。
・フィールド置換マクロimportFromTemplateBindingを追加しました。
モデル変換機能で、束縛パラメータを持つテンプレート束縛の接続が生成できるようになりました。
ソースコードの読み込みにおいて、追加のコレクションクラスに対する情報が適切に解釈されない場合がある問題を修正しました。
VB.Netのソースコードの読み込みにおいて、プロパティ宣言とアクセッサの両方にコメントがある場合の処理を改善しました。
機能マクロRIGHTとMIDについて、指定された位置や長さが不適切な場合には文字列全体を返すように変更しました。
C言語のソースコードの読み込みにおいて、#defineの解釈を改善し、属性・操作(関数)の認識を改善しました。
Cのソースコードの読み込みにおいて、#defineの内容が.hから.cに移動してしまう場合がある問題を修正しました。
Cのソースコードの読み込みにおいて、型名が属性の名前として判定されてしまう場合がある問題を修正しました。
CおよびC++のソースコードの読み込みにおいて、無名のビットフィールドの扱いを改善しました。
C++およびC#のソースコードの読み込みにおいて、名前空間の別名で参照されるクラスとの関連を追加するように改善しました。
CおよびC++のソースコードの読み込みにおいて、GNU/GCCの__attribute__キーワードに対応しました。
CおよびC++のソースコードの読み込みにおいて、関数ポインタを引数(パラメータ)の型として認識するように改善しました。★
C++のソースコードの生成において、実現したインターフェースのコンストラクタの実装は生成しないように修正しました。
C++のソースコードの生成において、インターフェースで定義されたメソッドはvirtualとして生成するように改善しました。
C++のソースコードの生成において、staticではなくリンクされた属性を実装ファイルに生成しないように改善しました。
ソースコード生成で、内部クラス間の関連についてのコード生成結果を改善しました。
VB.NETのソースコードの読み込みにおいて、自動実装のプロパティの読み込み処理を改善しました。
モデル変換機能で、要素のフェーズの情報を設定可能になりました。
ソースコードの読み込みにおいて、配列の定数の名前が非常に長い場合でプロジェクト内に格納できない場合には、名前の一部のみを保存するようにしました。
ソースコードの出力において、コレクションクラスの出力でターゲットの型として限定子の名前を利用できるように改善しました。
モデル変換内でEASLマクロを利用している場合の処理を改善しました。
C#およびVB.NETで、asychのキーワードに対応しました。
ソースコードの読み込みにおいて、テンプレートクラスへの関連を属性として適切に読み込むように改善しました。
Adaのソースコードの読み込みにおいて、オーバーロード関数の読み込みを改善しました。
ソースコードの自動生成機能が有効な場合に、属性や操作の削除の場合の動作を改善しました。
ソースコードの生成において、クラスと列挙要素の間に関連がある場合に、クラスの属性として扱うように改善しました。★
.NET4.0のアセンブリの読み込み処理を改善しました。

○データベース設計
データベースの比較機能で、差分のDDLとして表示した内容をクリップボードやファイルに保存できるようになりました。★
MySQLのデータベースの読み込みで、既定値に"ON UPDATE CURRENT_TIMESTAMP"をもつ列の外部キーの読み込みを修正しました。
SQLServerのデータベースの読み込みで、複合主キーや複合一意制約の読み込みを改善しました。
DB2のデータベースの読み込みで、Unicodeに関係するエラーが発生しないように改善しました。
PostgreSQLのデータベースの読み込みで、列の順序が変わってしまう問題を修正しました。
Oracleのデータベースの読み込みで、ソートされたインデックスの読み込みを改善しました。
Oracleのデータベースの読み込みで、複合一意制約の読み込みの順序を維持するように改善しました。
SybaseASEのデータベースの読み込みで、列の既定値の読み込み処理を改善しました。
Firebird/InterBaseのデータベースの読み込みで、複合外部キーの読み込みに対応しました。
データベースの読み込みで、複合一意制約と外部キーが結合している場合の読み込み処理を改善しました。
データベースの読み込みで、多数の依存関係があるビューの読み込み処理を改善しました。
データベースの読み込みで、ストアドプロシージャのパラメータの読み込み処理を改善しました。
パッケージ内のDBMSの設定の一括変更機能で、ストアドプロシージャ・ビュー・ファンクションに対しても更新するように改善しました。
テーブルの列の編集で、ダイアログを開いた際に既定の型を表示するように改善しました。
SQLServerのデータベースの読み込みで、外部キーのRESTRICTの扱いを改善しました。
SQLServerのデータベースの読み込みで、インデックスや制約のFILLFACTORおよびINCLUDE節の扱いを改善しました。
SQLServerのDDLの生成で、列のコメントを出力する場合で複数のテーブルをまとめて出力する場合の出力処理を改善しました。
SQLiteのDDL生成で、自動インクリメントの列に対応しました。
外部キーの制約ダイアログで、複合主キーの一部の一意制約を結合できるようになりました。
すべてのデータベース設計要素のオーナ情報をダイアグラム内に表示できるようになりました。
外部キーの制約ダイアログで、参照整合性の設定を変更した場合の挙動を改善しました。
外部キーの制約を示す操作の名前をプロジェクトブラウザ内で直接編集できるように改善しました。
外部キーの名前付けの処理を改善しました。
主キーの型を変更した場合に、対応する外部キーの型も変更するように改善しました。
PostgreSQLのDDL生成において、チェック制約の出力を改善しました。
ビューの依存関係の定義において、モデル内でテーブル要素と依存関係で結んだ場合も考慮するように改善しました。★
テーブルの列のダイアログで、列のノート欄の大きさを大きくしました。
いくつかのDBMSについて、データベースのデータ型の既定値を変更しました。
テーブル間の関連について「要素の属性や操作にリンク」が設定されている状況で、外部キーの設定を変更するとリンクが解除される問題を修正しました。
列のデータ型を変更した際に、列の拡張プロパティの内容を消去するように変更しました。
MDA変換機能でDDL変換を実行する際に、操作の名前が50文字を超える場合の処理を追加しました。

○動作解析
64ビットアプリケーションのデバッグに対応しました。(Java, Microsoft Nativeおよび.NET)★
64ビット実行環境のワークベンチ変数の作成に対応しました。(Javaおよび.NET)
プロファイラとデバッガを実行時に切り替えることができるようになりました。
プロファイラで、行単位での実行数の記録ができるようになりました。
トレースポイントマーカーに条件を指定できるようになりました。
Javaで再帰的にビルドを実行する場合に、ビルドディレクトリへの参照を保持しないように修正しました。
Javaのデバッグにおいて、列挙型の変数の値を変数サブウィンドウに正しく表示するように改善しました。
Javaおよび.NET環境において、記録マーカーがネストしている場合の記録処理を改善しました。
Javaのでバッグにおいて、ソースコードが見つからない場合のメッセージを改善しました。
.NETのデバッグにおいて、コレクション・配列内の列挙値や構造体の表示を改善しました。
.NETのデバッグにおいて、基底クラスの属性の値の各種サブウィンドウへの表示を改善しました。
Windows Nativeのデバッグにおいて、STLのbasic_string型の内容を文字列として表示するように改善しました。
Windows Nativeのデバッグにおいて、各種サブウィンドウにstatic変数が重複して表示される問題を修正しました。
Windows Nativeのデバッグにおいて、Visual Studio 2013で作成されたアプリケーションのSTLコンテナの表示を改善しました。
GDBを利用したデバッグにおいて、gdbinitファイルを指定できるようになりました。☆
スクリプトのデバッグ中に、コールスタック内の情報をダブルクリックするとローカル変数などの情報を表示できるようになりました。
スクリプトのデバッグ機能について、WindowsXPで利用した場合の終了処理を改善しました。
スクリプトのデバッグ機能について、オブジェクトや未定義の変数の扱いを改善しました。
マルチスレッドで動作するアプリケーションのプロファイル処理を改善しました。
プロファイラの実行結果の表示で、利用されている順に関数を表示するように改善しました。
スタック補足マーカーで、記録するフレームの数を制限するオプションを追加しました。
ローカル変数サブウィンドウ内で浮動小数点の値を変更できない問題を修正しました。
プロファイラで、記録した情報を削除する前に確認のメッセージを表示するように変更しました。
ソースファイルを開く機能で、プロファイラのデータを開くことができるようになりました。

○シミュレーション
振る舞い呼び出しアクションやBPMNのイベントなどにもブレークポイントを設定できるようになりました。
シミュレーション実行中の要素の選択処理を改善しました。
Javascriptコードから、シミュレーション実行中に存在するオブジェクトの操作を呼び出せるようになりました。
BPMNのシミュレーションで、loop typeをScriptおよびSend Messageに設定できるようになりました。
シーケンス図のシミュレーションで、オペランドの条件がないフラグメントを無視するようになりました。
UIBroadcastSignalおよびBroadcastSignalで、シグナルの指定でGUIDと名前のどちらでも指定できるようになりました。
シーケンス図のシミュレーションにおいて、Criticalのフラグメントに対応しました。
シミュレーショントリガのサブウィンドウにおいて、1つの遷移に複数のトリガが結びついている場合の表示を改善しました。★
シミュレーションの出力において、開始および終了要素について、名前を表示するように改善しました。
ステートマシン図のシミュレーションにおいて、状態の領域が定義されていてその中に状態が存在しない場合に、動作を停止しないように改善しました。
ステートマシン図のシミュレーションにおいて、entry,do,action以外の操作が定義されている場合には無視するように改善しました。
効果にアクティビティが設定されている遷移が存在する場合にシミュレーションを停止しないように変更しました。
シミュレーションの実行時にエラーになり実行できない場合がある問題を修正しました。


○比較機能
プロジェクトファイル内に格納されているベースラインが大きい場合の処理速度を改善しました。
遷移の効果に改行文字が含まれる場合に、差分として表示しないように改善しました。
要素に割り当てられたリソースについて、同名の異なるタスクを正しく区別して比較するように修正しました。
比較実行中の進捗表示を改善しました。
比較処理をキャンセルした場合に、その旨をステータスバーに表示するように改善しました。
シーケンス図のメッセージの順序の変更を検出できるように改善しました。
ダイアグラムの比較機能で、ベースライン側にダイアグラムが存在しない場合の処理を改善しました。
パッケージへの接続のマージ処理を改善しました。
値に改行を含むタグ付き値について、差分が存在すると判定される問題を修正しました。
比較対象外のパッケージに含まれる要素との接続で、対象の要素の名前の表示が誤っている問題を修正しました。
列挙要素の比較の結果が不適切になる問題を修正しました。


○DBMSリポジトリ・プロジェクトファイル
Oracleのリポジトリを利用している場合に、要素ごとに表示する属性・操作を指定した場合の保存処理を改善しました。
プロジェクトを名前をつけて保存する際に、編集中のダイアグラムの変更内容を保存するように改善しました。
Oracleのリポジトリを利用している場合に、多くのスイムレーンが存在するダイアグラムの保存でエラーになる問題を修正しました。
Oracleのリポジトリを利用している場合に、マトリックスプロファイルの保存でエラーになる場合がある問題を修正しました。
複製機能が有効なEAPファイルについて、ステレオタイプが設定された属性のコピーに失敗する問題を修正しました。
JET4.0での複製機能で、複製の同期機能を実行した場合に常にエラーが表示される問題を修正しました。★
MySQLからEAPファイルへの転送で、名前が空のテンプレートがある場合でも転送できるように改善しました。
JET4.0のEAPファイルで、'|'(縦棒)文字が含まれる場合にエラーになる場合がある問題を修正しました。
Oracleへの転送で、既定のソースコード欄にC++の複数行形式のコメントが含まれる場合に転送が失敗する場合がある問題を修正しました。
プロジェクトの転送ダイアログで、EAが対応していないDBMSに転送した場合にメッセージを表示するように修正しました。
PostgreSQLのリポジトリを利