Enterprise Architect : Enterprise Architect 10.0 ビルド1005 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2013-1-18 13:09:59 (1669 ヒット)

本日、Enterprise Architectのバージョン10.0 ビルド1005をリリースしました。
ビルド1004で発生したバグ修正や、ビルド1004に盛り込むことができなかったバグ修正を
行いました。

インストーラのダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

なお、今回インストーラの構成ファイルに変更があったため、パッチファイルの
提供はありません。ビルド1004からの更新の場合も、インストーラを
ダウンロードしてご利用下さい。

○主な修正項目

・要求要素のプロパティダイアログで、入力領域以上の名前を入力できない問題を修正しました。★
・PFDアドインおよびDFDアドインで、フローのプロパティの変更が即時に反映されない問題を修正しました。★
・DFDアドインで、データフローの名前を常に編集できるようにするためのオプションを追加しました。★
・SysMLアドインについて、いくつかの修正を行いました。★
・属性・操作拡張プロパティアドインが動作しない問題を修正しました。★
・要素にステレオタイプを適用する場合に、既に同名のタグ付き値が存在する場合には、そのタグ付き値はそのまま残すように修正しました。★
・Windows8での起動時の処理を高速化し、エラーがイベントビューアに記録される問題を修正しました。★


Enterprise Architect Version 10.0 リリースメモ (ビルド1005)


★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。

○画面・操作など
・ArchiMateのMDGテクノロジーが有効になっている場合に、ダイアグラムを開いた際に関係づけられているツールボックスが開かない問題を修正しました。
・ダイアグラムを画像として保存する場合に、接続のラベルで非表示になっているものがある場合の画像のサイズの計算処理を修正しました。
・ツールバーでいろ設定する場合に、文字色や境界色を黒に設定できない問題を修正しました。
・SysML1.3のポートで、向きが指定されていないプロパティを含む場合の向きの表示を改善しました。
・汎用画面設計のScreen要素で、要素名の長さと要素の幅が一致していない場合にリサイズするように改善しました。
・親クラスとインターフェースの指定ダイアログ内の項目のレイアウトを変更しました。
・プロジェクトブラウザから要素をダイアグラム内にドロップした際に表示される要素の貼り付けダイアログについて、一部の項目の設定内容が保存されない問題を修正しました。
・ダイアグラムの自動レイアウト機能のルールの「寄せ」の名前を「整列」に変更しました。
・ノートなどの編集時にテキストを右クリックして表示される「検索」の項目に表示される内容を、バージョン9.3までと同じになるように修正しました。
・ノート内の単語に対して右クリックメニューからのプロジェクトの内の検索が動作しない問題を修正しました。
・要求要素がの種類名がRequirementと表示される問題を修正しました。
・要求要素のプロパティダイアログで、入力領域以上の名前を入力できない問題を修正しました。★
・Ctrl+ドラッグで要素を複製する場合に、Windowsのクリップボードの内容を参照してしまう問題を修正しました。
・プロジェクトブラウザ内で属性や操作をダブルクリックした場合に、適切なプロパティ画面が表示されるように修正しました。
・コマンドセットの作成ダイアログで、キーボードで操作する場合、名前をつけて保存することができない問題を修正しました。
・パッケージの管理メニュー以下のメニュー項目で、ショートカットキーが重複している項目のキーを変更しました。

○API
・ScenarioStep.Resultの内容がUpdateを実行しても保存されない問題を修正しました。
・ステレオタイプを適用した場合に、関係するタグ付き値が保存されない問題を修正しました。

○BPMN
・割り込みのない開始イベントで、点線が二重に表示される問題を修正しました。
・コラボレーション図での終了イベントの要素の表現を他の種類の図と同じになるように修正しました。
・Ad-hocなサブプロセスで、並行ループのアイコンを表示しないように修正しました。
・コレオグラフィ要素の表示を改善しました。
・シーケンスフローをビジネスプロセス要素に接続している場合に、評価機能でエラーとして扱わないようにしました。

○データベースモデリング
・SQL Serverで、同一のテーブル・異なるスキーマのチェック制約を読み込めるように改善しました。
・複数の列のコメントが同じ場合に、DDL生成で列が生成されない場合がある問題を修正しました。
・Oracleの一意制約を一意なインデックスとして読み込んでしまう問題を修正しました。
・列の自動採番において、開始値および増分に負の値を指定できるように改善しました。
・Oracleのデータベースの読み込みで、NOT NULLのチェック制約を読み込まないようにしました。
・Oracleのデータベースの読み込みで、1000件以上の項目を一度に読み込めるように改善しました。

○アドインの修正
・FTAアドインで、要素名内に改行を含めることができるようになりました。
・PFDアドインおよびDFDアドインで、フローのプロパティの変更が即時に反映されない問題を修正しました。★
・DFDアドインで、データフローの名前を常に編集できるようにするためのオプションを追加しました。★
・SysMLアドインについて、いくつかの修正を行いました。★
・メッセージクイック編集アドインについて、コミュニケーション図での動作を改善しました。
・属性・操作拡張プロパティアドインが動作しない問題を修正しました。★

○その他
・選択した文字列から用語集の用語を生成する場合に、255文字以上の場合には用語が生成できないように修正しました。
・要素のプロパティ画面のシナリオタブで、ステップの情報が定義されている場合には拡張形式のシナリオタブが選択されるように修正しました。
・プロジェクトの転送機能で、t_documentテーブルのDocName列に内容が含まれない情報がある場合にも正しく動作するように修正しました。
・要素にステレオタイプを適用する場合に、既に同名のタグ付き値が存在する場合には、そのタグ付き値はそのまま残すように修正しました。★
・プロファイルで定義されたステレオタイプに対してタグ付き値の同期機能を実行する場合に、継承しているタグ付き値が重複する問題を修正しました。
・ソースコード読み込みの独自文法の定義のチェックで、必要な情報が全て存在しているかどうかのチェックを行うようになりました。
・RTFドキュメントのカスタムSQLの定義で、VBScriptが利用できるようになりました。
・Windows8での起動時の処理を高速化し、エラーがイベントビューアに記録される問題を修正しました。★