Enterprise Architect : Enterprise Architect 9.3 ビルド931リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2012-3-28 10:00:56 (1342 ヒット)

Enterprise Architect 9.3 ビルド931を本日リリースいたしました。
バグ修正が中心のビルドです。

ぜひ最新版をご利用ください。

インストーラのダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

○主な修正項目


・ダイアグラムのプロパティの「区画の表示」の内容が保存されない問題を修正しました。
・C++のテンプレートの実現で、以前のバージョンで作成したモデルでも正しい内容が出力されるように修正しました。
・プロジェクトブラウザ内で属性や操作をダブルクリックした場合に、EA_OnContextItemDoubleClickedイベントが発生するように修正しました。
・状態遷移表内でトリガを新規作成した場合に、EA_OnPostNewElementイベントが発生するように修正しました。
・XMIの入出力時に、パッケージをまたがる接続の扱いを変更するオプションを追加しました。
 ・パッケージの設定ダイアログ・バージョン管理の設定ダイアログに設定項目を追加しました。
 ・オプションを有効にすると、パッケージをまたがる接続の情報の判定方法を変更します。
・モデルテンプレートにいくつかの簡単なサンプルを追加しました。
・メニュー項目定義として、「Enterprise Architect入門セミナー」で利用する項目のみを含む定義を追加しました。
・メニュー項目定義で選択可能な項目を追加しました。また、説明文が間違っていた項目を修正しました。


すべての修正項目 (リリースメモ)

★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。

○画面・操作
・ダイアグラムのプロパティの「区画の表示」の内容が保存されない問題を修正しました。★
・UMLプロファイルで定義された属性や操作を既存の要素にドロップした場合に、対象の要素に応じたデータ型を選択肢として表示されるように改善しました。
・ダイアグラムを画像として保存する場合に、ファイルの拡張子の処理を改善しました。
・最後に作成した接続の再作成(F3キー)について、ツールボックスとクイックリンクを併用している場合の動作を改善しました。
・Oracleリポジトリにおいて、要素を新規要素として貼り付けを実行した場合の処理を改善しました。
・自分自身への接続があるダイアグラムのフレームが存在する場合に、ダイアグラムの概要サブウィンドウで拡大縮小した場合の処理を改善しました。
・「保存後編集中の項目を再選択」のオプションが有効な場合でも、新規に作成した属性の保存後に再選択されない場合がある問題を修正しました。
・パッケージブラウザから要素を追加・削除する場合に、対象のパッケージのロック状態を確認するように修正しました。
・いくつかのサブウィンドウで、表示されている文字列をクリップボードにコピーした際に、編集されたと誤判定する問題を修正しました。
・いくつかのダイアログで、キャンセルボタンが表示されていなかった問題を修正しました。

○ソースコード生成と読み込み
・C++のテンプレートの実現で、以前のバージョンで作成したモデルでも正しい内容が出力されるように修正しました。★
・C言語のコード生成で、関数(操作)のコメントの出力がオプション設定と連動していない問題を修正しました。
・コードエディタのツールバーで、PHPを既定の言語に設定している場合の動作を改善しました。
・Linux環境で、DBMSリポジトリを利用している場合にソースコードの同期処理でエラーが発生する場合がある問題を修正しました。
・コード生成テンプレートエディタで、表示内容を切り替えた後に保存した場合に、内容が保存されない場合がある問題を修正しました。

○API
・プロジェクトブラウザ内で属性や操作をダブルクリックした場合に、EA_OnContextItemDoubleClickedイベントが発生するように修正しました。★
・状態遷移表内でトリガを新規作成した場合に、EA_OnPostNewElementイベントが発生するように修正しました。★
・UMLプロファイルで定義された要素をAPIで作成した場合に、子ダイアグラムが作成されない問題を修正しました。
・Attribute.StyleExの内容を更新した際に、属性が重複する場合がある問題を修正しました。

○動作解析
・PHPおよびGDBのデバッガで、記録終了マーカーの判定を改善しました。
・複数階層の名前空間を持つクラスに対して、テストポイントの評価を改善しました。
・ステップ実行での記録を実行した後のデバッガの動作を改善しました。
・.Netのデバッガで、同じクラスの複数のインスタンス間での処理の判定を改善しました。
・Windows Nativeのデバッガで、外部コードからステップアウトで戻ってくる場合の表示を改善しました。
・動作解析機能のプロファイラのレポートを、成果物要素としてモデル内に保存できるようになりました。

○ArcGIS
・ArcGISのツールボックスで作成した属性の既定の型を変更しました。
 ・esriFieldTypeIntegerの既定の型としてFieldとSubtypeFieldが作成されます。
 ・型を指定しない場合には、AttributeIndex・DomainCodedValue・SpatialIndexが作成されます。
・抽象クラス要素をツールボックスに追加しました。
・システムフィールド(RequiredField, AttributeIndex, SpatialInde)の表示・非表示を切り替える機能を追加しました。
 また、これらのフィールドを、新規に作成した要素に隠し属性として追加するようになりました。
・AncillaryRoleタグ付き値の適用先を修正しました。
・Topologyツールボックスの内容を改善しました。
・ArcGISファイルの入出力処理を改善しました。

○その他
・XMIの入出力時に、パッケージをまたがる接続の扱いを変更するオプションを追加しました。★
 ・パッケージの設定ダイアログ・バージョン管理の設定ダイアログに設定項目を追加しました。
 ・オプションを有効にすると、パッケージをまたがる接続の情報の判定方法を変更します。
・モデルテンプレートにいくつかの簡単なサンプルを追加しました。★
・メニュー項目定義として、「Enterprise Architect入門セミナー」で利用する項目のみを含む定義を追加しました。★
・メニュー項目定義で選択可能な項目を追加しました。また、説明文が間違っていた項目を修正しました。★
・UMLプロファイルで独自の属性を定義する場合に、その属性の既定の型を定義できるようになりました。 (_defaultAttributeType)
・ユースケース要素の子ダイアグラムとしてアクティビティ図が定義されている場合でもシミュレーションできるように改善しました。
・BPMN2.0 XML形式の出力で、プロセスモデルの内容検証を行うように改善しました。
・用語集の内容をリファレンス情報として出力する際に、重複した項目を出力しないように変更しました。
・操作に対して構造化タグ付き値が利用できるようになりました。
・RTFドキュメントの生成時に、付属要素のプロパティ型が出力できるように改善しました。