Enterprise Architect : Enterprise Architect 9.1 ビルド910リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2011-9-27 13:49:27 (1480 ヒット)

本日、Enterprise Architect9.1 ビルド910をリリースしました。

いくつかの機能改善・バグ修正を行いました。
ぜひ最新版をご利用ください。

ダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

○主な機能強化・改善

複製機能の衝突の解決画面で、対象となる要素をプロジェクトブラウザ内で表示する機能を追加しました。★
テーブル要素のプロパティダイアログで、DBMSの種類を変更する場合に、OKあるいは適用ボタンを押した後に列の型を変更するように修正しました。★
設定によっては、ユースケース要素に対して「同じ幅」「同じ高さ」などの機能が利用できない問題を修正しました。★
ダイアグラムの内容をPDF出力する機能について、縦横に長いダイアグラムの出力で要素が出力されない問題を修正しました。★
タグ付き値の値によって表示が変わるポート要素で、インスタンスの場合でも正しく描画されるように修正しました。★
操作をプロジェクトブラウザからダイアグラム内のクラス要素にドロップした場合にプロパティダイアログが表示される問題を修正しました。★
クイックリンク機能で、ポート間に接続を作成する際に矢印を表示しないように修正しました。★
RTFドキュメントの生成で、拡張シナリオ形式でのシナリオの実行者の情報が正しく出力されない問題を修正しました。★
Parameterクラスで、Refresh実行後に適切な値が取得できない場合がある問題を修正しました。★
シーケンス図チェックアドインについて、サブウィンドウ内に表示されるボタンを押すと動作するように変更しました。★
コード生成テンプレートエディタで、マクロの上にマウスカーソルを乗せるとポップアップするヘルプの内容を日本語に翻訳しました。★



★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。

Enterprise Architect Version 9.1 リリースメモ (ビルド910)

○画面・操作など
・複製機能の衝突の解決画面で、対象となる要素をプロジェクトブラウザ内で表示する機能を追加しました。★
・テーブル要素のプロパティダイアログで、DBMSの種類を変更する場合に、OKあるいは適用ボタンを押した後に列の型を変更するように修正しました。★
・設定によっては、ユースケース要素に対して「同じ幅」「同じ高さ」などの機能が利用できない問題を修正しました。★
・ダイアグラムの内容をPDF出力する機能について、縦横に長いダイアグラムの出力で要素が出力されない問題を修正しました。★
・タグ付き値の値によって表示が変わるポート要素で、インスタンスの場合でも正しく描画されるように修正しました。★
・操作をプロジェクトブラウザからダイアグラム内のクラス要素にドロップした場合にプロパティダイアログが表示される問題を修正しました。★
・クイックリンク機能で、ポート間に接続を作成する際に矢印を表示しないように修正しました。★
・付属ドキュメントのエディタのツールバーの表示・非表示を切り替えるボタンをタイトルバーに追加しました。
・検索機能で、検索を実行する際に、選択可能な列の内容を正しく表示するように改善しました。
・検索結果の一覧で、要素を他のウィンドウにドラッグした際の挙動を強化しました。
 ・ドラッグ中に、他のダイアグラムに切り替えて要素を配置できるようにしました。
 ・付属ドキュメントやチームレビューにドロップし、リンクや概要を挿入できるようにしました。
・要素ブラウザ内の属性や操作をダイアグラム内の要素にドロップできるようになりました。(コピーになります)
・シナリオ機能で、複数の基本パスがある場合の一覧表示の挙動を改善しました。
・接続のコンテキストメニューから、接続の方向(向き)を変更できるようになりました。
・接続の種類の変更ダイアログのドロップダウンリストで、テンプレート束縛の種類を追加しました。
・要素がロックされているときの操作のプロパティダイアログの挙動を改善しました。
・タグ付き値サブウィンドウで、タグ付き値の値を変更直後に別の要素を選択した場合の問題を修正しました。
・遅延読み込みが有効な場合に、ソースコードエディタから宣言に移動・定義に移動を実行すると処理時間が長くなる場合がある問題を修正しました。
・要素の特性に関連づけたノート要素に対して、関連づけを解除して通常のノート要素に戻す機能を追加しました。
・要素や接続にマウスカーソルに載せたときに表示されるツールチップで、ノートの内容が長い場合の結果を改善しました。
・ダイアグラムの背景をクリックした際に、プロパティサブウィンドウの内容をクリアするように改善しました。
・ビューブラウザで、最近更新されたチームレビューの投稿をダブルクリックした際の挙動を改善しました。
・CSV形式での入出力で、UMLプロファイルで定義されるメタタイプ(Profile Metatype)の情報の入出力に対応しました。
・CSV形式での入出力で、タグ付き値の値とノートの内容の入出力に対応しました。
・「UML文法に準拠」のオプションが有効な場合に、ハイパーリンクのアクションに対してクイックリンク機能が利用できない問題を修正しました。
・ダイアグラムフィルタで、接続に対して条件を指定した場合の挙動を改善しました。
・Win32画面設計の画面要素に対してF2キーでの名前の変更ができるように改善しました。
・シーケンス図のメッセージのノートの内容をダイアグラム内に表示する設定が有効な場合に、HTMLタグが表示されないように改善しました。
・要素に対して「子ダイアグラムの内容を表示」を実行した場合のフレーム(枠)のラベルの描画を改善しました。
・画像を適用した要素で、名前を変更した際に要素のサイズが変わる場合がある問題を修正しました。
・時間受信イベント要素で、パッケージ名と要素名が重なる問題を修正しました。
・BPMN2.0の関連に名前を設定すると2カ所に表示される問題を修正しました。

○RTF/HTMLドキュメント
・RTFドキュメントの生成で、拡張シナリオ形式でのシナリオの実行者の情報が正しく出力されない問題を修正しました。★
・HTMLドキュメントの右側のページで、ダイアグラムや要素のリンクをクリックした際に、左側のツリーのカーソル位置も同期するように改善しました。
・RTFドキュメントのテンプレート作成で、Wordで作成されたブックマークを含んだRTFを読み込んだ場合の処理を改善しました。
・RTFドキュメントの生成で、無名・ノートがなく、ダイアグラムのみに存在する要素の扱いを改善しました。

○XML関連
・パッケージをXML形式で出力機能で、XMI2.1形式のいくつかの出力形式を改善しました。
 (多重度・パラメータの多重度のisUniqueおよびisOrdered・操作の戻り値・ネストされたトリガ・状態の振る舞い・要素のステレオタイプ)
・XMI2.1の読み込みにおいて、プレースホルダ要素が属性などの型として設定されている場合に、対象の要素を読み込んだ場合の処理を改善しました。
・XMI1.1の読み込みにおいて、状態の操作のreturnの型の読み込みを改善しました。
・XMI1.1の読み込みにおいて、Unisys 1.3.9 Add-Inで出力されたダイアグラムのノートの読み込みに対応しました。
・EMXファイルの読み込みにおいて、非表示の属性や操作の区画がある場合の読み込みに対応しました。
・MagicDrawで作成されたアクティビティ図・ステートマシン図・シーケンス図の読み込みを強化しました。
・ArcGISおよびEcore形式の出力で、出力処理の完了に時間がかかる場合がある問題を修正しました。

○API
・Parameterクラスで、Refresh実行後に適切な値が取得できない場合がある問題を修正しました。★
・Connectorに、情報フローで運ばれる要素を取得するためのコレクションを追加しました。
・DocumentGeneratorを利用する場合に、外部要求のセクションに対応しました。
・Diagram.SelectedObjectsで、対象のダイアグラムが可憐とダイアグラムではない場合にも対応しました。

○その他
・シーケンス図チェックアドインについて、サブウィンドウ内に表示されるボタンを押すと動作するように変更しました。★
・コード生成テンプレートエディタで、マクロの上にマウスカーソルを乗せるとポップアップするヘルプの内容を日本語に翻訳しました。★
・Pythonのソースコードの読み込みで、デコレータ・既定のラムダ引数・import節の扱いを改善しました。
・コントロールパッケージを比較する場合に、対象のパッケージの子パッケージを比較する場合の処理を改善しました。
・バージョン管理の状態の同期機能で、オフラインチェックアウトの場合には状態を上書きしないように変更しました。
・PDFとして印刷する機能で、ファイル名の既定値を印刷対象のダイアグラム名になるように改善しました。
・UMLプロファイルをリソースサブウィンドウに読み込む場合に、既存のステレオタイプへのリンクを維持するように改善しました。
・DBMSとしてOracleを利用している場合に、パッケージの内容が非常に多い場合にパッケージブラウザの表示が正しく更新されない問題を修正しました。
・ツールボックスプロファイルで、「Enterprise Architect標準拡張」に含まれるツールボックスの上書きに対応しました。
・リスク要素およびタスク要素に対して自動カウンター機能が利用できるようになりました。
・動作解析の設定が多く定義されているプロジェクトファイルの読み込み処理を改善しました。
・メッセージクイック編集アドインの設定メニューの項目名を変更しました。