Enterprise Architect : Enterprise Architect9.0 ビルド908リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2011-7-12 9:32:58 (1315 ヒット)

いくつかのバグ修正と、ArcGISへの対応を含むビルド908をリリースいたしました。ぜひ最新版をご利用ください。

なお、今回のインストーラでは、JET4.0(SP5)のモジュールを含めないようにしました。
(動作保証している環境・条件では、JET4.0がインストール済みであるため)
そのため、インストーラのファイルサイズが10MByteほど小さくなりました。


ダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

[主な修正内容]

○画面・操作
ダイアグラムをPDFとして出力する場合に発生するいくつかの問題を修正しました。★
操作のパラメータダイアログで、パラメータを追加した場合の順序が不適切になる問題を修正しました。★
ステートマシン図の遷移でのトリガ名の設定欄の幅までしか名前が入力できない問題を修正しました。★
画面設計に関するステレオタイプが重複して表示される問題について、EABaseファイルを修正しました。★
(プロジェクトファイル内に画面設計に関するステレオタイプが定義されている場合、重複して表示されます。)
要求要素を新規に作成した際に、難易度・優先度の初期値が内部的に「中」になっている問題を修正しました。★
カラーパレットのバルーンヘルプで表示される色の名前を改善しました。★
リファレンス情報の出力で、「ステレオタイプ」の項目が重複していた問題を修正しました。★
新規ダイアグラムの作成ダイアログで、以前に作成した種類が選択状態にならない問題を修正しました。★
ソースコードエディタで、対象の文字列が空の場合には検索や置換を実行できないように改善しました。★
要素のプロパティダイアログの作者の欄で、テキストボックスの幅を超える内容が入力できるように改善しました。★
モデルテンプレートの読み込みダイアログで、OKボタンを複数回押すと読み込み処理が重複する問題を修正しました。★


○ドキュメント生成
IDocumentGeneratorでパッケージに対して出力を実行した場合に発生する問題を修正しました。★
RTFドキュメントの印刷プレビューおよび印刷でで、一部の環境で画像の位置が不適切になる問題を修正しました。★

○アドイン
属性と操作編集アドインで、環境によってMSXMLのエラーが表示される問題を修正しました。★

○バージョン管理
バージョン管理ツールを内部的に呼び出す際に、タイムアウトで処理を中断する仕組みを追加しました。★


Enterprise Architect Version 9.0 リリースメモ (ビルド908)

○画面・操作
ダイアグラムをPDFとして出力する場合に発生するいくつかの問題を修正しました。★
操作のパラメータダイアログで、パラメータを追加した場合の順序が不適切になる問題を修正しました。★
ステートマシン図の遷移でのトリガ名の設定欄の幅までしか名前が入力できない問題を修正しました。★
画面設計に関するステレオタイプが重複して表示される問題について、EABaseファイルを修正しました。★
(プロジェクトファイル内に画面設計に関するステレオタイプが定義されている場合、重複して表示されます。)
要求要素を新規に作成した際に、難易度・優先度の初期値が内部的に「中」になっている問題を修正しました。★
カラーパレットのバルーンヘルプで表示される色の名前を改善しました。★
リファレンス情報の出力で、「ステレオタイプ」の項目が重複していた問題を修正しました。★
新規ダイアグラムの作成ダイアログで、以前に作成した種類が選択状態にならない問題を修正しました。★
ソースコードエディタで、対象の文字列が空の場合には検索や置換を実行できないように改善しました。★
要素のプロパティダイアログの作者の欄で、テキストボックスの幅を超える内容が入力できるように改善しました。★
モデルテンプレートの読み込みダイアログで、OKボタンを複数回押すと読み込み処理が重複する問題を修正しました。★
要素の既定の書式設定ダイアログで、フォントを変更していない場合には、フォントの情報を要素に付加しないように改善しました。
プロジェクトファイルをコピーして新規にプロジェクトファイルを作成する場合に、含まれる付属ドキュメントの情報が欠落する問題を修正しました。
EAViewer(読み込み専用版)を実行した場合に、フローティングライセンスの設定を削除する挙動を変更し、削除しないようにしました。
監査ビューで、対象のユーザー毎に表示した場合の表示結果を改善しました。
PostgreSQLリポジトリにおいて属性や操作の順序を変更するとエラーが表示される場合がある問題を修正しました。
PostgreSQLリポジトリにおいて監査の機能への対応を改善しました。
ノートに設定した箇条書きの書式が失われる場合がある問題を修正しました。
非常に大きなダイアグラムを画像として保存する場合に、現在の表示の拡大率が画像にも反映される問題を修正しました。
リファレンス情報として状態の種類を出力する場合に、カレンダーのイベントの種類が含まれてしまう問題を修正しました。
キーボードショートカットでダイアグラムを新規作成する場合に、編集中のノートの内容がある場合にはその内容を保存するように改善しました。
他のアプリケーションから文字列をドラッグしてダイアグラム内に要素を追加する場合に、作成後に要素を選択状態にするように改善しました。
UMLパターンにパッケージが含まれる場合の動作を改善しました。
名前の自動カウンター機能を、他のアプリケーションから文字列をドラッグしてダイアグラム内に要素を追加する場合にも反映するように改善しました。
(自動カウンター機能が有効な場合には、ドラッグした内容をノートに保持します。)
ノートや付属ドキュメントのエディタなどから、F12キーでファイル検索機能を呼び出せるように改善しました。
ダイアグラムの上部に表示されるツールバーを「ダイアグラム操作ツールバー」の名称に統一しました。
アクティビティをドロップしてアクションを作成する場合に、アクションのインスタンスではなく、アクティビティの呼び出しになるように動作を変更しました。
操作のパラメータのノート欄で複数行の入力ができるように修正しました。
チームレビューの投稿を印刷できるように改善しました。
プロジェクトのカレンダーで、名前のないイベントが作成できないように変更しました。
画像マネージャで、拡張子jpegのファイルを扱うことができるように改善しました。
XMIの出力ダイアログから、パッケージの内容を出力する機能が呼び出せない場合がある問題を修正しました。

○検索
検索結果から呼び出すことのできるスクリプト「検索結果スクリプト」を追加しました。
最近更新した要素の検索ルールで、値を指定しない場合には過去7日を対象にするように改善しました。
カスタムSQL検索で、CLASSTYPEの位置がどの位置にあっても対応できるように改善しました。
検索ダイアログで、新規に作成した検索スクリプトがすぐに利用できるように改善しました。
検索の管理において、検索スクリプトが対象になっている場合にはメッセージを表示するように改善しました。

○ドキュメント生成
IDocumentGeneratorでパッケージに対して出力を実行した場合に発生する問題を修正しました。★
RTFドキュメントの印刷プレビューおよび印刷で、一部の環境で画像の位置が不適切になる問題を修正しました。★
RTFドキュメントの生成で、行に余分なスペース文字が付加される場合がある問題を修正しました。
RTFドキュメントの生成で、付属ドキュメントの出力時にセクションを示す文字列がドキュメントに残る場合がある問題を修正しました。
RTFドキュメントの生成で、リンクドキュメントオブジェクトで指定されたパッケージが出力されない場合がある問題を修正しました。
HTMLドキュメントの生成で、属性の型が分類子の場合、対象の要素へのリンクになるように改善しました。
RTFドキュメントの生成機能を連続で呼び出した場合に、エラーになる場合がある問題を修正しました。

○アドイン
属性と操作編集アドインで、環境によってMSXMLのエラーが表示される問題を修正しました。★
PFDアドインで、いくつかの要素の名前の表示位置を改善しました。

○バージョン管理
バージョン管理ツールを内部的に呼び出す際に、タイムアウトで処理を中断する仕組みを追加しました。★
TFSのコマンドラインクライアントを内部的に利用してチェックアウトの取り消しをする場合に、パッケージの状態がチェックインになるように改善しました。
TFSをSCCで利用している場合に、パッケージのファイルの状態を確認するように改善しました。
他のユーザーとバージョン管理の操作が同時期に行われた場合のメッセージの内容を改善しました。

○データベース設計
ODBC経由の読み込みを改善しました。
・過去のバージョンで読み込んだテーブル要素と同期しない場合がある問題を修正しました。
・255文字以上のコードを持つOracleのパッケージの読み込み処理を改善しました。
・Oracleのビューの読み込みで、選択していないビューも読み込んでしまう場合がある問題を修正しました。
・SQL Server 2005/2008のプロシージャおよびファンクションの読み込みで、定義も読み込むように改善しました。
・読み込みダイアログで、テーブルの読み込み処理中に読込ボタンを押すことができる問題を修正しました。
外部キーの設定ダイアログで、'counter'型の列に対して、MSAccessのどの数値型でも割り当てられるように改善しました。

○コード生成・モデル変換
モデル変換で、TRANSFORM_TAGSマクロを追加しました。指定したタグ以外のタグ付き値を全てコピーします。
DDLへのモデル変換で、NULL可能な外部キーの扱いを改善しました。
Javaのjarファイルからの読み込みで、複雑なジェネリックスや列挙値の読み込みを改善しました。
C++のコード生成で、インターフェースでコンストラクタ・デストラクタがpure virtualでなくても良いように変更しました。
アクティビティ図からのコード生成で、再帰的な呼び出しを表現したときにエラーになる問題を修正しました。

○動作解析
WindowsNative環境のデバッグで、列挙値に指定されている変数の値が不正な場合でも、ウォッチおよびローカルサブウィンドウに値を表示するように改善しました。
ビルドコマンドのない動作解析の設定が保存できない場合がある問題を修正しました。
.NET言語で、ブレークポイントを全ての行に設定できるように改善しました。
マーカーセットの保存処理を改善しました。

○XML関連
XMI2.1形式の出力で、タグ付き値の値にセミコロンを含む場合の処理を改善しました。
XMIの読み込み時に、プロジェクトルートとして読み込むかどうかの選択のメッセージでキャンセルも選択できるように改善しました。
XMIの読み込みで、テンプレートパッケージに指定されているパッケージが対象の場合でも、テンプレートパッケージの指定が保持されるように改善しました。
EMXファイルの読み込みで、要素や接続の可視性・要素の名前空間の表示の設定が反映されるように改善しました。
XSDの読み込みで、既定値に設定されている文字列が255文字を超える場合にエラーメッセージが表示されないように改善しました。

○ArcGISへの対応
ArcGISのモデリングに対応するMDGテクノロジーを追加しました。
ArcGISのXMLファイルの読み込みと生成に対応しました。