Enterprise Architect : Enterprise Architect8.0 ビルド855 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2010-4-16 14:38:20 (115642 ヒット)

本日、新しいバージョンとなるEnterprise Architect8.0をリリースしました。
大変お待たせいたしました。

改善・修正項目は500項目以上あり、詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea.htm

ダウンロードページのURL:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

○お知らせ

・以前「β版」としてご案内し、EA8.0のリリースと同時に改善予定であった
SysMLに関するいくつかの改善項目は、諸般の事情により、一部のみを反映しています。
 今後、SysMLサポートユーザー向けに、追加アドインの提供を予定しています。

・機能ガイドでご紹介しているバージョン8.0用のアドインは、月曜日の公開となります。

・読み込み専用版(Viewer)は、来週中の提供となります。

・Enterprise Architect8.0と、現在のRaQuestの組み合わせでは、いくつかの問題が
 あることが判明しています。RaQuest側に修正を行ったビルドを、来週中に
 リリース予定です。

・既知の問題として、特定のMDGテクノロジーが有効になっていると、起動時に不正終了する
 問題があります。この問題は次のビルドで修正されますが、MDGテクノロジーファイルを
 修正することで回避できます。この問題がある場合には、サポートにご連絡ください。


Enterprise Architect Version 8.0 リリースメモ (ビルド855)
★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。

性能
EAPファイルを利用している場合に、「遅延読み込み」(最初に全ての情報を読み込まず、必要に応じて後から読み込む方式)に対応しました。)★
Enterprise Architectの起動時間を少し改善しました。★
EAPファイルにインデックスを追加し、処理速度を改善しました。★
(既存のEAPファイルに対しては、パッチを適用する必要があります。)
リッチテキストノートを編集中に動作速度が遅くなる場合がある問題を修正しました。
非常に大きなプロジェクト(例:要素が300万個)の読み込み速度を改善しました。
大きなプロジェクトでのXMIファイルの出力速度を改善しました。
複数のプロファイルが有効になっている場合のモデルの読み込み速度を改善しました。
大きなプロジェクトでの要素の削除処理の速度を改善しました。
プロジェクトブラウザ内での要素の移動の処理速度を改善しました。
インスタンスのポートやパート要素の同期の処理速度を改善しました。
要素ブラウザサブウインドウの表示速度を改善しました。
非常に多くの接続があるダイアグラムで、「拡張1」モードの場合の描画速度を改善しました。
RTFドキュメントの生成処理時間を少し改善しました。★
ソースコードの読み込みの処理速度を改善しました。
プロジェクトブラウザの情報の表示の処理速度を改善しました。
ソースコードエディタで、大きなファイルの保存の処理速度を改善しました。

画面・操作
関係マトリックスで、追跡の関係に対応しました。★
アドインサブウインドウを追加しました。★
サブウインドウやツールバーのレイアウトを保存・利用できるワークスペースレイアウト機能を追加しました。★
レイアウトはファイルとして入出力できます。
初期状態でいくつかのレイアウトが用意され、選択できます。
レイアウトには名前をつけて管理することができます。
作成できるレイアウトの数には制限はありません。
プロジェクトブラウザからダイアグラム内に要素をドロップした場合に表示されるダイアログの内容を改善しました。★
画面構成を一元管理できるワークスペースレイアウトツールバーを追加しました。★
ワークスペースレイアウトを簡単に切り替えることができます。
ビュー・サブウインドウ・ツールバーの表示を簡単に指定できます。
マウスのホイールでスクロールする場合、Windowsの設定を反映するように改善しました。★
スタートページのデザイン・レイアウトを変更しました。★
スタートページの「最近利用したプロジェクト」の一覧で、EAPファイルとリポジトリを区別できるアイコンを追加しました。
ダイアグラムのタブに、ダイアグラムの種類を示すアイコンを表示するように改善しました。★
現在開いているタブを一覧形式で表示・選択できるようになりました。★
プロジェクトの用語集ダイアログで、用語を複数選択して削除できるように改善しました。★
接続に対して特定のタグ付き値が設定されている場合、スタイルを変更できないように改善しました。★
用語集ダイアログで、独自の種類を利用できるようになりました。★
ノートの内容で文字列を選択し、用語として登録する機能を追加しました。★
ダイアグラムフィルタサブウインドウを追加しました。★
- 指定した条件を満たさない要素を非表示にしたり、薄く表示したりすることができます。
- 指定した条件を満たす要素を選択状態にすることもできます。
ダイアグラム内でのカット&ペーストに対応しました。★
書式設定ツールバーで、境界の幅の値が選択された要素の値にならない場合がある問題を修正しました。★
いくつかのダイアログで、ウインドウサイズの変更が可能になりました。
要素の選択ダイアログでのCtrlキーを利用した複数選択の処理を改善しました。
要素の「四角形で表示」の機能を、ダイアグラムのロック状態に応じて有効/無効の制御を行うように修正しました。
役割とシナリオサブウインドウをタブ形式に変更しました。
ダイアグラム内に既存の要素を追加するためのメニュー項目を追加しました。
表示スタイルを追加しました。
テンプレート(パラメタライズド)クラスの設定でパラメータの型の名前を50文字まで入力可能に改善しました。
関係する要素の追加ダイアログで、プロファイルで定義されている接続への対応を強化しました。
SPEMプロファイルが有効な場合に、関係マトリックスで集約を追加するとエラーが表示される問題を修正しました。
プロジェクトブラウザで、プロファイルで定義されたポート・パート要素への対応を改善しました。
MDGテクノロジーウィザードで「戻る」ボタンを押した場合の遷移結果を修正しました。
テーブルの列および操作のプロパティダイアログに「タグ付き値」タブを追加しました。
要素の貼り付けで複数の要素からインスタンスを作成する際に、インスタンス間にも要素間の接続を反映する機能を追加しました。
階層構造サブウインドウで、パッケージを対象に「プロジェクトブラウザ内の位置を表示」機能が動作するように修正しました。
XSDおよびWSDLに関するダイアログでリッチテキスト形式のノートが利用できるようになりました。
ツールボックスのユースケースグループにテスト項目要素を追加しました。
ダイアグラムマトリックスで表示される文字を、既定の状態では要素の既定のフォントと同じになるように改善しました。
プロジェクトが開かれていない状態でDDLの名前の既定値変更ボタンを押したときにエラーメッセージを表示するように改善しました。
型を指定するコンボボックスの挙動を改善しました。(内容の読み込み処理の高速化)
属性のプロパティダイアログの制約タブにある「制約条件:」の文字列を削除しました。
操作のプロパティダイアログのサイズを変更した場合の結果を改善しました。
タグ付き値で分類子型で値を指定できる場合の対象の選択操作を改善しました。
'RTFTemplate'型のタグ付き値で、MDGテクノロジーで提供されるRTFテンプレートも選択できるように改善しました。
要素の種類を変更した場合に、プロジェクトブラウザ内の要素のアイコンも更新するように改善しました。
ダイアグラムを編集している際に、他の利用者が同時に同じダイアグラムを編集していることがわかった場合には、ダイアグラムがロックされ編集できなくなるように動作を変更しました。
MDG Technologyウィザードで、既定の選択状態を改善しました。
要素や属性・操作のコピーの際に、タグ付き値の名前(完全名)を維持するように改善しました。
ツールボックスのユースケースグループの項目の順序を変更しました。
要素一覧ビューで、パッケージのダブルクリックで下位のパッケージに移動できるように改善しました。
GoFのデザインパターンをツールボックスから追加できるように改善しました。(プロジェクトファイルにパターンが格納されている場合のみ追加可能)
関係マトリックスで、プロジェクトブラウザからのドラッグ&ドロップで対象のパッケージを指定できるようになりました。
テストサブウインドウの中身のレイアウトを改善しました。
要素の貼り付けダイアログで、付属要素を持つ要素を「インスタンスとして」貼り付ける場合の選択肢のコンボボックスの幅を改善しました。
プロジェクトの問題点で、問題点を解決する場合のプロパティの値のチェックを強化しました。
プロファイルで定義されたコンポジット要素を配置する際に、常にコンポジット要素として配置されるように動作を変更しました。
クイックリンクでアクションを作成する場合、アクションの種類の選択画面が表示されない場合がある問題を修正しました。
メインメニューの「ヘルプ」以下に、サンプルプロジェクトを開くためのメニュー項目を追加しました。
Webブラウザサブウインドウで、URLが長い場合でも入力できるように改善しました。
遅延読み込み機能が有効な場合に、プロジェクトブラウザでの子要素を持つ要素のソートの結果を改善しました。
要素一覧ビューで、階層ツリー表示の場合に要素リストを全て展開した場合の表示を改善しました。
トレーサビリティサブウインドウで、表示しているダイアグラム内の全ての要素についての情報を表示できるように改善しました。
トレーサビリティサブウインドウで、表示項目を展開するときに意図せずスクロールしてしまう場合がある問題を修正しました。
利用されているダイアグラムの表示機能で、キーボードで操作する場合の操作性を改善しました。
チームレビューサブウインドウで項目を選択した後のフォーカスを改善しました。
要素を選択した状態でF1キー(ヘルプ表示)を実行した場合に表示されるページを改善しました。
ライフラインの設定ダイアログの状態タブで、状態の並び替えの操作を改善しました。
ライフラインの設定ダイアログの遷移タブで、状態を変更した場合に表示内容を更新するように改善しました。
デバッグサブウインドウで、Ctrl+Aのショートカットキーでの全選択に対応しました。
デバッグサブウインドウで、表示内容をクリップボードにコピーできるようにしました。
制約・要求・シナリオや他の要素からテスト項目を読み込んだ際に、実施状態を「未実施」に設定するように改善しました。
MDGテクノロジーの設定ダイアログで、一覧で表示される順序をアルファベット順にしました。
MDGテクノロジーの設定ダイアログで、Enterprise Architect標準のUML2についてアイコン・ロゴを表示するように改善しました。
要素の境界の幅の設定で、設定する方法に応じて上限値が異なっていた問題を修正しました。
「メッセージの作成時に編集」のオプションを「接続の作成時に編集」に変更し、すべての接続の新規作成時の動作を変えることができるようになりました。
セキュリティ(アクセス権)機能が有効な場合に表示されるログイン画面で、パスワードの上限長以上は入力できないように改善しました。
ファイルへのハイパーリンクで、「開く」「編集する」の動作を選択できるように改善しました。
検索結果から要素を削除した場合の処理を改善しました。
操作の事前条件・事後条件の名前を変更した場合の処理を改善しました。
「インスタンスに変換」のメニュー項目を、対象の要素の種類によっては「プロパティに変換」と表示されるように改善しました。
要素のプロパティダイアログで、状態および永続性の値を変更した場合に、変更内容を保存するかどうか確認しない場合がある問題を修正しました。
ステレオタイプの設定ダイアログにおいて、種類のドロップダウンリストから「コンポジット集約」を削除しました。
属性や操作のプロパティダイアログで、「型」の欄に内容を直接入力した場合、関連している型の情報を削除するように改善しました。
分類子を指定するためのテキストボックスで、[Ctrl]+[Space]キーで、要素の指定ダイアログを表示することができるようになりました。
ベースラインの比較ダイアログの初期表示内容を改善しました。
プロジェクトブラウザから要素を配置する際に、状況によって選択状況に応じて初期値を変えるように改善しました。
用語集の設定で、既存の用語と同じ名前の用語を指定した場合には、既存の用語の内容を更新するように変更しました。
役割とシナリオサブウインドウを「シナリオ・制約・要求サブウインドウ」に改名し強化しました。タブとして表示することもできるようになりました。
- 要素ブラウザで選択した状態と連動するように改善しました。
- 要素のシナリオ・制約・要求を、タブ形式で簡単に選択・参照・編集できるようになりました。
サブウインドウのフォーカスの制御の扱いを改善しました。
キーボード操作でコンテキストメニューを表示する場合の動作を改善しました。


ソースコード・ノートのエディタ
ノート欄において、用語集で定義されている単語をハイライト表示(青色の下線)で表示する機能を追加しました。マウスカーソルを乗せると意味が表示されます。★
ソースコードエディタで、アプリケーションキーなどでコンテキストメニューを表示する場合に、メニューの表示位置を改善しました。★
ソースコードエディタで、カーソルのある行をハイライト表示する機能を追加しました。
ソースコードエディタで開いているファイルが外部で編集された場合の判定を改善しました。
ソースコードエディタで開くファイルの種類がわからない場合には、C++モードで動作するのではなく、引用符で囲まれた文字列を強調表示するのみになりました。
ソースコードエディタで、VBScriptおよびJscriptの表示を改善しました。
ノート欄において、[Ctrl]+[Space]で用語集で定義されている用語を挿入する機能を追加しました。
ノート欄で単語を選択して右クリックすることで、選択単語に対してさまざまな検索を実行することができる機能を追加しました。
スクリプトエディタでオートコンプリート機能が利用できるようになりました。([Ctrl]+[Space])
ソースコードエディタで、CARET_LINE_VISIBLEプロパティを設定することでカーソルのある行の強調表示をON/OFFにできるようになりました。
ソースコードエディタで、開いているファイルが外部で編集された場合に確認のメッセージを表示するように改善しました。
ソースコードエディタで、対象のファイルの形式が分からない場合には、引用符で囲まれた文字列のみ色を変える「テキストモード」で開くように改善しました。
ソースコードエディタで、VBScriptおよびJscriptのキーワードのハイライト表示に対応しました。
ソースコードエディタのオートコンプリート機能の処理速度を改善しました。
ソースコードエディタで、まれにCtrl/Alt/Shiftキーの押下が正しく判定されない場合がある問題を修正しました。
ソースコードエディタの背景で右クリックすることで、行番号の表示等の設定を変更できるように改善しました。☆
ソースコードエディタで、コンテキストメニューが表示されている場合には、バルーンヘルプを表示しないように変更しました。
ソースコードエディタで、インデントされている行を削除後内容を追加する場合、正しくインデントするように改善しました。
ソースコードエディタにおいて、ツールチップが表示されている状態でもカーソルキーが有効になるように改善しました。
ソースコードエディタの検索・置換ダイアログを、見つかった検索単語の近くに表示するように改善しました。
ソースコードエディタのツールバーを改善し、いくつかの機能を追加しました。
インテリセンス機能で表示される候補の内容を改善し、クラス階層全体を対象に候補を出力するようになりました。
読み取り専用のファイルを開いて編集しようとした場合の処理を改善しました。
スクリプトの実行中に編集できないように改善しました。
選択した単語について、「開かれているファイル内の検索」機能を追加しました。
ファイル内の検索サブウインドウに表示されている結果をダブルクリックした際に、検索のキーワードをハイライト表示するように改善しました。
ノート欄において、箇条書きのスタイルが適用されている行と通常の行の両方を選択して書式を適用した際に、箇条書きスタイルが維持されるように修正しました。

シナリオエディタ
シナリオを構造的に定義できるシナリオエディタ機能を追加しました。★
シナリオエディタでは次の操作・設定が可能です。
それぞれのステップを実行する「ユーザー」「システム」の指定
ステップの詳細説明の入力
入力値などの情報の入力
ステップの実行結果の入力(テスト用)
ステップの実行後の状態の入力
代替パスの設定
用語集の用語との関連づけ
UML要素との関連づけ
シナリオを入力しやすい操作体系にしました。
関連する要素に対して相互参照を設定できます。
クリップボード内にテキストがある場合、シナリオの内容として「貼り付け」できます。
アクティビティ図からシナリオを自動生成できます。
シナリオの内容から代替パスを含むアクティビティ図を自動生成できます。
シナリオの内容からステートマシン図を生成することができます。
シナリオの内容からルールタスク要素を生成することができます。
シナリオの内容を元にテスト項目を生成することができます。
シナリオの内容を元に、テスト項目要素を生成することができます。
シナリオの内容と参照要素の情報からシーケンス図を生成することができます。
ステップ内に2つの要素の参照が含まれる場合、要素間にメッセージを追加します。
ステップ内に1つの要素がある場合には、自己メッセージを追加します。
生成したダイアグラムに対して同期更新が可能です。
シナリオの情報はXMLファイルとして出力できます。
新しいシナリオ形式に対応したAPIを追加しました。

要素ブラウザ サブウインドウ
要素のテスト項目・プロジェクト管理の項目・保守項目を参照することができるようになりました。
要素を選択したときに表示される速度を改善しました。
要素が選択されていない場合には灰色で表示するように変更しました。
新しいシナリオ形式に対応しました。
属性や操作のソースコードを表示したり、ブレークポイントを設定したりできるようになりました。
リンクされている属性や操作を表示できるようになりました。
要素ブラウザ内の要求・制約・シナリオから、役割とシナリオビューに移動できるようになりました。
要素ブラウザ内のそれぞれの項目から右クリックすることで、対応するプロパティダイアログに移動する機能を追加しました。

チームレビューサブウインドウ(掲示板サブウインドウ)
掲示板ビューを「チームレビューサブウインドウ」に変更しました。それぞれの項目には、UMLモデルや画像を「リソース」として添付できるようになりました。
項目の内容のみをタブとして表示するように変更し、全体的な操作性を改善しました。
テンプレートを利用して投稿ができるようになりました。
レビュー項目には、レビューの状態を設定できます。
レビュー項目を表示する場合、キャッシュされた内容ではなく常に最新の情報を表示するように改善しました。

モデル検索ビュー
モデル検索ルールの定義を、モデル検索ビューの中で参照・編集できるように変更しました。
SQL検索の定義機能を改善しました。
検索結果からCtrl+Eキーでソースコードの表示ができるようになりました。
検索ルールに「名前」を追加しました。要素の名前・別名・属性の名前・操作の名前が対象です。
「シンプル」検索ルールで、別名も検索対象に追加しました。

ダイアグラム
シーケンス図で、非同期メッセージに対して実行仕様の調整ができない問題を修正しました。★
ダイアグラム内に同じ名前のパッケージが複数配置されている場合に、パッケージ内の要素が重複して表示される問題を修正しました。★
特性の表示設定ダイアログの設定の「特性の名前の表示」で設定した内容がアクションの効果を示すテキストに反映されるようになりました。
ダイアグラムのレイアウト機能で、ノート要素およびテキスト要素はレイアウトの対象外になりました。
相互作用の発生要素の内容を編集した場合に、ダイアグラムの保存ボタンが有効にならない場合がある問題を修正しました。
F2キーでのダイアグラム内での編集時に、対象の内容が表示領域内に入るように処理を改善しました。
要素の背景色が濃い色の場合の描画を改善しました。
ArchiMateの要素の外見を改善しました。(Grouping, Meaning, Object, Product)
複数のステレオタイプが定義されている場合に、クイックリンクで表示される選択肢の内容を改善しました。
テンプレートパッケージにダイアグラムを登録して利用する場合に、作成日と作者の情報はコピーしないように改善しました。
要素のコピーやペーストを実行した後のUndo/Redo処理を改善しました。
ツールボックスからプロファイルパッケージをダイアグラムに配置した場合、そのダイアグラムを含むパッケージ内に作成されない場合がある問題を修正しました。
クイックリンクの「共通」グループに要求要素を追加しました。

描画スクリプト
描画スクリプトおよびメタファイルの画像を、シーケンス図でも利用できるようになりました。★
シーケンス図のメッセージについて描画スクリプトを適用できるようになりました。★
HasProprtyでアドインを呼び出し、その結果で処理を分岐できるようになりました。★
要素の追加プロパティの値の参照と利用が可能になりました。
接続に対する描画スクリプトについて、頂点が複数ある場合の設定・描画を改善しました。
描画スクリプトでclassifier.typeを追加しました。
描画スクリプトで、有効なプロパティの内容が不正になる問題を修正しました。

ソースコード生成・MDA変換
マクロの設定を変更した後、Enterprise Architectを再起動せずに変更内容が適用されるように改善しました。★
Delphiのgetプロパティの生成を改善しました。
パッケージのソースコード生成ダイアログで、SystemCファイルが対象の場合の一覧表示を改善しました。
既定のファイルの拡張子を変更した場合のファイルエディタの挙動を改善しました。
PHP5の抽象メソッドの生成に対応しました。
C++のテンプレート(パラメタライズド)クラスでコンストラクタとデストラクタの内容を出力するように改善しました。
MDA変換機能で、属性に含まれる値の処理に対応しました。
C#の操作の追加設定で"unsafe"キーワードが指定できるようになりました。
Pythonのバージョン3.3のソースコード読み込みに対応しました。
Delphi 7形式のコンストラクタのソースコード読み込みに対応しました。
C#のソースコード読み込みで、フィールドの固定モディファイアに対応しました。
Pythonのソースコード読み込みで、継承リストでの空クラスに対応しました。
C++の読み込みにおいて、テンプレートのインスタンス化の前方宣言に対応しました。
C++のソースコード読み込みで、ネストされた型の可視性の読み込みに対応しました。
Actionscriptのソースコード読み込みで、正規表現の読み込みに対応しました。
コードテンプレートエディタで、テンプレート一覧をソートした場合でも、選択状態を維持するように改善しました。
コードテンプレートエディタで、ステレオタイプの上書きや独自に追加したテンプレートに対しても、未保存の変更がある場合の確認メッセージを確実に表示するように改善しました。
コードテンプレートエディタで、インテリセンス機能でattAllowDuplicatesマクロの挙動を改善しました。
Delphiの'object'および'metaclass'型の読み込みと生成に対応しました。
VB.NETでのステートマシン図からのソースコード生成の結果を改善しました。
Delphiでget propertyのソースコード生成の結果を改善しました。

データベース設計
Oracleと同期中にパッケージが複製されてしまう問題を修正しました。
ODBC経由での読み込みダイアログで、DBMSのサーバやデータベースの名前を表示するように改善しました。
PostgreSQLのバージョン7の読み込みで発生する問題に対応しました。
PostgreSQLで複数のトリガーの読み込み処理に対応しました。
PostgreSQLでcitextおよびdate/time/interval型に対応しました。
PostgreSQLのDDL生成でデリミタの文字の識別を含むように変更しました。
Sybase ASEのDDL生成で、drop文とターミネータの出力を改善しました。
列の一意フラグの設定を、同期の場合にも新規テーブル要素作成の場合にも適切に設定するように改善しました。
列の初期値の欄のサイズを65536文字に拡大しました。
SybaseASEおよびSybaseASAで、自動インクリメントの列に対応しました。
クラスのステレオタイプが<>の場合にテーブルのプロパティダイアログが開く問題を修正しました。
Oracleのシーケンスおよびトリガーの生成で、名前が一意になることを確認するように改善しました。
SQL Serverの読み込みにおいて、テーブルや列のコメントの拡張プロパティに対応しました。
Oracleをリポジトリとして利用している場合にODBCからの読み込み実行すると、まれに未定義のエラーが表示される問題を修正しました。
SQL Serverの読み込みにおいて、内容が欠けることなくビューの定義を読み込めるように修正しました。
DDLの生成において、コメントレベルが「なし」の場合にコメントが出力される問題を修正しました。
PostgreSQLのDDL生成において、依存関係を考慮してデータベースオブジェクトの出力順を修正しました。
Oracleのデータベース読み込みで、Oracle ODBC Driver 11.01.00.07を利用している場合にNUMBER型が正しく読み込めない問題を修正しました。
ODBC経由での読み込みの場合で、データソース名に’が含まれる場合の処理を改善しました。
Oracleの読み込み・生成で以下の内容を改善しました。
- Duration/ON COMMIT文に対応しました。
- COMPRESS文の生成結果を改善しました。
- 文字列長を制御するオプションを追加しました。
- 読み込み時に、ユーザー名を自動的に追加するようにしました。
Sybase ASE 15の読み込みで、外部キーの処理を改善しました。
Infomixの読み込み・生成で以下の内容を改善しました。
- バイナリ文字列をストアドプロシージャのテキストとして保存しないように改善しました。
- ユーザー定義のファンクションの読み込みに対応しました。
- 外部キーの読み込み処理を改善しました。
- 桁数の最大値を32に変更しました。
- 読み込み後のダイアグラムの描画処理を改善しました。
- 生成されるDDLの内容を全体的に改善しました。
- いくつかのデータ型のデータ型をEABase.eapファイルに追加しました。既存のプロジェクトファイルへは、追加データの読み込みが必要です。
SQL Serverの読み込み・生成で以下の内容を改善しました。
- 既定の定数値の宣言の処理を改善しました。
- SQLServer2005および2008のデータ型をEABase.eapファイルに追加しました。
Access2007のデータ型をEABase.eapファイルに追加しました。
DDLの変換機能で、多重度が(*) あるいは (0..*)の場合には、外部キーを生成しないように改善しました。
一意制約を構成する列の型が変更された場合の同期処理を改善しました。

ビジネスルールモデリング
デシジョンテーブルで操作を呼び出す場合の引数を指定できるようになりました。
ルールコンポーザーを利用して操作に対するビジネスルールロジックのモデリングができるようになりました。
ルールコンポーザーを開く際にルールセットの項目が不正な場合の処理を改善しました。
ルールタスクを含むパッケージや要素を削除する際に、関係するルールコンポーザーの情報も削除するように改善しました。
ルールコンポーザーで、セルの幅以上の内容がある場合に右クリックしたときに表示される内容を調整しました。
クリックされたセルにデータがある場合のみ、コンテキストメニューを表示するように改善しました。
複数の項目をプロジェクトブラウザからルールコンポーザーにドロップした場合に適切なメッセージを表示するように改善しました。
アクティビティパラメータを条件やアクション変数として指定可能になりました。
操作を条件変数として利用可能になりました。
プロジェクトブラウザから要素を削除した際に、ルールコンポーザー内の関連する情報を削除するように改善しました。
計算ルールテーブル内で属性を利用している場合に、式の内容が空の場合でも正しく保存されるように改善しました。
デシジョンテーブルで、同じ操作を複数回利用できるように改善しました。
ソースコード生成で、if文の繰り返しではなくif-else形式で出力するように改善しました。
ルールコンポーザーで編集中に名前の情報が保持されない場合がある問題を修正しました。
属性・操作・アクティビティパラメータをルールコンポーザーにドロップした場合に、対象の項目が選択されたままになるように改善しました。
条件変数の入力欄とアクション変数の入力欄の間の境界線を移動可能にしました。
ルールコンポーザーからワークフロースクリプトを生成するためのコードテンプレートを追加しました。
作成したワークフロースクリプトは、スクリプトサブウインドウ内で読み込むことができます。
操作の引数として渡された役割名を、ソースコードの生成時に解決するように改善しました。☆
列の追加・削除をヘッダ部分のコンテキストメニューから実行可能にしました。
デシジョンテーブルの垂直方向の文字の位置を調整しました。
XMIファイルを読み込んだ際に、ルールコンポーザーのデータのないルールタスク要素が生成される処理を修正しました。
ルールコンポーザーのタブを右クリックして、内容を保存できるように改善しました。
クイックリンクでルールタスク要素を作成した場合の結果を改善しました。
選択可能な値の設定ダイアログで、保存ボタンを押した場合にフォーカスの位置を維持するように改善しました。
読み込み専用版(Viewer)でルールコンポーザーを表示できるように改善しました。
ルールコンポーザーの内容の評価機能を追加しました。
ルールコンポーザー内のドロップダウンリストを選択する際に、1クリックでリストが開くように改善しました。
ルールコンポーザーにおいて、ルールを選択した際に関連する条件をハイライト表示するようになりました。
「設定可能な値の編集」ダイアログの操作性を改善しました。
ルールモデル図は既定の状態で、一覧形式で表示されるように改善しました。
ビジネスルールに関するクイックヘルプを追加しました。
ルールコンポーザーにおいて条件などを編集中にインテリセンス機能が利用できるように改善しました。

シーケンス図の自動生成・デバッグ
VistaおよびWindows7 でUACが有効な場合にもデバッグ機能が利用できるようになりました。
モデル内の要素に対して複数の記録マーカー(ブレークポイントなど)を管理することのできる「セット」の機能を追加しました。
セットを利用すると、複数のマーカーをまとめて有効にすることができます。
セットは自由に作成・編集・削除を行うことができます。
デバッグ関連のサブウインドウにある階層(ツリー)ビューで、項目のダブルクリックで枝の展開・折りたたみが可能になりました。
スタック記録機能の設定をすべてのデバッガで設定可能になりました。
プロセスにアタッチ機能を利用する場合にデバッグコマンドの内容を設定する必要がなくなりました。
パッケージに動作解析の設定(旧:パッケージのビルドスクリプト)がない場合でも、ブレークポイントを設定できるように改善しました。
ビルドコマンドを実行した際に、変更されているソースファイルを保存するように改善しました。
ソースコードエディタで、デバッグ中に編集不可に設定しないように変更しました。
WindowsNativeのデバッグで、実行やステップアウトを実行したときにブレークポイントを解除する処理を改善しました。
動作解析の設定(旧:パッケージのビルドスクリプト)を、パッケージごとの設定ではなくプロジェクト全体の設定に変更しました。
デバッグの出力サブウインドウで、出力内容を選択しているときに出力内容が追加された場合でも、スクロールしないように改善しました。
WindowsNativeのアプリケーションに対して、プロファイル(処理時間の計測)機能を追加しました。
スレッドの呼び出しを動的に分析・表示する機能を追加しました。
ブレークポイントの情報を、ローカルユーザーごとのデータフォルダに格納するように変更しました。
デバッグ出力の内容をファイルに保存する場合に、既定のフォルダではなく指定したパスに保存するように修正しました。
Windowsアプリケーション(Java/.NETを除く)に対して、プロファイリングの機能が追加されました。
ウォッチする項目の情報をパッケージ単位ではなくユーザー単位で保持するように変更しました。これにより、ウオッチする項目のセットを複数設定し、切り替えて利用することができるようになりました。
WindowsNativeのデバッガで、ポインタとして宣言されている配列要素の内容を表示できるように改善しました。
Cの操作のデバッグを改善しました。
プロセスにアタッチダイアログで、フィルタした内容を保存するように改善しました。
指定したデバッグを実行するためのハイパーリンク要素を作成できるようになりました。
デバッグサブウインドウ内の動作解析の設定をダイアグラム内にドロップすることで、ビルドなどのコマンドを実行することのできるハイパーリンク要素を作成できるようになりました。
コールスタックサブウインドウのツールバーにボタンを追加し、表示内容を変更・制御できるように改善しました。
ローカル変数サブウインドウで、関数内を実行している場合にスクロールされた位置を維持するように改善しました。
ローカル変数サブウインドウで、関数内を実行している場合に変数の内容が変更された場合にハイライト表示するようになりました。
メモリビューアサブウインドウを追加しました。指定したアドレスのメモリの情報を確認できます。
デバッグ中に、プリミティブ型の変数の値を変更できるように改善しました。
ブレークポイント対象のモジュールがソースよりも古い場合にメッセージを表示するように改善しました。
定義済みの動作解析の設定情報に対して、「常に利用」を設定できるようになりました。

スクリプト
スクリプトグループを削除した際に不正終了する場合がある問題を修正しました。★
JavaScriptのエンジンを変更し、実行時間が改善しました。
Sessionエンジンが出力するメッセージが、OSの言語設定に応じた内容で出力されるようになりました。
スクリプトサブウインドウのツールバーにある更新ボタンを、更新処理が実行中は押せないように改善しました。
定義済みのスクリプトをドラッグ&ドロップでグループ間を移動できるようになりました。
スクリプト内の検索を実行することのできるボタンをツールバーに追加しました。
スクリプトエディタでスクリプトを保存する場合に、ユーザーが指定したディレクトリを利用するように改善しました。
スクリプトを新規作成する場合に、テンプレートを利用することができるようになりました。テンプレートは、Enterprise ArchitectのインストールディレクトリにあるConfig\Script Templatesディレクトリに格納されます。
スクリプトサブウインドウ内で、グループを利用してスクリプトを分類することができます。グループには以下の種類があります。
通常: バージョン7.5までのスクリプトと同じです。
プロジェクトブラウザ: プロジェクトブラウザのコンテキストメニューから呼び出し可能なスクリプトです。
ワークフロー: ワークフロー機能で利用するスクリプトです。
スクリプトサブウインドウのツールバーの内容を変更しました。
スクリプトサブウインドウ内のツリーはダブルクリックすると展開・折りたたみできるように改善しました。
スクリプトエンジンが読み込まれていない場合にインテリセンスの機能が呼ばれた際の処理を改善しました。

ワークフロー機能
ワークフロースクリプトを利用することで、簡易的なワークフロー機能が利用可能になりました。
ワークフロー機能はコーポレート版(およびEnterprise Architect Suite)でのみ利用可能です。
ワークフロースクリプトは自由に作成することができます。
ワークフロースクリプトは、モデル内の要素が変更された場合に呼び出されます。
スクリプトでは、状態・バージョン・名前・別名・作者・フェーズなどの変更を管理します。
スクリプトを利用することで、要素の編集を拒否したり、いくつかのプロパティを編集できないようにしたりすることができます。
スクリプトではログインユーザーのアクセス権を確認することができます。アクセス権を参照し、編集の可否の制御ができます。
ワークフロー検索では、グループやユーザーに割り当てられている実行中のワークフローの一覧を確認することができます。☆
ワークフロースクリプトで編集を却下した場合には、利用者にその理由を伝えることもできます。
ワークフロースクリプトを利用すると、要素のプロパティの変更を却下することができます。

Linux(Crossover/WINE)環境での利用
Linuxでデバッグおよびシーケンス図の自動生成が可能になりました。
起動時の画面の描画速度を改善しました。その他、捜査中の画面の描画処理速度も改善しました。
Linux環境において内部でRTFドキュメントを表示する際の画像の表示を改善しました。
その他、WINE環境におけるさまざまな問題を修正しました。
Linux環境で利用している場合のノートエディタの挙動を改善しました。
Linux環境で、テキスト要素の中央揃え・右寄せが正しく行われるように修正しました。
Linux環境でHTMLドキュメントを出力した際のツリー部分で利用されるアイコンの出力結果を改善しました。

UML関連
再利用されているポートやパートを削除したり追加したりできるようになりました。★
再利用されているポートやパートに接続が追加できるようになりました。★
バージョン7.5以前で保存された相互作用の発生の引数が正しく表示されるように修正しました。★
アクションの種類として、値指定アクションを追加しました。★
アクション要素のコンテキストメニューの追加設定の項目をアクションの種類に応じた内容に改善しました。
クラスの'isActive'プロパティの扱いを改善しました。
オブジェクトの状態の設定機能で、オブジェクトの分類子が所有するステートマシン内の状態も選択可能になりました。
refフラグメント間にコントロールフローを作成した場合に文法エラーになる場合がある問題を修正しました。
接続の両端の限定子について、詳細なプロパティを指定することができるようになりました。
パラメータについて、多重度の情報を保持できるように改善しました。
プロパティのモデリングを改善しました。
- 接続の端に対する限定子の定義を強化しました。
- 属性・ポート・パートに対して限定子を定義できるようになりました。
- 属性・ポート・パートに対してサブセット・再定義の情報を定義できるようになりました。
ループノードおよび条件ノードの機能を強化しました。
ステートマシン図の遷移などに利用するトリガのモデリングを強化しました。遷移に対して、任意の位置にあるトリガ要素を指定できるように改善しました。
また、トリガの種類に応じて、他の要素と関連づけることができるようになりました。
操作の振る舞いを既存の振る舞い要素に関連づける機能を追加しました。
付属要素ダイアログで、継承した要素や名前のない要素の表示を改善しました。
アクションのプロパティで、入出力の値にピンを関連づけることができるようになりました。
非同期のメッセージについて、シグナル要素を関連づけたり、シグナルの属性の引数を指定したりできるようになりました。
シーケンス図で、パートの多重度の表示を改善しました。

SysML関連
SysMLの要求要素に"text"タグ付き値を追加しました。★
ツールボックスの内容を日本語化しました。★
SysMLのダイアグラムのフレームに表示される内容を改善しました。★
isReferenceが設定されている場合に、プロパティの境界線を点線で表示するように修正しました。
プロパティの大きさを大きくした場合に、名前の位置が不適切になる問題を修正しました。
要求要素のクイックリンク機能の動作を改善しました。
2つのブロック要素間で、クイックリンクで依存を作成できるように改善しました。
ブロック図のツールボックスに依存を追加しました。
パラメトリック図のツールボックスで、'Argument'を削除し'Property'を追加しました。
ブロック定義図および内部ブロック図のツールボックスにシグナル要素を追加しました。
SysMLが無効になっている場合のSysML要素の描画を改善しました。
SysMLのためのモデルパターンを提供しました。(英語)

BPMN/BPEL関連
BPMN 1.0のモデルをBPMN 1.1に移行する機能を追加しました。
シーケンスフローのタグ'GatewayOrdering'で、ゲートから出力する判定を行う順番を制御できるように改善しました。
BPELのプロパティダイアログで値を変更した場合に、ダイアグラムの内容が即時に更新されない場合がある問題を修正しました。
BPEL生成において、例外パスの送信タスクと、通常パスの受信タスクとの関係の解決処理を改善しました。
BPEL生成において、メッセージの終了イベントとメッセージの中間イベントとの関係の解決処理を改善しました。
BPELモデルの評価機能で、タスク内で選択されたメッセージが正しいWebServiceに関連付いているかどうかの評価を追加しました。
BPELモデルの評価機能で、ParticipantとWebServiceが適切に関連付いているかどうかの評価を追加しました。
BPEL生成において、同期操作に関連づけられているメッセージが非同期に利用されている場合に通知するように改善しました。
BPEL生成において、ゲートでAssignmentセットの生成に対応しました。
BPELモデルの評価機能で、シーケンスフローから参照されているを評価するように改善しました。
BPELダイアグラムでシーケンスフローのプロパティダイアログを追加しました。
開始イベント・中間イベント・終了イベント・アクティビティ・ゲートウェイ要素に対して自動サイズ調整を実行した場合の結果を改善しました。

HTML ドキュメント
OracleをDBMSとして利用している場合に、要素が1000個以上ある場合の出力処理を改善しました。
一部の出力ファイルで、改行コードがWindows形式になっていない問題を修正しました。
大きなプロジェクトに対して出力する際のメモリの消費量を抑えました。
以下の項目を追加しました。
- 操作の振る舞い: #BEHAVIOUR# (以前はNOTESの一部として出力されていました)
- スタイルシートの名前: #CSS#
要素のBodyテンプレートで、#KEYWORDS# および #LEAF# の項目が適切な値に置換されるように修正しました。

RTF ドキュメント
ドキュメント出力に関して、以下の修正・改善を行いました。
- 箇条書きで改行した場合のインデントを、ノートで入力した状態と同じになるように改善しました。★
- ダイアグラムに対して見出しレベルを設定した場合に、要素と異なるレベルになってしまう問題を修正しました。★
- 要素フィルタを有効にした場合の、ダイアグラム内の要素の出力を改善しました。
- リンクドキュメントで属性の内容の出力を改善しました。
- 要素のセクションが無効の場合にダイアグラム要素のセクションの処理を改善しました。
- 凡例および境界要素がダイアグラム要素のセクションに出力されるように改善しました。
- ハイパーリンクおよび他のダイアグラム内の要素が子要素のセクションに出力される問題を修正しました。
- リンクされた特性のセクションでシグネチャのフィールドにパラメータを含むように改善しました。
- フィールドのスタイルを、以前に適用されていたスタイルのままで出力するように改善しました。
- テーブルの直下にあるセクションの削除処理を改善しました。
- 出力処理時間をわずかに改善しました。
セクションの追加の処理を、いくつかの場合において適切になるように改善しました。★
いくつかの場合において、Headingスタイルの処理を改善しました。★
テンプレートを読み込んだ際に、ツリー一覧のセクションの順序がテンプレートで利用されている順序と異なる場合がある問題を修正しました。
以下の項目を追加しました。
- 外部要求セクションの「バージョン」
- 要素の「保持方法」
- 事前制約・事後制約のセクション
- 新しいシナリオ形式に対応するセクション
テンプレートエディタに関して、以下の修正・改善を行いました。
- モデルのセクションがテーブル内にある場合に、パッケージセクションの追加をテーブルの外になるように処理を改善しました。
- 「画面の幅に合わせて表示」モードに変更した場合に、メニュー項目の選択状態が適切になるように改善しました。
- RTFファイルの読み込み時に、常にSSBookmarkスタイルを更新・維持するように改善しました。
- テンプレートの一覧をカーソルキーで操作する場合の処理を改善しました。
- 日本語名の要素の付属ドキュメントにドロップした場合でも、正しくリンクが作成できるように改善しました。
リファレンス情報の入出力に、プロジェクトの定数を追加しました。
RTFドキュメントの生成ダイアログで、プロジェクトの定数の一覧の内容を名前でソートするように改善しました。
RTFドキュメントの生成ダイアログが表示されたときにフォーカスされていない場合がある問題を修正しました。
外部要求要素について、ValueOfでのタグ付き値の出力をサポートしました。
トリガに対する処理でSQLのエラーが発生する場合がある問題を修正しました。
プロジェクトの定数の情報をリファレンス情報として出力する際の結果を改善しました。
RTFドキュメントの生成ダイアログを開いた際に、フォーカスがダイアログにあたっていない場合がある問題を修正しました。

API・アドイン
Repository.AddWindowメソッドで、独自のサブウインドウが追加できるようになりました。★
Repository.GetTreeSelectedElements()を追加しました。★
EA_OnPostNewElementでタグ付き値の変更を行うことができるようになりました。★
アドインメニューの内容が増えてしまう場合がある問題を修正しました。★
以下のイベントを追加しました。★
- ダイアグラムを開く・閉じる: EA_OnPostOpenDiagram & EA_OnPostCloseDiagram
- ダイアグラムの作成: EA_OnPreNewDiagram & EA_OnPostNewDiagram.
- 操作の削除: EA_OnPreDeleteMethod.
- 属性の削除: EA_OnPreDeleteAttribute
- インスタンス要素の作成時にもEA_OnPostNewElementイベントが発生するようになりました。
バージョン管理に関する以下のメソッドを追加しました。
- Repository.VersionControlResynchPkgStatuses(bool ClearSettings)
- Package.VersionControlGetLatest(bool ForceRefresh)
- Package.VersionControlPutLatest(string Comment)
- Package.VersionControlResynchPkgStatus(bool ClearSettings)
バージョン管理に関する以下のメソッドを強化しました。
- Package.VersionControlAdd() - 対象が既にバージョン管理されている場合の処理を改善しました。
- Package.VersionControlRemove() - エラーがない場合でも例外が発生する場合がある問題を修正しました。また、XMIファイル自身を削除しないように改善しました。また、プロジェクトブラウザのアイコンを更新するように改善しました。
Project.ExportPackageXMIExおよびRepository.CreateBaselineExを追加しました。
Project.RunHTMLReport()でXML形式のGUIDが渡された場合でも適切に処理できるように改善しました。
Repository.GetElementSetで、条件に合致する要素がない場合には長さ0のコレクションを返すように改善しました。
新規に作成したパッケージに対してPackage.Update()を実行した直後にPackage.Elmeent.Connectorsコレクションを参照した場合の処理を改善しました。
Package.Element.Nameの内容を変更した場合に、Package.Nameの値もあわせて更新するように改善しました。
Package.Elementsのコレクションに、子要素を含まないように変更しました。
Package.Diagramsのコレクションに、要素が持つ子ダイアグラムを含まないように変更しました。
Diagram.DiagramLiksのコレクションに、ダイアグラム内で編集され、まだ保存されていない接続も含むように改善しました。
JavaのAPIで、数値あるいは真偽値を戻すAPIのメソッドの対応を改善しました。

XMIファイルの入出力・XSDおよびWSDLに関する機能
XMIの読み込み時に、遷移の名前にガード条件・トリガが含まれてしまう問題を修正しました。★
XMI1.1の読み込みで、相互作用フラグメントのパラメータおよび相互作用の発生の引数に対応しました。
XMI1.1およびXMI2.1で、シーケンスメッセージの座標情報の入出力に対応しました。
XMI1.1およびXMI2.1で、XRef参照のある要素のラウンドトリップに対応しました。
XMI 1.1およびXMI 2.1で、属性・ポート・パートの出力内容を改善しました。
XMI 2.1の出力でアクティビティパラメータの出力内容を改善しました。
XMIファイルで、関係マトリックスプロファイルの入出力処理を改善しました。
XMI 2.1の読み込みで、他のツールで定義されたRefGUID型の読み込み処理を改善しました。
EMXファイルからの読み込みで、入力ピン・出力ピン・値ピンの読み込みに対応しました。
EMXファイルからの読み込みで、フラグメント内の相互作用のオペランドの読み込みに対応しました。
EMXファイルからの読み込みで、メッセージに関連するシグネチャの読み込みに対応しました。
EMXファイルからの読み込みで、相互作用の利用と関係するダイアグラムの関連づけ処理を改善しました。
Eiffel Studioで生成したXMI1.0の汎化の接続の解釈を改善しました。
Rose XMI 1.1形式の出力で、XMIファイル内のXMI.headerにメタモデルの情報を含むように改善しました。
XSDファイルの読み込みで、ターゲットの名前空間に複数のプレフィックスを含むスキーマの読み込みに対応しました。
WSDLの生成時に適切なWSDLバインディングとポートタイプに対応しているかどうか確認するようにしました。
WSDLサービスのプロパティダイアログで、ダイアグラム内のサービスをダブルクリックした後にLocation情報が消去される問題を修正しました。
XMI2.1形式の場合に、アクティビティパラメータの出力形式を改善しました。
Oracle JDeveloperからのXMIの読み込み時に、制約の情報を正しく読み込むように修正しました。
RSAからのXMIの読み込み時に、相互参照の情報を正しく読み込むように修正しました。
リンクドキュメントオブジェクトで、対象のパッケージが読み込まれるXMIに含まれてない場合に、「GUIDを初期化」の設定を利用する場合の挙動を改善しました。
WSDLファイルの読み込みで、バインディングとポートタイプの間の整合性を確認するように改善しました。
UMLパターンで、要素間の接続を新規に作成する前に、既存の接続があるかどうか確認するように改善しました。
UMLパターンで、読み込まれるパターンの外にあるクラスの型の属性のマージに対応しました。
XMI2.1のUML属性のプロパティの読み込み処理を改善しました。
XMI2.1で、言語固有のデータ型の読み込み処理を改善しました。
属性のタグ付き値が非常に多い場合のXMIファイルの出力の処理時間を改善しました。
XSD要素のプロパティダイアログで、既定の型が不適切に設定されている問題を修正しました。
XMIの読み込み時に、バージョン管理されている子パッケージがある場合でも正しく処理できるように改善しました。
XMIの読み込み時に、バージョン管理の状態が変わってしまう場合がある問題を修正しました。
XMIの読み込み時に、監査の機能が有効になっている場合の動作を改善しました。

モデルの管理
パッケージをプロジェクトファイル内、あるいは他のプロジェクトファイルにコピーできるようになりました。★
要素をプロジェクトファイル内、あるいは他のプロジェクトファイルにコピーできるようになりました。★
CSVに関する設定のリファレンス情報をOracleのDBMSリポジトリに読み込む際にエラーが発生する問題を修正しました。
空のDBMSリポジトリに接続した際に、モデルを転送するかどうか確認のダイアログを表示するように改善しました。
XMI(1.1)の出力において、子パッケージの情報を出力しない(直下の内容のみ)設定を追加しました。
子パッケージの情報を持たないXMIファイルに対しても、差分比較・マージができるようになりました。
APIでベースラインの作成やXMIファイルの出力で子パッケージを対象外にするためのメソッドを追加しました。
モデル情報の転送で、コード生成テンプレートが重複される場合がある問題を修正しました。
CSVファイルの読み込みで、CSV_KEYがなく階層構造を維持する設定の場合の挙動を改善しました。
Oracleリポジトリへ大きなモデルを転送する場合の処理速度を改善しました。
プロジェクトの転送ダイアログで、転送元・転送先の情報の表示量を増やしました。
リポジトリへの接続に対する設定で、接続文字列を編集できないように変更しました。
OpenEdgeをリポジトリに利用している場合で、プロジェクトの転送を実施した際に接続のノートの情報が失われる場合がある問題を修正しました。
プロジェクトの転送機能で、アクセス権の機能の整合性を確保するためにt_secpoliciesテーブルを最後に転送するように改善しました。
OracleのDBMSリポジトリへの接続でODBC経由での接続にも対応しました。

アクセス権・バージョン管理
ポートのインスタンスで、ロックされていない場合でもロックされていると表示される問題を修正しました。★
チェックインさ