Enterprise Architect : Enterprise Architect ビルド831リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2008-7-8 13:58:11 (1153 ヒット)

本日、Enterprise Architectビルド831をリリースいたしました。

細かい機能強化やバグ修正などが行われました。

○主なバグ修正・改善

メニュー項目やツールバーなどでのツールチップ機能を強化しました。★
シーケンス図の自動生成機能で、シーケンス図内の要素の初期配置を改善しました。★
ノートリンクのあるシーケンスメッセージの移動時に発生する問題を修正しました。★
UMLプロファイル要素で名前がない要素を配置すると、大きな空白のラベルが表示される問題を修正しました。★
BPMNアドインで、アクティビティの周囲のイベント要素を移動するとサイズが小さくなる問題を修正しました。★
関係マトリックスで接続の向きを矢印で明示するようになりました。★
複数人数でプロジェクトが共有されている場合でも、「最新バージョンを取得」の機能が利用できるようになりました。★
RTFドキュメントで属性や操作の監査情報を出力できるようになりました。★
RTFドキュメントでノートの内容の出力を改善しました。★
HTMLドキュメントを表示する場合に、TOCのエラーが表示される場合がある問題を修正しました。★
ソースコードの出力で、C++のビットフィールドおよびstatic const属性に対応しました。★



変更点と修正点 - ビルド 831J

○操作・画面
メニュー項目やツールバーなどでのツールチップ機能を強化しました。★
ダイアグラムの画像をファイルに保存する際に、2倍あるいは4倍に拡大して保存できるようになりました。
(オプションで設定)
クラスの属性や操作の名前が長い場合の描画処理を改善しました。
接続の区画を非表示にする操作がUndoできるようになりました。
退場点要素に対してクイックリンク機能を利用できるようになりました。
パート要素にプロパティ値を設定できるようになりました。
UMLプロファイルで定義されたツールボックスのグループを閉じることができるようになりました。
遷移の名前が変更になった時の遷移のラベルの描画を改善しました。
パッケージに新規要素が追加された時のダイアグラム内のパッケージ要素の描画を改善しました。
CSV形式の入出力ダイアログで、対象となるパッケージ名を表示するようになりました。
シーケンス図の自動生成機能で、シーケンス図内の要素の初期配置を改善しました。★
シーケンス図内で、シーケンスに直接関係しない要素の移動処理を改善しました。
非常に大きな要素がある場合のダイアグラムの自動レイアウト機能の処理を改善しました。
内容の多いパッケージのベースラインの比較処理を改善しました。
サイズの大きいEAPファイル内で、シーケンス図の初期表示処理が遅い問題を改善しました。
ノートリンクのあるシーケンスメッセージの異動時に発生する問題を修正しました。★
接続をダイアグラム内で右クリックして削除する場合に、オプションによっては確認ダイアログを表示するようになりました。
UMLプロファイル要素で名前がない要素を配置すると、大きな空白のラベルが表示される問題を修正しました。★
BPMNアドインで、アクティビティの周囲のイベント要素を移動するとサイズが小さくなる問題を修正しました。★

○関係マトリックス
UMLプロファイルで定義されている要素や接続で絞り込みができるようになりました。
マトリックス内の要素を選択したときに、サブウインドウの表示が選択した要素の情報に変わる機能を追加しました。
表示速度を改善しました。
接続の向きを矢印で明示するようになりました。★
接続がロックされている場合にはセルの色を変更して表示するようになりました。

○バージョン管理
TFS利用時に、SCC経由での接続から直接接続に変更する機能を追加しました。
複数人数でプロジェクトが共有されている場合でも、「最新バージョンを取得」の機能が利用できるようになりました。★
CVS利用時の通信処理を改善しました。
Subversion利用時に、共有パッケージの一覧取得の速度を改善しました。

○その他の変更・改善
列挙要素に値(属性)を追加する場合に、リテラルであるかどうかを指定するチェックボックスを追加しました。
SQLServerで監査機能がWindowsの地域設定によっては利用できない問題を修正しました。
JavaのAPIからRepository.Resourcesが参照できるようになりました。
APIからロックされているパッケージを操作する場合のチェックを強化しました。
プロジェクトファイルを開いていない場合にEAのソースコードエディタを利用する場合の挙動を改善しました。

○データベース設計
DDLの読み込みにおいて、OracleのSDO_GEOMETRY型に対応しました。
DDL変換機能において、汎化の接続への対応を強化しました。
DDLの読み込みにおいて、DB2/400のチェック制約の解釈を修正しました。
DDLの読み込みにおいて、ビューやストアドプロシージャ・ファンクションが重複する場合がある問題を修正しました。

○RTF
属性や操作の監査情報を出力できるようになりました。★
付属ドキュメントで、PNGやGIF形式の画像の貼り付けに対応しました。
要素が対象パッケージに含まれる場合には、ダイアグラム内の要素もRTFドキュメントに出力する設定でも二重に出力しないように修正しました。
ノートの内容の出力を改善しました。★
タグ付き値の情報が出力されない場合がある問題を修正しました。

○HTML
コンポジット要素のナビゲーションに対応しました。
HTMLを表示する場合に、TOCのエラーが表示される場合がある問題を修正しました。★

○XMI
XMI2.1における"Enumeration Literals"の入出力に対応しました。
XMI1.1におけるパッケージへの接続の出力を改善しました。
XMI2.1におけるパッケージの日付の値の入出力を改善しました。
XMI1.1におけるパッケージの付属ドキュメントの処理を改善しました。
状態の操作のタグ付き値の処理を改善しました。
XMIからメッセージの条件の情報を読み取る場合に発生する問題を修正しました。
XMIファイルとのモデルの比較・マージ機能の処理を改善しました。
XMI2.1のファイルの入出力処理を改善しました。

○ソースコード
C++のビットフィールドおよびstatic const属性に対応しました。★
.NETのリフレクションを利用して読み込む場合に、プロパティやイベントの可視性に対応しました。
C言語の"int long"/"long int"型に対応しました。
C++の名前などに$が含まれる場合の処理を改善しました。
コード生成で遷移可能性の判断を追加しました。
NUnitの結果の解釈を改善しました。
C++で名前空間付きの型名の生成に対応しました。
セキュリティ(アクセス権)機能が有効になっている場合やバージョン管理されている場合のソースコードの読み込み処理を改善しました。
C#およびVB.NETでnullableな識別子を型フィールドに設定するようになりました。
属性の名前が非常に長い場合に、DBエラーが表示される問題を修正しました。