Enterprise Architect : Enterprise Architect バージョン16.1 ビルド1626 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2023-6-15 9:36:57 (529 ヒット)

Enterprise Architect バージョン16.1 ビルド1626を本日リリースいたしました。
このリリースで、SysMLアドインに関する機能を大幅に強化しました。

そのほか、ビルド1625までに含まれるいくつかのバグ修正・細かな改善が含まれます。

ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

ぜひ最新版をご利用ください。


Enterprise Architect Version 16.1 リリースメモ (ビルド1626)

○SysML

・SysMLアドインの機能を大幅に強化しました。
 ・運ばれる要素の選択で、実際に選択される可能性が低いと思われる要素を選択肢に表示しないようになりました。
 ・内部ブロック図を先に作る場合を考慮し、ポートの同期機能を追加しました。
 ・ブロック間に参照関連を作成時に、referencesの区画が更新されるようになりました。
 ・プロパティ要素から型となるブロックを新規作成し割り当てる機能を追加しました。
 ・アイテムフローの選択で、推測した候補以外の要素を指定可能になりました。
 ・アクティビティ図のオブジェクトフローへの運ばれる要素の設定で、片側がフォーク/ジョインの場合にも対応しました。
 ・内部ブロック図のコネクタの自動レイアウトのルールを改善しました。
 ・内部ブロック図の情報からアクティビティ図のオブジェクトフローの運ばれる要素を指定する場合に、オブジェクトフローの向きを考慮して選択肢を出すように改善しました。
 ・コネクタ作成時に、ポートを自動的に追加する機能を追加しました。
 ・インターフェースブロック要素をモデルブラウザからドロップしてポートを作成時、自動的に代理ポートに設定するようになりました。
 ・任意要素を「ポートの型」欄で選択すると、内部エラーが発生する問題を修正しました。
 ・要求の自動番号設定で、要求の数が10を超えると正しく動作しないバグを修正しました。
 ・区画の表示設定の機能の選択肢を調整・改善しました。
 ・Excel出力のメニュー項目名「内部ブロック図内の情報」を「インターフェース情報」に変更しました。
 ・インターフェース情報の出力機能を大幅に改善しました。
 ・継承しているプロパティの初期値を変えた場合に画面表示に反映されない問題を修正しました。
 ・自動レイアウト機能は、要素選択時はその要素のみを対象とするようになりました。
 ・継承されたプロパティを編集すると、いくつかのプロパティがインスタンス側に保存されるバグを修正しました。
 ・アイテムフローへの要素の追加時の同期処理で、プロパティの型を変更するのではなく、ポートを追加するように動作を変更しました。
 ・区画の表示設定がない場合に、内部ブロック図の新規作成時にいくつかの区画を非表示にする設定を追加しました。
 ・要求要素をモデルブラウザからドロップしていくつかの接続を作成できるようになりました。
 ・アクティビティ図の内容を元に、内部ブロック図で運ばれる要素の選択肢を出す機能を追加しました。
 ・ブロックおよびインターフェースブロックのプロパティダイアログでの追加可能な項目を調整しました。
 ・ポートの向きを指定した場合に作成されるインターフェースブロックの名前付けルールを変更しました。
・SysML用のmetatypes.xmlを同梱し、表示名の切り替えを容易にできるようにしました。

○その他の表記方法

・SoaML 1.0に対応しました。
・ザックマンフレームワークのモデルテンプレートの説明が表示されない問題を修正しました。
・PFDアドインで、プログラム要素の描画を改善しました。
・FTAアドインで、他の要素からATA攻撃要素を作る場合にはプロパティを編集できないように変更しました。
・脅威モデリングで、信頼境界の境界線を点線に変更可能になりました。
・脅威モデリングで、信頼境界の背景色の塗り潰し表示に対応しました。

○ダイアグラム内の動作・表示
・ロードマップ図に要素を配置する際に、見出し部分に配置されないようになりました。
・アクションピンの名前の表示を修正しました。
・付属要素をツールボックスから作成する場合に、親要素との関係が設定されない場合がある問題を修正しました。
・凡例要素で接続の太さを指定している場合に、凡例要素を削除しても元に戻らない問題を修正しました。
・接続を要素の属性や操作などと結びつけた場合に、接続のスタイルを変えると結びつけが切れる問題を修正しました。
・コミュニケーション図でメッセージの矢印が表示されない場合がある問題を修正しました。
・要素が付属ドキュメントを持つ場合のアイコンを変更しました。また、作成時にはアイコンを表示するように既定値を戻しました。
・振る舞い呼び出しアクションのコンテキストメニューで同名の項目が重複している点を修正しました。
・ロードマップ図でディスカッションを区画として表示する設定が保存されない問題を修正しました。
・実行仕様のレベルが上がっている場合にメッセージを挿入した場合のレベル調整機能が正しく動作していない問題を修正しました。
・プロパティサブウィンドウで遷移を選択した場合に、トリガの「仕様」の「...」ボタンが押せない問題を修正しました。

○画面と操作
・トレーサビリティサブウィンドウで、ユースケース図で使われる包含・拡張の接続の表示を改善しました。
・独自に追加したツールを、クイックアクセスツールバーに追加できるようになりました。
・属性・操作と付属要素サブウィンドウの「付属要素」タブでチェックを入れた場合に動作が不適切な問題を修正しました。
・ライセンスサーバの設定画面の「サーバアドレス」を「サーバ名・アドレス」に変更しました。
・時間イベント要素・時間受信イベント要素で表記揺れがあり、時間イベント受信に統一しました。
・テンプレート束縛の接続のプロパティサブウィンドウの「バインディング」タブを「束縛」タブに変更しました。
・パッケージの並び順のリセットで、ダイアグラム要素のパッケージ内の要素の順番もリセットするようになりました。
・UnmarshallActionアクション要素のResultプロパティで複数の要素を選択可能になりました。
・関係する要素の追加機能で、全ての要素が対象として表示されない場合がある問題を修正しました。
・レビュー要素に対して自動カウンターが利用できるようになりました。
・テーブル要素に制約を追加するとエラーになる場合がある問題を修正しました。
・複数要素の一括作成機能で要素を作成する場合もテンプレートパッケージの設定を反映するようになりました。

○モデルの入出力
・MDZIPファイルの読み込みで、ダイアグラムの要素位置の変換を改善しました。
・Linuxにおいて、パッケージを出力する場合の進捗表示が正しく表示されない問題を修正しました。
・ArcGISのXMLファイルの入出力処理を改善しました。

○プロジェクト
・バージョン16.0以降で開くことができない、JET3.5形式のEAPファイルを開く場合の動作を改善しました。
・Oracleをリポジトリに利用している場合の処理速度を改善しました。
・テンプレートパッケージの指定でDAOエラーになる場合がある問題を修正しました。
・SQL Serverをリポジトリに利用している場合に、排他ロックの適用時にエラーが発生する場合がある問題を修正しました。

○ドキュメント生成
・テンプレート部品を利用している場合に、スタイルが正しく適用されない場合がある問題を修正しました。
・レビューのノートの内容が正しく出力されない場合がある問題を修正しました。
・カスタムドキュメントで図番号が正しく更新されない問題を修正しました。
・テンプレートを開いた際に、編集されている扱いになる場合がある問題を修正しました。
・いくつかの場合に、見出しのレベルが正しく設定されない問題を修正しました。
・メタタイプの設定がないステレオタイプ付きの要素を、要素の種類名でフィルタされるように改善しました。
・要素名の出力フィールドで、要素名が空の場合には別名を利用するようになりました。
・対象外の指定のリストをソートして表示するようになりました。
・リボンのインデントボタンで、段落のインデントを行うように動作を改善しました。
・HTMLドキュメントの出力で、付属ドキュメント内のリンクを適切に出力するようになりました。

○API
・モデルブラウザでダイアグラムが表示されていない場合のDiagram.Updateの動作を改善しました。
・Repository.GetFormatFromFieldでHTML形式に出力する場合にエラーとなる問題を修正しました。

○MDGテクノロジー・UMLプロファイル
・ダイアグラムプロファイルの設定で、showForeign属性を追加しました。
・パッケージやダイアグラムをプロファイルとして出力する場合のチェックボックスの動作を改善しました。
・クイックリンクでメタクラス要素を作成する場合に、メタクラスの指定ダイアログを表示するようになりました。
・パッケージからMDGテクノロジーを自動生成の機能で、他のプロファイルで定義されたステレオタイプの拡張の扱いを改善しました。
・描画スクリプトで、startcloudpathの描画を改善しました。
・URLType型のタグ付き値で、Webブラウザで開くボタンを追加しました。

○シミュレーション
・ローカル変数サブウィンドウで、振る舞い要素も表示するようになりました。
・オブジェクトフローの処理を改善しました。
・画面要素との連携で、プログレスバー・スライダ・スピンの位置を設定できるようになりました。
・DMNのシミュレーションを改善しました。
 ・ビジネス知識モデル要素およびデシジョン要素が複数の出力を持つ場合の表示を改善しました。
 ・複数のデシジョン要素の階層化に対応しました。
・トリガのパラメータの値が維持されるように修正しました。

○変更の把握と追跡が可能なモデル
・新規バージョンとしてダイアグラムを複製した際に、レーンやマトリックスの設定を維持するようにしました。
・要素を複製する際に、バージョン番号が編集できない問題を修正しました。
・要素を複製する際に、付属ドキュメントの内容も複製するように改善しました。
・BPSim要素の設定が複製されない問題を修正しました。
・シーケンス図およびコミュニケーション図のメッセージが正しく表示されるように修正しました。

○その他
・「排他ロックが必須」モードで、ネットワーク通信が切断した場合の動作を改善しました。
・Proクラウドサーバをライセンスサーバとして利用している場合に、ライセンスの持ち出しができない問題を修正しました。
 (Proクラウドサーバのビルド126以降が必要です。)