Enterprise Architect : Enterprise Architect バージョン16.1 ビルド1623 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2023-1-18 10:21:21 (429 ヒット)

Enterprise Architect バージョン16.1 ビルド1623を本日リリースいたしました。
ビルド1622までに含まれるいくつかのバグ修正・細かな改善となります。

ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

ぜひ最新版をご利用ください。


Enterprise Architect Version 16.1 リリースメモ (ビルド1623)

○ダイアグラム内の動作・表示

・例外フローでガードおよび重みを表示できるようになりました。
・ArchiMateの集約で、不適切な矢印を表示する問題を修正しました。
・クイックリンクで要素を新規作成する場合に、自動カウンターの設定が反映されない場合がある問題を修正しました。
・モデルブラウザから参加者やプールをドラッグし、ダイアグラム内のBPMNのコレオグラフィ要素にドロップすることで関係づけられるようになりました。
・レーンの表示が有効な場合に、ダイアグラムフレームの移動動作を修正しました。
・シグナルの属性を削除した場合に、関連付く受信も更新するようになりました。
・別名表示が有効な場合に、分類子名が別名で表示されない場合がある問題を修正しました。
・「提供インターフェースの表示」「要求インターフェースの表示」の設定で、「使用」の接続がある場合のみ表示するように動作を変更しました。
・データストア要素からクイックリンクでオブジェクトフローが作成できない問題への暫定対処を行いました。
・メッセージクイック編集アドインで、受信の選択を可能にするオプションを追加しました。
・メッセージクイック編集アドインで、分類子がロックされている場合には追加不可能とする判定を追加しました

○画面と操作

・BPMNアクティビティ要素を右クリックした場合の「子要素の追加」メニューの内容を改善しました。
・モデル内の検索で、独自に作成した検索ルールの実行時に、編集内容を自動保存するようになりました。
・「リーディングリストの表示」を実行時に、対象の要素を含むドキュメントが表示されない問題を修正しました。
・ロードマップの設定でキャンセルボタンが押せない場合がある問題を修正しました。
・トレーサビリティサブウィンドウで、接続へつながる接続を表示するかどうかの設定を追加しました。
・スキーマコンポーザーのダイアログにヘルプボタンを追加しました。
・付属ドキュメントなどのエディタの「編集」リボンにあるフォントの選択リストの描画速度を改善しました。
・レビューの管理タブで、レビューの内容の表示にHTMLタグが含まれる問題を修正しました。
・カスタムドキュメントの作成時に、モデルルートに要素が作成できてしまう問題を修正しました。
・属性・操作と付属要素サブウィンドウで、振る舞い呼び出しアクションを選択した際に、結びつくアクティビティが持つアクティビティパラメータが表示されない場合がある問題を修正しました。
・ノートビュー内の文字の大きさが正しく表示されない場合がある問題を修正しました。
・プロパティダイアログでBPMNアクティビティ要素のsubtypeを変更した場合に、タグ付き値の表示内容が更新されない問題を修正しました。
・要素がロックされている場合でもタグ付き値の編集ができる場合がある問題を修正しました。
・BPSimの設定タブで、結びつく設定要素の名前を表示するようになりました。
・ArcGISの設定'Set Coordinate System'で、不適切な表示内容になる場合がある問題を修正しました。
・パースペクティブの選択肢で、大見出しと配下の内容が一部誤っている問題を修正しました。
・パッケージがロックされている場合の要素の削除可能判定を改善しました。

○SVG形式の画像出力
・シーケンス図で利用される一部の表現が正しく出力されない問題を修正しました。
・透過度の扱いを改善しました。
・WindowsのDPI設定が変更されている場合に、文字の出力結果に影響を与えてしまう問題を修正しました。

○モデルの入出力
・'DiagramRef'型のタグ付き値の読み込み結果を改善しました。
・ArcGISへの出力で、Spatial Referenceの項目が重複する場合がある問題を修正しました。
・「パッケージからMDGテクノロジーを自動生成」の実行時に、編集中の内容を保存するようになりました。
・Rhapsodyファイルの読み込み処理が正しく動作しない問題を修正しました。
・GUIDを初期化してXMLファイルを読み込む場合に、ハイパーリンク要素の処理を改善しました。
・GUIDを初期化してXMLファイルを読み込む場合に、ノート内のリンクの処理を改善しました。
・XMI 1.1ファイルの読み込みで、成果物要素の数が非常に多い場合の動作速度を改善しました。

○ドキュメント生成
・テンプレート部品について、要素に関係するセクション内であればどこでも利用できるようになりました。
・「(基本テンプレート)」で出力すると、付属ドキュメントの先頭文字が欠ける問題を修正しました。
・DOCXのドキュメント生成で、サブジェクト(境界)要素が付属ドキュメントを持つ場合に出力されるようになりました。
・DOCXのドキュメント生成で、箇条書きの丸文字が正しく出力されない場合がある問題を修正しました。
・DOCXのドキュメント生成で、対象外の要素に「状態マシン」を設定した場合に、正しく対象外となるように修正しました。
・HTMLドキュメントの生成で、要素を含まないパッケージへのリンクが不適切になる問題を修正しました。
・HTMLドキュメントの生成で、ナビゲーションパネルおよび要素のノート内のリンクの扱いを改善しました。
・HTMLドキュメントのテンプレートで、接続に対して#TYPE_ORIG#のタグが利用できるようになりました。
・HTMLドキュメントの生成で、用語集やプロジェクトの問題のページでヘッダの画像が正しく表示されない場合がある問題を修正しました。
・QAレポートの依存関係の詳細・実装の詳細・ユースケース測定のRTF出力で、固定の内容が文字化けしてしまっている問題を修正しました。

○SysML
・SysMLの制約ブロック間にコンポジションを作成できるように修正しました。
・SysMLアドインで、DPIが100%ではない場合の表示を改善しました。
・SysMLアドインで、包含を逆向きに作成するオプションを追加しました。

○コード生成と読み込み
・C++ 20の以下の表現に対応しました。
 ・コンセプト (コンセプト宣言・requires節/表現・autoプレースホルダー)
 ・ラムダ式のテンプレート
 ・ラムダ式のrequires節およびautoプレースホルダー

○API
・ProjectInterface.ProjectTransfer()で拡張子.qea/.qeaxに対応しました。
・スクリプトレットが実行中に、実行中であることを画面表示するようになりました。
・スクリプトレットの動作完了時に不正終了する場合がある問題を修正しました。

○その他
・パッケージを新たにバージョン管理設定する際に、コミットメッセージを入力できるようになりました。
・Javaのプロファイラで、引数が30個以上あるメソッドの扱いを改善しました。
・パッケージの構成情報が不適切になっているプロジェクトを読み込んだ場合の動作を改善しました。
・Linux/WINE上でのOctaveのシミュレーション動作を改善しました。
・ノートサブウィンドウで表示内容を印刷する場合の動作を改善しました。
・ProクラウドサーバおよびDBMSリポジトリの利用時に、接続が切断された場合の動作を改善しました。
・シーケンス図のメッセージにブロック要素が結びつく場合に、「付属要素の同期」機能の動作を修正しました。
・拡張形式のシナリオからアクティビティ図を生成する場合の結果を改善しました。
・フローチャートのクイックリンク定義を改善しました。
・ダイアグラムをEMF形式の画像で出力する場合に、点線が正しく出力されない問題を修正しました。