Enterprise Architect : Enterprise Architect バージョン15.0 ビルド1508 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2019-8-22 14:18:43 (127 ヒット)

本日、Enterprise Architectの最新バージョンとなる15.0 ビルド1508をリリースいたしました。

多くの機能改善・バグ修正を行いました。ぜひ最新バージョンをご利用ください。

最新バージョンの主な機能強化
https://www.sparxsystems.jp/products/EA/ea150.htm

ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm




★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。

Enterprise Architect Version 15.0 リリースメモ (ビルド1508)

○モデルブラウザウィンドウ
・従来の「プロジェクトブラウザ」の機能を強化し、名前も「モデルブラウザ」に変更しました。以下の4つの情報をタブ切り替えで表示できます。
 ・モデルの階層情報 (従来の「プロジェクトブラウザ」の内容)
 ・バージョン14.0で追加された「選択パッケージ」
 ・カレントのダイアグラム内の要素の一覧(詳細は後述)
 ・選択している要素の詳細(従来の「要素ブラウザ」の内容・詳細は後述)
・アイコンのデザインを一新し、また高DPIでの表示を改善しました。
・アイコンの色を変更しました。
・「ダイアグラム」タブの詳細
 ・現在表示されているダイアグラム内の要素を一覧形式で表示します。
 ・ダイアグラム内の要素を、名前で素早く探す場合に便利です
 ・要素名の一部で一覧の内容を絞り込むことができます。
 ・一覧で要素を選択するとダイアグラム内の要素にカーソルが移動するだけでなく、ダイアグラム内の選択で、この一覧内でもその要素が選択されます。
・「要素」タブの詳細
 ・既存の要素ブラウザの機能を大幅に強化しました。
  ・要素に対して表示される内容を見直しました。
  ・表示される項目に対するコンテキストメニューの内容を改善しました。
  ・受信・ディスカッションの内容を表示できるようになりました。
  ・表示される項目の編集を呼び出せるようになりました。
  ・表示される項目の削除を呼び出せるようになりました。
  ・アイコンおよび表示される内容を改善しました。
  ・「すべて展開する」「すべて折りたたむ」の機能を追加しました。
  ・表示される内容をカスタマイズできるようになりました。
  ・表示される内容をセットとして保存し、呼び出せるようになりました。
  ・セットの切り替えは、コンテキストメニューから簡単に実行できます。
  ・いくつかのセットをサンプルとして提供します。

○プロパティサブウィンドウの改善
・プロパティサブウィンドウで、以下の項目のプロパティの表示・編集が可能になりました。
 ・要求
 ・制約
 ・ファイル
 ・テスト項目
 ・担当者の割り当て
 ・保守
 ・変更点
 ・バグ
 ・検討事項
・以下の場所での項目の選択で表示内容を更新するようになりました。
 ・ブラウザサブウィンドウの「要素」タブ
 ・ダイアグラム内の要素に表示される区画内の項目
 ・他のサブウィンドウ

○ノートサブウィンドウ・ノート
・プロパティサブウィンドウと同様に、ブラウザサブウィンドウの「要素」タブなどで項目を選択した場合にノートを表示するようになりました。
・テスト項目や保守項目など、複数のノート(自由記入)項目がある場合にも対応しました。
・Ctrl+Spaceキーで、「クイックノート」を表示する機能を追加しました。選択した項目のノートを簡単に参照・編集できます。

○パースペクティブ
・セキュリティ(アクセス権)のグループに対して、利用可能なパースペクティブを指定可能になりました。
 ・管理者および権限を持つユーザーが、それぞれの利用者の利用範囲に対して最適なパースペクティブを指定できます。
 ・パースペクティブが対象としないMDGテクノロジーは引き続き有効なため、利用範囲外の図について表示が崩れることはありません。ただし、利用範囲外の図のモデリングはできません。
 ・多人数で1つのモデルを扱い、利用者ごとに担当・責任範囲が異なる場合に最適です。
 ・管理者および権限を持つユーザーは、利用者の担当範囲の変更や熟練度に応じて、動的にパースペクティブを変更できます。
・パースペクティブに応じて表示内容が絞り込まれる機能・画面を増やしました。
・利用可能な記法の増加に合わせて、パースペクティブを追加しました。
・プロジェクトやアドインのMDGテクノロジーのみを利用する選択肢を追加しました。

○アドインに関する強化
・VisualStudioなどのIDEを利用せずに、モデル内に「アドイン要素」としてアドインを定義・実行できるようになりました。
 (コーポレート版以上で利用可能)
 ・アドイン要素はモデル内に要素として定義し実行できるので、アドインの利用にあたりインストールは不要です。管理者権限も不要です。
 ・アドイン要素の特徴は以下の通りです。
  ・アドインを要素としてモデル内に定義し実行できます。
  ・アドイン要素の動作はJavaScriptで記述します。
  ・アドイン要素内では、Repository要素を参照できます。
  ・通常のアドインと同様に、新規要素の作成などEnterprise Architect内のさまざまなイベントに対して処理を実行できます。
  ・アドイン要素の設定項目は、専用のサブウィンドウで表示・編集できます。
  ・アドイン要素から、SBPIベースのAPIを呼び出すこともできます。
 ・アドインのイベントに対する「受信」を追加し、その受信のコードとして処理を実装します。
 ・作成したアドイン要素は、XMIやパッケージリポジトリなどで他のユーザー・プロジェクトに配布できます。
 ・アドインの管理ダイアログでは、アドイン要素も一覧に表示されます。
 ・アドイン要素は、既定の状態で無効になっています。
 ・セキュリティ(アクセス権)機能が有効になっている場合には、アドインを有効にできるかどうかの権限を指定できます。
 ・アドイン要素のアドインが有効になっていると、すぐに動作するようになります。

・ワークフローに関するアドイン(「ワークフローアドイン」)を作成し利用可能になりました。
 ・EA_Connectイベントで「Workflow」を返すと、ワークフローアドインとして認識されます。
 ・利用可能な機能は、今までのバージョンでワークフロースクリプトとして利用可能であった内容と同等です。
 ・既存のワークフロースクリプトの置き換えに最適です。
 ・プロジェクトを開く際に、動的に有効になります。
 ・セキュリティ(アクセス権)の設定によって動作させないこともできます。
 ・要素の「状態」を変更した場合に呼び出されます。


○Javascriptエンジンの更新
・Enterprise Architect内部で利用しているJavaScriptエンジンをMozilla Spidermonkey 63に更新しました。
・JSONのパースなどの新機能が利用可能にありました。


○ダイアグラム内の描画の改善
・ダイアグラム内のフォントの描画サイズを少し大きくしました。また、文字の折り返し位置計算などの処理を改善しました。
・ダイアグラム内の要素が持つアイコンの描画を改善しました。また、高DPI環境での表示も改善しました。
・ダイアグラム内の要素に追加の情報を表示できる「ブックマーク」機能を追加しました。
・要素の区画としてノートを表示する場合に、「notes」の見出しを表示しないように変更しました。
・クラス要素などで、要素名の下に区画の区切り線がある場合に、その区切り線までの間隔を少し広げました。☆
・フォントによっては文字間の間隔が一定ではないなど、フォントに依存する描画処理を改善しました。
・情報ビュー・ナビゲーションセル・制約要素に影を表示するようになりました。
・Enterprise Architect 15に関係するテーマを追加しました。


○「シンプルモード」の追加
・四角および矢印で構成されるようなシンプルな図を作成することのできる「シンプルモード」を追加しました。
 (コーポレート版以上で利用可能)
・作図ツールと似たような使い方をする場合に便利です。
・作図に利用する要素は、既存のUMLなどの要素をそのまま利用します。シンプルモードでは、要素は種類によらず単純な四角形などの図形として描画されます。
・設計内容を単純に表現したい場合や、既存の記法とは関係がないシンプルな図を作成する場合に利用します。
・図に配置する要素はUMLの既存の要素などを使いますので、シンプルモードで配置した要素を他のUMLの図などで活用することで、設計に繋げることができます。
・シンプルモードを利用し、AWSやGoogleクラウドプラットフォームのアイコンが利用可能になりました。


○ダイアグラムの表示形式の追加
・ダイアグラムの内容を図以外の異なる形式で表示する機能に、新たな形式を追加しました。
 以下の表示形式が利用できます。
 ・ダイアグラム - グラフィカルな図の形式 (既存)
 ・一覧 - 配置された要素を一覧形式で表示。プロパティの参照・編集が可能 (既存)
 ・ガントチャート - 配置された要素に関するタスクと担当者の割り当てをガントチャート形式で表示 (既存)
 ・仕様ビュー - 配置された要素について、ノートの内容の参照と編集に注力した一覧 (既存)
 ・マトリックスビュー - 配置された要素間の接続の関係をマトリックス形式で表示 (新規追加)
 ・設計支援ビュー - 配置された要素について、設計支援に関する項目を表示 (新規追加)


○ダイアグラム内の表現・操作の改善・機能強化
・ハイパーリンク要素の文字色を変更できるようになりました。
・ハイパーリンク要素の上にマウスカーソルを移動した場合に色が変わるようになりました。
・ダイアグラム内のリンクやナビゲーションアイコンで別の図を開いた場合の動作を変更しました。
 ・移動先のダイアグラムが開かれていない場合、元のタブで開かれます。
 ・開いた先のダイアグラムで、BackSpaceキーやタブの矢印アイコンで、元の図に戻ることができます。
・ダークテーマの場合のカンバンの描画を改善しました。
・ダイアグラムフレーム上にある接続のラベルの描画を改善しました。
・ポートの高さ・幅を可変にした場合に、要求・提供インターフェース要素の位置を変えることができるようになりました。
・要素の区画で、保守区画に表示される項目をダブルクリックすると、プロパティを表示できるようになりました。
・ダイアグラムに配置したパッケージ要素の中身の描画を改善しました。
・セキュリティ(アクセス権)機能利用時に、ダイアグラムのコンテキストメニューの有効・無効の制御を改善しました。
・ポートなど、要素の境界に配置される子要素の位置の変更操作を改善しました。
・要素が持つ属性や操作などについて接続を簡単に作成する、属性/操作リンク機能を追加しました。
 (ただし、日本語版ビルド1508では既知の問題のため、利用できません。)
・凡例要素で、判定する値と表示する値を別々に設定できるようになりました。
・新規要素として貼り付けダイアログの表示の有無を指定可能になりました。
・子要素をグラデーション表示させない設定を追加しました。
・ユーザーオプションで、既定の拡大率の設定を追加しました。
・SysMLで、プロパティにポートを追加するとブロック側に定義としてポートを追加するように改善しました。★
・SysML要素の子ダイアグラムを作成した場合に、SysMLの図にならない問題を修正しました。★
・プロパティサブウィンドウからポートの「共役」を設定した場合の動作を修正しました★
・ダイアグラム内の要素に対するツールチップ機能を改善しました。(ダイアグラムのプロパティサブウィンドウからON/OFFを設定できます。)


○ダイアログや画面に関する改善・機能強化
・複数のステレオタイプが設定されている場合に、プロパティダイアログおよびプロパティサブウィンドウにおいて、全てのステレオタイプを表示するように改善しました。
・要素に非常に多数の接続がある場合の、トレーサビリティサブウィンドウの動作を改善しました。
・検索ビューの一覧の列を、一覧の幅に応じて自動的にリサイズするように改善しました。
・クラスのテンプレートパラメータに関する設定を、プロパティサブウィンドウではなく独立したダイアログに変更しました。
・ダイアグラムのレーン・マトリックスに関する設定を、プロパティサブウィンドウではなく独立したダイアログに変更しました。
・モデルブラウザ内のスクロールバーの動作を改善しました。
・シナリオの内容を編集する際に、従来のような他の画面のタブではなく、独立した「シナリオビュー」を追加しました。
・シーケンス図のメッセージで、操作に結びついている場合にノートサブウィンドウが操作のノートを表示する問題を修正しました。★


○ソースコードの生成・読み込みに関する改善・機能強化
・ソースコードの読み込みで、ファイルごとにパッケージを作成する場合の動作を改善しました。
・VisualStudioのソリューションの読み込みで、ファイルごとにパッケージを作成する選択肢が利用可能になりました。
・C++のソースコードの読み込みで、ネスト表現された名前空間の解釈に対応しました。
・C++のソースコードの読み込みで、"enum class"の表現に対応しました。
・C++のソースコードの読み込みで、右辺値(rvalue)参照に対応しました。
・C++のソースコードの読み込みで、関数ポインタなどの解釈を改善しました。
・C++のソースコードの読み込みで、可変引数テンプレートに対応しました。
・C++のソースコードの読み込みで、言語マクロの検出および追加操作を改善しました。
・C++のソースコードの読み込みで、読み込み前にソースコードの内容に問題がないかどうかを確認する「テスト実行」機能を追加しました。
・ソースコードの読み込みで、対象のファイルのタイムスタンプを確認する設定を追加しました。
・VisualStudioのソリューションの読み込みで、ファイル単位でパッケージを作成するオプションを追加しました。


○アドイン/APIに関する改善・機能強化
・プロジェクトとの通信をせずに選択している要素の情報を取得する機能を追加しました。(EAContext, EASelection)
・検索ビューの内容を設定するSearchWindowクラスを追加しました。
・プロパティサブウィンドウに独自の一覧形式のタブを追加するPropertiesTabクラスを追加しました。
・セキュリティ(アクセス権)機能のユーザー情報を参照するSecurityUserクラスを追加しました。
・Diagramクラスに、座標情報に関するいくつかのメソッドを追加しました。右クリックした位置を判定する場合などに利用できます。
・SysMLアドインで、ポートの型を指定後にキャンセルした場合でも一時的に矢印が表示される問題を修正しました。
・SysMLアドインで、ポートの型を選択後「なし」に戻しても方向を指定できない問題を修正しました。
・SysMLアドインで、要求図の新規作成時に、タグ付き値の表示=ON, 属性の表示=OFFにするように改善しました。
・DFDアドインで、プロセス要素の縦横比を変更可能にするオプションを追加しました。
・BPMNアドインで、ALTキー押しながらダブルクリックすると子ダイアグラムを開くように修正しました。


○その他の機能の改善・バグ修正
・ドキュメント生成で、指定したセクションを出力対象外にする機能を追加しました。
・MARTEおよびVDMLのプロファイルを追加しました。(ユニファイド版以上で利用可能)
・ロバストネス図に関する要素の定義を、UML標準のMDGテクノロジーではなくEA独自拡張(Core Extensions)に含めるようにしました。
・リンクドキュメントオブジェクトに結びついたパッケージをまとめてXMLに出力できるようになりました。
・ソースコードエディタで、受信と制約への対応を強化しました。
・モデルブラウザ内で、特定のグループに対してのみモデルルートを表示する機能を追加しました。
・シミュレーション機能実行時の、開始までの動作速度を改善しました。
・DMNシミュレーションの動作の安定性を改善しました。
・データベース設計で、外部キーの内容の更新処理を改善しました。
・テーブル要素の列について、属性・操作と付属要素サブウィンドウで編集可能になりました。
・複製機能を利用している場合の、スキーマコンポーザーの動作を改善しました。
・スキーマコンポーザーの成果物要素を複製した場合に、プロファイル情報も複製するように改善しました。
・MacOS/Linux環境を利用している場合に、クラウドサーバを既定のプロジェクトに設定している場合の動作を改善しました。
・動作保証環境にWindows Server 2016を追加しました。
・保守サブウィンドウに「ドキュメント」「ユーザー機能」を追加しました。
・カンバンの内容の自動同期機能を追加しました。
・Archimateモデルの読み込みで、接続のスタイルが指定可能になりました。
・プロジェクトファイルの新規作成時の、最上位のパッケージ名を「モデルルート」に変更しました。
・いくつかのメニュー項目の表現を調整しました。

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