SysML内部ブロック図におけるポート間に設定するフロープロパティについて

サポート宛にいただきましたご質問の要約です。

○ご質問
SysMLの内部ブロック図を記述しています。内部ブロック図でプロパティ間のインターフェースをコネクタ接続により、運ばれる要素を選択し接続を試みています。

一つのプロパティから複数のプロパティへ接続するケースがあるため、単一のポートから複数のフロープロパティを運ばれる要素の設定画面から設定しようとしたところ、1個目のフロープロパティを設定後、2個目のフロープロパティを選択しようとしたところで、運ばれる要素の追加選択ができなくなっています。

具体的には、1個目のフロープロパティを運ばれる要素として追加している状態で、プロパティ間の接続線をダブルクリックし、「コネクタの設定」画面を開いたあと、運ばれる要素の種類から指定したいフロープロパティを選択しますが、2つ目のフロープロパティを選択しようとした際に、方向設定がデフォルト設定から消え、追加ボタンが押下できなくなってしまいます。

SysMLの文法的には一つの接続に付与できるフロープロパティの数に上限は無かったと認識しておりますが、ツールの動作として問題がないかご確認いただけないでしょうか。

○回答
頂きましたご質問につきまして、EAの最新ビルド ビルド1714で修正されている内容と推測致します。

◇Enterprise Architect バージョン17.1 ビルド1714 リリースのお知らせ
https://www.sparxsystems.jp/forum/modules/news/article.php?storyid=1355

>○SysML
>・SysMLアドインで、内部ブロック図の運ばれる要素の選択で、ポートに結びつくインターフェースブロックが複数のフロープロパティを持つ場合の動作を修正しました。

お手数をおかけいたしますが、EAビルド1714でご確認頂けますようお願いいたします。

ビルド1714でも再現した場合は、サンプルプロジェクトファイルや画面スナップショットを送付頂けますようお願いいたします。