ドキュメントの生成ダイアログ

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ドキュメントの生成ダイアログ

ドキュメントの生成時には、さまざまな設定を行うことができます。例えば、ファイルの出力先・ファイルの出力形式・ドキュメントに含まれる要素の種類などの条件が指定できます。これらの設定は、ドキュメントの生成ダイアログから行うことができます。このダイアログは複数のタブで構成されています。

 

既定の「生成」タブはドキュメント出力時の基本的な設定内容が含まれます。必要に応じてその他のタブの設定を変更し、最後にこのタブに戻って生成を実行します。

 

 

利用手順:

ドキュメントの出力対象となるパッケージや要素を選択し、以下の操作を実行します。

 

リボン

生成・入出力 > ドキュメント > DOCX/PDF > ドキュメントの生成 > 生成

キーボード

F8 | 生成

 

ドキュメントの生成ダイアログではドキュメントの内容や外見を変更することができます。

 

また、このダイアログのそれぞれのタブでは、ドキュメントの生成に関するさまざまなオプションを設定することができます。詳細はそれぞれのタブの説明ページをご覧ください。

 

全てのタブの設定が完了したら生成タブに戻り生成ボタンを押すと、ドキュメントの出力が実行されます。

 

 

生成タブの項目

生成 タブでは以下の項目が設定可能です。:

 

項目

説明

パッケージ

ドキュメント出力定義

要素

ドキュメントの生成対象に応じて見出しが変わります。モデルブラウザパッケージブラウザ 検索結果一覧などで選択されている要素やパッケージを対象にすることができます。

ドキュメント出力定義機能を利用している場合には、ドキュメント出力定義と表示されます。

それ以外の場合には、モデルブラウザなどで選択した対象の要素やパッケージの名前が表示されます。

対象を変更する場合には、名前が表示されている欄の右端にあるボタンで、パッケージを指定することができます。

出力ファイル名

ドキュメントの出力先と出力ファイル名です。 参照 () ボタンを押すことで指定することができます。

ファイル名の拡張子で出力形式が決まります。RTF(Rich Text Format)・PDF(Portable Document Format)・DOCX(Word Document Files: Office2007以降で利用可能な形式)の3つから選択できます。

テンプレート

ドキュメントに適用するテンプレートを指定します。Enterprise Architectの既定のテンプレート(名前がカッコで囲まれたテンプレート)を利用することもできますし、独自に定義したテンプレートを利用することもできます。

選択肢では、利用可能な全てのテンプレートが含まれます。表示の順番として、「ユーザーが作成した独自のテンプレート」「MDGテクノロジーで提供されているテンプレート」「既定のテンプレート」と分類されます。もし、同名のテンプレートが複数存在する場合には、最初に見つかったテンプレートのみが有効となりますので、名前は重複しないようにしてください。

表紙

ドロップダウンリストから、定義済みの表紙を選択することができます。

ドロップダウンリストには、Enterprise Architectが既定で提供する表紙と、独自に定義した表紙の両方が表示されます。

「<なし>」を選択した場合には、生成されるドキュメントに表紙は追加されません。テンプレート内に表紙が定義されている場合には、表紙が重複してしまいますので、「<なし>」を指定して下さい。

目次

ドロップダウンリストから、定義済みの目次を選択することができます。

ドロップダウンリストには、Enterprise Architectが既定で提供する目次と、独自に定義した目次の両方が表示されます。

「<なし>」を選択した場合には、生成されるドキュメントに目次は追加されません。テンプレート内に目次が定義されている場合には、目次が重複してしまいますので、「<なし>」を指定して下さい。

スタイルシート

ドロップダウンリストから、定義済みのスタイルシートを選択することができます。

ドロップダウンリストには、Enterprise Architectが既定で提供するスタイルシートと、独自に定義したスタイルシートの両方が表示されます。

「<なし>」を選択した場合には、生成されるドキュメントは、既定のスタイルで出力されます。

「<なし>」を選択した場合でテンプレート内にスタイルの定義がある場合には、そのテンプレート内のスタイルを利用します。

適用するテーマ

ドキュメント出力に含まれるダイアグラムの画像を、特定のテーマを適用して出力したい場合に指定します。現在のダイアグラムの表示形式をそのまま利用する場合には、「<今のテーマを利用>」を選択して下さい。

(参照:要素の既定の書式を設定)

対象外のセクション

事前に定義した、対象外のセクションの定義を選択することで、指定したドキュメントテンプレートの内容の一部のみを出力できます。

この機能を利用することで、目的や状況に応じて、テンプレートの一部の内容のみを出力することができます。

(指定したパッケージの配下のパッケージについて、一部のパッケージを出力対象外にする場合には、パッケージの「ドキュメントの生成オプション」で指定できます。)

言語

複数言語機能を利用している場合に、どの言語の内容で名前・別名・ノートを出力するかどうかを指定できます。

背景の画像

出力するドキュメントの背景に、指定した画像を配置することができます。背景を指定する場合には、画像を指定して下さい。

濃度を調整

背景の画像を選択した場合にこの項目にチェックを入れると、指定した画像の濃度を少し薄めにして出力します。これにより、ドキュメントの内容を読みやすくします。

画像の画質

ドキュメントに含まれる画像の画質を指定します。画質が高いほど、出力されるドキュメントのサイズが大きくなります。

画像のフォーマット(形式)がビットマップ形式の場合のみ有効です。

出力完了時にドキュメントを表示

この項目にチェックを入れると、ドキュメントの出力が完了すると自動的に生成したドキュメントを表示します。

EAのタブで表示

表示ボタンを押したときに、生成されたドキュメントをEnterprise Architectのタブとして表示します。チェックしない場合には、Windows既定のツールで表示されます。

ダイアグラム内の要素をすべて出力

対象に含まれるダイアグラムに配置されている要素の情報をテンプレートの「ダイアグラム.要素」のセクションで定義されている内容にしたがって出力します。

もし、特定のダイアグラムのみで利用されている要素をドキュメント出力の対象にする場合には、このチェックボックスのチェックを外し、対象のダイアグラムのプロパティにある 「ドキュメントにすべての要素を含める」 にチェックを入れてください。

どちらの項目もチェックされていない場合には、テンプレートの「ダイアグラム.要素」のセクションに内容が定義してあったとしても、ダイアグラムのみに配置されている要素は出力されません。

用語を意味で置換

対象の用語の種類

要素のノート内に含まれる、用語集の用語について、その意味として定義されている内容で置換して出力します。出力する場合には、対象の用語の種類を指定します。

この機能は、例えば用語「EA」の意味が「Enterprise Architect」として定義されていて、ノート内のEAの文字列をEnterprise Architectに置換して出力するような使い方を想定しています。

(日本語文字列の場合には、日本語文字列解析の機能が有効になっている必要があります。)

ショートカットとして保存

現在のドキュメント出力設定をショートカットとして保存します。

編集

現在選択されているテンプレートをテンプレートエディタで編集します。

編集可能なテンプレートは、新規に作成したテンプレートのみです。既定のテンプレート(テンプレート名が括弧で囲まれています)は編集できません。

生成

指定された設定でドキュメントを生成します。

表示

「EAのタブで表示」にチェックが入っているかどうかで、Windowsの既定のツールで内容を表示するか、Enterprise Architectのタブとして内部に表示するかを指定できます。

中止

ドキュメント生成を実行中に、処理を中止します。

進捗

ドキュメント生成の進捗状況を表示します。

 

 

参照: