DOCX/PDF/RTFドキュメント

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DOCX/PDF/RTFドキュメント

Enterprise Architectで作成したモデルは、Enterprise Architect上で直接内容を確認する方法の他に、画面で表示したり印刷したりできるドキュメントとして確認したい場合もあります。このような場合に役に立つ、ドキュメントの出力機能があります。仕様書のようなドキュメントの出力のためには、ドキュメント出力機能が役に立ちます。この機能は次のような場面で役に立ちます。

 

 

Enterprise Architectは、広く利用されているいくつかの形式で出力できますので、出力した内容をそのままドキュメントとして利用するだけでなく、他の既存のドキュメントの内容と結合して利用するなどの活用も可能です。

 

項目

説明

機能

このエディタでは次のような表現が可能です。

  • ヘッダーとフッター  
  • 画像
  • インデックス
  • 表形式の表現
  • 入れ子の段落  
  • 全ての要素や接続・ダイアグラムに関する情報を出力
  • XML形式でのテンプレートの出力と読み込み
    (リファレンス情報として「ドキュメントテンプレート」を指定してください。)
  • カスタマイズする際に参考になる、既定のテンプレート

 

  • 機能を組み合わせることで、複雑なドキュメントも出力可能です。
  • さまざまなオプション(設定条件)が利用できます。
  • テンプレートには、複雑な条件を関連づけることができます。
  • Enterprise Architect内で、出力したドキュメントをタブとして表示・参照することができます。

 

ドキュメントに関する基本的な操作方法を説明したPDFドキュメントは、スパークスシステムズ ジャパンのPDFドキュメント「ドキュメント出力機能 機能ガイド」からダウンロードできます。

ドキュメント出力定義要素

Enterprise Architectでは、ドキュメント出力定義要素(バージョン16.0まではリンクドキュメントオブジェクト)を作成することができます。具体的には、ドキュメント出力定義要素を作成するか、ドキュメント定義パッケージパッケージ内に要素を配置する形になります。

ドキュメントの出力の場合には、それぞれのドキュメント出力定義要素ではそれぞれ個別にドキュメントのテンプレートを指定することができます。

具体的には、要求要素が含まれるパッケージに対して要求要素用のテンプレートを適用し、ユースケースが含まれるパッケージにはユースケース要素用のテンプレートを適用するような指定が可能です。このように個別に指定したテンプレートからの生成結果をまとめて1つのドキュメントとして作成し、ヘッダやフッタ・目次を追加することができます。

ドキュメント定義パッケージ

ドキュメント出力定義要素を利用することで、個々のドキュメントについて対象を変更することができます。

このときに、ドキュメント定義パッケージ(バージョン16.0まではマスタードキュメント)を利用することで、さらに便利にドキュメント生成機能を利用することができます。

例えば、会社や組織ごとのカバーページや目次・ヘッダ・フッタなどを追加することができます。このドキュメントのそれぞれの章にはドキュメント出力定義要素で指定した内容や形式になります。

 

注意:

  • セキュリティ(アクセス権)機能が有効の場合には、ドキュメントの生成 のアクセス権が必要です。
  • 生成したドキュメントは、Enterprise Architect内のタブとして開くこともできます。開いているタブはそれぞれ閉じることもできますし、タブを右クリックすると表示されるコンテキストメニューから、ドキュメントのタブのみをまとめて閉じることも可能です。

 

 

参照: