テンプレートエディタでは、ドキュメントの生成時に利用するテンプレートを自在にカスタマイズすることができます。テンプレートエディタでは、対象の項目を指定し、その項目に関連する項目(プロパティ)をドキュメントのどの位置に生成するかを指定します。
テンプレートは新規に作成することもできますし、既存のテンプレートをコピーし、その内容を編集することもできます。新規に作成する場合には、Normal.rtfというファイルのスタイル等の設定を自動的にコピーします。
テンプレートを新規に作成したら、以下の内容を定義します。
- モデル内の対象の項目の選択
- 対象の項目ごとに、出力する具体的な値の選択
- 対象の情報の出力書式の指定
テンプレートの作成中には、必要に応じてエディタのツールバーから、ドキュメントの生成を簡単に実行することができます。テンプレートの内容が具体的にどのようになるのかをテストする場合に便利です。
テンプレートをテストする前には、対象のパッケージを適切に選択しておいてください。
利用手順:
テンプレートエディタを実行すると、「ドキュメント - 編集」のリボンが追加され、自動的に表示されます。
リボン |
生成・入出力 > ドキュメント > テンプレートエディタ |
その他 |
モデルブラウザ内のリソースタブから呼び出すこともできます |
テンプレートエディタは以下の3つで構成されています。:
- さまざまな機能を呼び出すことのできるツールバー
- ドキュメントの出力内容(セクション)を決めるための構成ツリー
- ドキュメントの内容を詳細に定義するためのエディタ
エディタのツールバー:
項目 |
説明 |
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新しいテンプレートを作成します。名前と、必要に応じてコピー元となるテンプレートを指定します。 |
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テンプレートの変更内容を保存します。 |
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テンプレートに名前をつけ、別のテンプレートとして保存します。 |
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編集中のテンプレートのオプションを指定します。オプションを指定することにより、現在のテンプレートの既定の出力条件を指定することができます。 |
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モデルブラウザ内のリソースタブを開き、現在のテンプレートを選択状態にします。 |
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エディタの左側に表示される、階層構造の情報を非表示にすることができます。非表示になっている場合は、再度表示することができます。 |
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テンプレートを保存する先となるグループ名が表示されています。既定値では「モデルテンプレート」と表示されています。この場合には、特定のグループに所属せずに保存されます。 ドロップダウンリストから、定義済みの他のグループを選択できます。グループを選択すると、テンプレートの選択のためのドロップダウンリストの内容が更新されます。 |
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テンプレートの選択のためのドロップダウンリストには、現在のテンプレートの名前が表示されています。 ドロップダウンリストから別のテンプレートを選択することで、編集対象のテンプレートを変更することができます。なお、括弧で囲まれている名前のテンプレートは、Enterprise Architectの既定のテンプレートです。テンプレートの内容を上書き保存することはできません。「名前をつけて保存」で新しいテンプレートとして保存することは可能です。 |
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テンプレートの内容からドキュメントを出力する場合の出力先です。 |
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出力先の指定を行うためのボタンです。 |
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ドキュメントの生成ボタンです。出力先が指定されている場合に、ドキュメントを出力することができます。事前に、対象のパッケージをモデルブラウザで選択しておいてください。 |
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生成したドキュメントの内容を表示します。テンプレートの内容を編集後、すぐに出力内容を確認したい場合に便利です。 |
ガイド:
項目 |
説明 |
構成パネル |
ドキュメントに出力可能な、モデルの部品(構造要素)を指定できます。それぞれの項目にはチェックボックスがあり、チェックを入れることでその部品を出力対象にすることができます。
チェックを入れると、エディタ部分に以下のようなセクションが追加されます。チェックを外すとセクション(およびその内容)は削除されます。
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内容パネル (エディタ) |
テンプレートの内容が表示されます。希望する内容・書式になるように、このパネルの内容を編集します。
セクションを追加すると、[右クリックして○○に関する項目を追加できます。] のような文字列が表示されます。この文字列を削除し、必要な内容を入力してください。 |
テンプレートの編集 |
テンプレートの編集に関連する機能を呼び出すには、専用の「ドキュメント - 編集」リボンを利用します。このリボンは、テンプレートの編集のタブを選択すると自動的に表示されます。テンプレートの編集で利用するのは、次の2つになります。
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コンテキストメニュー |
内容パネル内で右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。このメニューから、いくつかの機能を呼び出すことができます。 |
注意: |
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参照: