テーマ

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テーマ

ダイアグラム内の要素や接続の書式(外見)について、色やフォント・グラデーションなどの設定が1つにまとまった「テーマ」を指定してまとめて変更することができます。具体的には、1つの「テーマ」には、フォント・色(背景色・文字色・境界色)・線の太さ・グラデーションの有無や詳細・背景の画像が含まれます。テーマを変更することで、ダイアグラム内の表示の見た目・雰囲気を簡単に切り替えることができます。Enterprise Architectには既定でさまざまなテーマを用意していますので、そのテーマを適用してみたり、既定のテーマを元にカスタマイズしたりすると良いでしょう。

 

独自のテーマを定義し、保存することもできます。テーマを保存する場合には、オプションダイアログの以下のページの内容から関係する情報を収集し、テーマとして保存します。

 

 

テーマを保存する際に、テーマに含めない内容を設定することもできます。

 

 

利用手順:

ユーザーのオプションダイアログの「テーマ」グループで設定します。

リボン

  • ホーム > 設定 > オプション > ユーザー > テーマ
  • ダイアグラム > ダイアグラム > 表示形式 > テーマの選択

キーボード

Ctrl + F9

 

 

テーマの設定

項目

説明

名前

定義済みのテーマを選択できます。以下の操作が可能です。

  • 選択したテーマを適用する
  • テーマを編集する
  • テーマの編集時の元データとして利用する
  • テーマを削除する

コピー

以下の場合に、このボタンを押して変更点を保存した新しいテーマを作成できます。

  • 新しく独自のテーマを作成するとき
  • 既存のテーマの内容を変更したとき

 

コピーボタンを押すと、ダイアグラムのテーマ名を入力するためのダイアログが表示されます。

  • テーマとして存在しない名前を入力した場合には、新しいテーマとして保存します。
  • 既に存在する名前を入力した場合には、そのテーマの設定内容を上書きします。
    (独自に作成したテーマに対してのみ上書きできます。)

削除

このボタンを押すと、テーマを削除することができます。既定のテーマは削除できません。

削除の確認メッセージが表示されますので、「はい」を選択するとテーマは削除されます。

削除後は、「高コントラスト 白」 が選択された状態となります。必要に応じて、他のテーマを選択し、適用してください。

変更・保存する内容

フォント

この項目にチェックを入れると、「書式設定」グループにある「既定のフォントの設定」ボタンを押した際の、ユーザーの既定のフォントの情報がテーマに含まれます。

チェックを入れないでテーマを作成した場合、テーマを適用した場合でもフォントは変わりません。

この項目にチェックを入れると、テーマの保存時に、「標準の色」グループで設定される内容がテーマに含まれます。

チェックを入れないでテーマを作成した場合、テーマを適用した場合でも色は変わりません。

線の太さ

この項目にチェックを入れると、テーマの保存時に、「書式設定」グループの「要素の既定の境界の幅」の項目と、「接続」グループの「太さ」の項目の内容がテーマに含まれます。

チェックを入れないでテーマを作成した場合、テーマを適用した場合でも線の太さは変わりません。

グラデーション

この項目にチェックを入れると、テーマの保存時に、「グラデーションと背景」グループで設定できる、グラデーションに関するさまざまな設定がテーマに含まれます。

チェックを入れないでテーマを作成した場合、テーマを適用した場合でもグラデーションに関係する設定は変わりません。

背景の画像

この項目にチェックを入れると、「グラデーションと背景」グループにある背景の画像の設定がテーマの保存時に含まれます。

要素の影

この項目にチェックを入れると、「書式設定」グループにある「要素に影を表示」の設定がテーマに含まれます。

表示形式

手書き風

この項目にチェックを入れると、手書き風で表示される設定がテーマの保存時に含まれます。

ホワイトボード

この項目にチェックを入れると、ホワイトボード風で表示される設定がテーマの保存時に含まれます。

閉じる

このボタンを押すと、変更内容を保存しオプションダイアログを閉じます。

 

注意:

  • 既定のテーマは削除・編集することはできません。既定のテーマを編集し、独自のテーマとして保存することはできます。
  • テーマを保存する際には、オプションダイアログのさまざまなグループにある設定項目の内容が保存されます。例えば、もし「グラデーション」の項目にチェックを入れると、その項目に対応する設定項目がテーマに含まれます。
  • ダイアグラムのプロパティから、ダイアグラムごとに異なるテーマを適用することもできます。

 

 

参照: