標準の色

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標準の色

ユーザーのオプションダイアログの標準の色グループでは、要素の表示色やダイアグラムの背景色などの既定値を変更可能です。

 

色を指定する際には、既定の色の中から選択して指定する方法の他、既定色にない色を定義して指定することもできます。この設定は利用者ごとに保存され、プロジェクトには保存されませんので、別の利用者で同じモデルを開いた場合には、その利用者での設定で表示されます。

 

既定色にない色を指定した場合に、その後別の色を指定すると、その設定した色の情報は失われます。ただし、16色まで「プロジェクトの色」として定義して保存・選択できるようにすることもできます。プロジェクトの色として定義した設定色については、ダイアグラム内で要素の色設定を行う場合など、他の場面でも利用できます。

 

 

利用手順:

リボン

ホーム > 設定 > オプション > ユーザー > ダイアグラム > 標準の色

キーボード

Ctrl + F9  | ダイアグラム |  標準の色

 

 

項目の色を選択する場合や、独自の色を選択する場合には、下向きの矢印のボタンを押してください。選択画面が表示されますので、希望する色を選択してください。選択した色が標準の色として設定されます。

希望する色が選択肢にない場合には、「その他の色」を選択してください。別のダイアログが表示され、自由に色を選択することができます。

色を既定の色に戻したい場合には、「既定」を選択してください。

 

 

標準の色を指定する

全部で15カ所の、さまざまな表示色について既定色を変更することができます。操作方法は以下の通りです。

 

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操作方法

1

変更したい色の下向きの矢印をクリックします。

色のパレットが表示されます。パレットには、Enterprise Architectの既定の色と、もし定義されていれば独自定義の色が表示されます。また、それ以外の色を指定するための「その他の色」のボタン(リンク)も表示されます。

2

パレットに選択したい色が含まれる場合には、その色をクリックして下さい。

3

希望する色がパレットにない場合には、「その他の色」のボタンを押して下さい。

色選択をするための色ダイアログが表示されます。

4

色ダイアログ内のパレットに希望する色がある場合には、希望する色をクリックします。色を選択すると、ダイアログ右下の「新規」の部分に選択した色が表示されます。その後、OKボタンを押すとその色が設定されます。

5

希望する色がパレット内にない場合には、「カスタム」のタブをクリックします。このタブ内には以下の色指定ツールが含まれます。

  • 「色」と書かれているパネル内には、さまざまな色が表示されています。
  • 「色」パネルの右側には、明度が異なる色の棒が表示されています。
  • 色相・彩度・明度を数値で指定したり、赤・緑・青の濃度を数値で指定したりすることのできるパネルがあります。

 

色を選択すると、ダイアログ右下の「新規」の部分に選択した色が表示されます。OKボタンを押すとその色が設定されます。

6

別の方法として、「選択」と表示されているボタンを押すと、マウスカーソルがスポイトの形に変わります。この状態でマウスカーソルを動かすと、カーソル位置にある色が「新規」の欄に表示されます。

希望する色を発見したら、クリックするとその色が「新規」の欄に表示されます。OKボタンを押すとその色が設定されます。

7

閉じるボタンを押し、設定した内容を保存して下さい。

 

 

詳細:

項目

説明

要素

内部

要素の内部(塗りつぶし)の色を指定します。

ここで指定した色について、要素の既定の色を変更した場合や、ダイアグラム内の色を変更した場合には、それらの設定の方が優先されます。また、テンプレートパッケージで色を指定した場合や、ステレオタイプに関連づけて色を指定した場合も、その指定が優先されます。

要素の境界の色を指定します。

文字

要素の文字色を指定します。

要素に表示される影の色を指定します。

属性

属性の情報を表示する色を指定します。

操作

操作の情報を表示する色を指定します。

振る舞い

操作に定義される「振る舞い」の情報を表示する場合の色を指定します。

ノート

ノート要素の背景色を指定します。

ノートと制約要素

内部

ノート要素と制約要素の内部の色を指定します。

文字

ノート要素と制約要素の文字の色を指定します。

ノートの線

ノート要素の境界線の色を指定します。

制約の線

制約要素の境界線の色を指定します。

その他

接続の線

接続の線の色を指定します。

独自色

独自色の定義ボタンを押すことで、独自の色を16色まで定義し、さまざまな場面で利用できます。

次の「定義した独自色をパレットに表示」にチェックをいれないと、色の選択画面には表示されません。

画面要素

画面要素の色を指定します。

ハイパーリンク

ハイパーリンク要素の色を指定します。

定義した独自色をパレットに表示

プロジェクトで定義されている独自定義の色情報を、要素などの書式設定時に利用することができます(チェック後Enterprise Architectの再起動が必要です)。

ダーク系のテーマに適した表示

この項目にチェックを入れると、パッケージなどいくつかの要素のダイアグラム内の表示について、ダーク系の色で表示されるようになります。また、他の要素も含めて、ダイアグラム内の表示の色をダーク系のテーマに合わせて調整します。また、ダイアグラムの内容を画像としてコピーする場合に、背景色もコピーし、コピーした画像を見やすくします。

 

注意:

  • このページの設定を変更することで、ダイアグラムの背景の色を変更することができます。グラデーション効果の設定は「書式設定」のページをご覧ください。
  • その他、独自の背景を自由に指定したい場合には、「ダイアグラムの背景画像の設定」のページをご覧ください。
  • 既定の色設定を、個別の要素ごとに変更する場合に、全てのダイアグラムで共通の書式設定にする場合には、対象の要素をダイアグラム内で右クリックして 「書式設定 | 既定の書式設定」 を選択します。既定の書式設定ダイアログが表示されます。
  • 既定の色設定を、個別の要素ごとに変更する場合に、現在のダイアグラムのみ変更する場合には、書式設定クイックツールバーかリボンを利用します。

 

 

参照: