要素の既定の書式を設定

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要素の既定の書式を設定

要素や接続について、色などの書式は、以下の2通りの設定が可能です。

 

両方の設定が適用されている場合には、ダイアグラムごとの書式設定が優先されます。

 

全ての要素や接続の既定の書式は、ユーザーのオプションダイアログで変更できます。ユーザーのオプションダイアログの「標準の色」グループから変更して下さい。

 

個別の要素や接続の既定の書式(全てのダイアグラムに共通の書式)は、既定の書式設定ダイアログを利用して設定することができます。このダイアログを利用するには、対象の要素や接続をダイアグラム内で右クリックし、「書式設定 | 既定の書式設定」を選択します。

 

 

 

利用手順:  

コンテキストメニュー

ダイアグラムの要素を右クリック | 書式設定 | 既定の書式設定

キーボード

  • F4
  • Ctrl+Shift+E

 

 

詳細:

項目

説明

要素の色

背景色

このドロップダウンリストをから、背景色を指定できます。ここで指定した色は、プロジェクト全体の要素の色設定よりも優先して適用されます。ただし、ダイアグラムごとの色設定を行っている場合には、ダイアグラムごとの色設定が優先されます。

選択肢の中に希望する色がない場合には、「その他の色」の領域をクリックして、独自の色を指定できます。

境界の色

要素の境界線・区画の区切り線の色を指定します。

選択肢の中に希望する色がない場合には、「その他の色」の領域をクリックして、独自の色を指定できます。

境界線の太さ

境界線や区画の区切り線の太さを指定します。1から5までの値を指定できます。

指定した値がプロジェクト全体の太さの設定と一致している場合、プロジェクト全体の太さの設定を変更すると、その要素の太さも更新されます。プロジェクト全体の太さの設定は、ユーザーオプションの「書式設定」グループにある「要素の既定の境界の幅」です。

フォントの設定

スタイル

表示に利用するフォントの種類とサイズを指定します。

[設定]ボタンを押すことで、フォントを指定するダイアログが表示されます。斜体などのフォントの書式も指定できます。

また、いくつかの既定の色の中から色を選択するとこともできます。

フォントの色

要素の文字列のを指定します。

表示されるパレット以外の色を指定する場合には、「その他の色」ボタンをクリックしてください。

 

既定値に戻す

設定内容を全て既定値に戻します。

プレビュー

設定した内容を視覚的に確認できます。

OK

設定した内容を適用します。

キャンセル

編集した内容を破棄し、現状を維持します。

 

注意:

  • いくつかの要素に対して同時に設定することもできます。対象の要素を選択後、どれか一つの要素を右クリックし、「書式設定 | 既定の書式設定」を選択して下さい。
  • ユーザーのオプションダイアログの「定義した独自色をパレットに表示」の設定を有効にしている場合には、独自に定義した色も選択可能になります。
  • フォントの色指定は、要素の名前など一部に限定されます。例えば、属性や操作は、ユーザーのオプションの「標準の色」の設定が適用されます。
  • フォントの種類とスタイルは、ノート区画以外の全ての表示内容に対して適用されます。
  • フォントのサイズは、全ての表示内容に対して適用されます。
  • 既定の書式を設定している場合でも、ダイアグラムごとの書式を設定している場合・ステレオタイプで書式を指定している場合・描画スクリプトで書式を設定している場合には、その書式が優先されます。ダイアグラム毎の書式は、リボンなどで設定できます。

 

 

参照: