排他ロック時の動作について

サポート宛にいただきましたご質問の要約です。

○ご質問
排他ロック時の動作について教えていただけますでしょうか。

プロジェクトファイルはサーバ上に置いてあり、同じファイルを複数ユーザが開く前提です。

ユーザAが要求の編集中に、ユーザBが同じ要求を編集する場合は排他ロックがかかると思います。その際、ユーザBは「同じ要求を編集しているのはユーザAである」を知ることはできるのでしょうか？

ユーザAが要求の編集を終えれば更新履歴から追うことは可能と思いますが、リアルタイムに知る手段はないでしょうか？

○回答
現在のRaQuestには、該当する機能はありません。ご期待に沿えず申し訳ありません。
以下URLのEAのセキュリティ機能を利用していないプロジェクトの場合に、どのユーザがロック状態にしたのかの記録がないためです。

◇ユーザーセキュリティ(アクセス権)
https://www.sparxsystems.jp/help/17.0/usersecurity.html

EAのセキュリティ機能が有効なプロジェクトの場合は記録はありますが、現在のRaQuestでは排他ロック状態である旨をメッセージダイアログで表示しているわけではないため、排他ロックしてたユーザ名を表示するタイミングがないと考えており表示しておりませんでした。
今後のRaQuestの追加機能として、排他ロック時の要求のプロパティの中に表示できるか、またはステータスバーに表示することを検討できればと思います。

セキュリティ機能が有効なプロジェクトで、Enterprise Architectの場合は、各要素ではなく一覧での表示になりますが、以下の機能で確認可能です。

◇ロックの管理
https://www.sparxsystems.jp/help/17.0/managelocks.html

以上ご確認よろしくお願い致します。