複数のコンポーネントエレメントをまとめて抽象化する方法

サポート宛にいただきましたご質問の要約です。

○ご質問
コンポーネントエレメントにポートエレメントを追加して、そのポートに、提供インターフェースや要求インターフェースを追加したコンポーネントをダイアグラムに配置して、同様に作った他のコンポーネントと接続して、システムの通信全体をデザインしています。

コンポーネントの種類がかなり増えてきたので、SW単位でまとめてサブ化して、SWの内部通信と、外部に公開するI/Fに分離して可読性を上げたいと思っています。

コンポーネントエレメント内に、すでに作ったコンポーネントを子コンポーネントとして配置することはできましたが、子コンポーネントの持つ、特定の（外部に公開するものだけ）提供インターフェースや要求インターフェースを親側のコンポーネントに反映させる方法を教えて下さい。

親側のエレメントは、コンポーネントじゃなくてもOKですが、子コンポーネントエレメントの提供インターフェースや要求インターフェースとの接続関係は維持したいと思っています。

なにか、上手いEAの操作方法があれば教えて下さい。

○回答
既存のComponent1 に対し、汎化した Component2 の要素の作成を行う以下操作で、ご要望にかなう操作となっておりますでしょうか？

1. コンポーネント図を作成
2. コンポーネント図に、コンポーネント要素を配置(名前:Component1)
3. Component1 にポートを追加
4. 3で作成したポートに要求インタフェースを追加
5. Component1 からクイックリンクで、コンポーネント | 汎化を選択し Component2 を作成
6. モデルブラウザ上で、Component1 のポートを Component2 にドラッグ＆ドロップ
7. Componennt1 を選択
8. 「属性・操作と付属要素サブウィンドウ」の付属要素タブを選択
9. 表示されている「オーナ Componennt2」のポートの行の先頭のチェックボックスにチェックを追加
10. 9 で追加されたポートが、ダイアグラム上の Component1 上に表示される
11. 10 のポートを選択
12. 「属性・操作と付属要素サブウィンドウ」の付属要素タブ内の要求インタフェースの行の先頭のチェックボックスにチェックを追加