SysML ブロック定義図の接続に関して

サポート宛にいただきましたご質問の要約です。

○ご質問
SysMLブロック定義図の接続のうち、コンポジションもしくは集約の接続線をダブルクリックして集約プロパティ画面を開き、「役割（関連端）」のタブから、集約をコンポジション／共有／なしで選択できるようになっているため、集約からコンポジションへの切り替えはここで設定可能かと思いますが、このような仕様にした意図を参考までに教えていただくことは可能でしょうか？

○回答
まず、SysMLブロック定義図の接続の英語版では以下となっております。
コンポジション: Part Association
集約: Shared Association
SysMLの仕様の単語も上記であるため、以前この対訳はそれに準じた日本語訳にしておりました。しかし現在のEAでは混乱を招くので、UMLと同じコンポジション/集約となっております。

また、SysMLの仕様では、上記2つの種類は、集約(Aggregation)でなく関連(Association)なのですが、歴史的な経緯より、集約のままとなっております。

集約とコンポジションの切り替えの設定位置につきましては、仕様に沿った形になっております。詳細につきましては、SysML/UMLの仕様書をご確認頂けますようお願いいたします。