割込可能アクティビティ領域の領域範囲変更の操作方法について

サポート宛にいただきましたご質問の要約です。

○ご質問
SysML1.5のアクティビティ図において領域要素の割込可能アクティビティ領域を作成した後に変更する操作方法について教えていただけないでしょうか。

◇詳細
(1)アクション１、２、３を作成
(2)アクション１～３を割込可能アクティビティ領域で囲む
(3)アクション１～２に割込可能アクティビティ領域に変更

手順(3)で領域を変更する際に領域の範囲を変更しようとしても領域をアクション２と３の間に変更することができません。
アクション３を領域枠から出してからであれば領域の範囲を変更することができます。
一度領域枠を設定してから、アクションを動かさずに領域枠を変更する操作方法があるのかどうかが知りたいです。

○回答
下記手順でご要望にかないますでしょうか？
（頂きました例を用います。）

1. アクション3を選択
2. ALT+G でモデルブラウザのアクション3を選択
3. モデルブラウザ上で、アクション3は割込可能アクティビティ領域の要素の子要素のため、割込可能アクティビティ領域の要素と兄弟要素となるようにモデルブラウザ上で移動
4. ダイアグラム上で、割込可能アクティビティ領域の範囲の変更

また、オプション「要素を自動的に階層化」をオフにすることで、今後割込可能アクティビティ領域を作成後、モデルブラウザ上での変更なく、領域の範囲の変更が可能になるかと思います。

◇ ユーザーオプション > ダイアグラム > 振る舞い
https://www.sparxsystems.jp/help/15.0/diagrambehavoir.html

オプション「要素を自動的に階層化」に関しましては、下記URLの掲示板でも同様の記載をしておりますが、オフにすることでの副作用がある可能性もありますので、あらかじめご留意頂けますようお願い致します。

◇モデルブラウザ上での階層の変化
https://www.sparxsystems.jp/forum/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=7072

お手数をおかけいたしますが、以上ご確認よろしくお願い致します。