コールアウト表記

サポート宛にいただきましたご質問の要約です。

○ご質問
SysML1.3でノート要素にコールアウト表記する方法を教えて下さい。

○回答
ご質問いただきましたコールアウト表記につきましては、メインメニューのアドイン・拡張 | SysML | ヘルプ で表示できるMDG Technology for SysML のヘルプの、コールアウト表記のページで説明しております。

操作におきましては、以下の点にご注意ください。

・「ノートに要素のプロパティの内容を表示」メニューはノート要素のコンテキストメニューではなく、ノートリンクのコンテキストメニューになります。
・プロパティの種類に該当の種類が表示されるためには、現在のダイアグラムに該当の接続がなく、要素の区画の内容として表示される場合のみになります。（ダイアグラムの再表示が必要な場合もあります。）

弊社環境では、以下の手順でプロパティの種類に DerivedFrom が表示されることを確認しております。

1. SysML1.3 の要求図を新規作成
2. 1で作成した図に、SysMLのヘルプの「コールアウト表記」のページの上の左側と同じになるように、REQ1 と REQ2 を配置、要素間を導出(deriveReqt)で接続
3. 2のダイアグラムを保存して閉じる
4. 1とは別のSysML1.3 の要求図を新規作成
5. プロジェクトブラウザから、要素 REQ1 を 4で作成した図に配置
6. 配置した REQ1 のコンテキストメニュー | 子要素の追加 | ノートの追加を選択
7. 作成されたノートとのノートリンクのコンテキストメニュー | ノートに要素のプロパティの内容を表示 を選択
8. プロパティの種類の選択肢に「DerivedFrom」が表示されることを確認