掲示板一覧   -   トピック一覧
   Enterprise Architect 全般
     シーケンス図でメッセージを追加しても、クラスの操作に追加されない


スレッド表示 | 新しいものから 前のトピック | 次のトピック | 下へ
投稿者 トピック
tkouno
投稿日時: 2011-6-10 10:16
EA Administrator
投稿: 3939

シーケンス図でメッセージを追加しても、クラスの操作に追加されない

サポートに寄せられたご質問の要約です。

○ご質問

シーケンス図で、クラスに対してメッセージを送信し、そのメッセージに名前を
つけました。しかし、クラス図の操作として登録されません。

○回答

ご指摘の挙動は、意図した挙動です。

その主な理由としては、下記の3点です。

・シーケンス図は、クラス図とは関連づけることなく作成することも可能ですので
 その場合を考慮しています。
 
・EAはモデルの共有(チーム開発)を想定して作成されています。シーケンス図を
 作成する場合に、メッセージの名前を打ち間違えたり、一時的に入力して
 考えながら作成したりすることもあるかと思います。このような場合に、
 その都度(全体の共有物である)クラス要素に反映されてしまうというのは
 混乱を招き、また性能面での問題もあります。

・クラス図の設計(=クラスの操作)は、そのクラスの責務を考えた上で、適切に
 追加することが重要です。シーケンス図のメッセージの名前として入力した
 ものが、「簡単に」クラス図の操作として(=全体の仕様として)反映されるのは
 適切ではないように思います。


上記のような理由があり、例えば通常のプロパティダイアログの場合には
「操作」のボタンを押さない限り、クラス要素には反映されないようになっています。
(この点は、Enterprise Architect入門セミナーで説明しています。)



なお、実際には、シーケンス図を利用してクラスの責務を明確にするという
手順になる場合もあります。ただし、その場合でも、無条件にメッセージが
クラスの操作になるとは限りません。

このような場合、シーケンス図の作成時には、クラスの操作としては
一切追加しません。シーケンス図が完成した後、「シーケンス図チェックアドイン」
で、クラス図との対応を「後付け」で行う方法を提案しています。

https://www.sparxsystems.jp/products/EA/tech/tc_22.htm#SeqChecker
(このアドインおよび上記の手順は「続・Enterprise Architect入門セミナー」で
説明・演習があります。)

このように、完成した時点でまとめて見直すことで、シーケンス図作成中の
間違いなどをクラス図に反映することなく、全体を見ながら
整合性を確保することができると考えます。
スレッド表示 | 新しいものから 前のトピック | 次のトピック | トップ