いつもお世話になっております。

プロジェクトはSVNで管理しております。
監査ビューの表示についてでなのですが、ユーザーの表示欄を見ると、他人が編集した内容でも必ず自分のユーザー名が
表示されてしまいます。

このユーザー表示は、監査内容の編集を行ったユーザー名が表示されるわけではないのでしょうか？

お手数をおかけし申し訳ございません。
ご質問の件は、ご理解通り作業を行ったユーザー名が
表示されます。
(Windowsのログインユーザーと、コーポレート版であれば
ログインユーザー名)
こちらで確認しましたが、ビルド832において
正しく動作しているように見えます。

何らかの条件で発生するバグの可能性もありますので
お手数をおかけしますが、もう少し詳細な情報をお寄せ下さい。

・具体的な表示内容・状況など
・他のプロジェクトでも発生するかどうか
・バージョン管理していないプロジェクトでも発生するかどうか

(公開できない情報が含まれる場合には、サポートにメールで
ご連絡下さい。)

引き続きご迷惑をおかけし申し訳ございません。
問題把握のため、ご協力いただけますと助かります。

早速のご回答、ありがとうございます。

環境は
・EA7.1 ビルド832
・Windows XP Professional Sp2
・Subversion Ver 1.5.1

です。

パッケージ単位でバージョン管理に追加して利用しています。
EAPファイル自体はコミット、更新はしていません。

一連の流れです。

①AAAさんがパッケージをチェックアウト→要素の編集→チェックイン

↓

②BBBさんがパッケージを最新の情報に更新→監査ビューを開く→①での要素の編集箇所のユーザーが"BBB(BBB)"になっている。

逆にBBBさんが編集して、AAAさんが監査ビューを見た際も
BBBさんが編集した箇所のユーザーが"AAA(AAA)"となっている。


※なお、バージョン管理外でのプロジェクトではこの事象は起きませんでした。

こちら環境特有の事象かもしれませんので、SVNのバージョンを変えたりして原因究明してみます。

お忙しい中詳細な情報をお寄せ下さいまして
ありがとうございました。

もしかすると、「監査の設定」ダイアログの設定において
「XMIの読み込みを監査する」「XMIの出力を監査する」に
チェックが入っていますでしょうか？

もし、これらのチェックが入っている場合には、
バージョン管理に関する操作が、監査の履歴として
記録されてしまいます。

以下、バージョン管理の動作の説明になります。

1. チェックアウトや最新バージョンの取得などで、内容が
古い場合には、バージョン管理ツールから最新のXMIファイルを
取得します。
2. 既存のパッケージの内容は全て削除します。
3. 最新のXMIファイルを読込みます。
4. プロジェクトファイル内部の整合性をとります。

ここで、上記のオプションが設定されている場合には、
2番や3番の処理が、処理を実行したユーザーの名前で
記録されます。

今回は、これに関連しているかもしれません。
お手数をおかけし申し訳ございませんが、ご確認ください。

お手数おかけしまして誠にすみません。

上記の、
「XMIの読み込みを監査する」「XMIの出力を監査する」のチェックを
外したところ、他人の編集履歴自体、表示されなくなってしまいました。
（自分の編集内容は表示されました）


「XMIの読み込みを監査する」のみにチェック付けたところ
他人の編集履歴は表示されたのですが、ユーザーがやはり自分のIDになってしまいました。

「XMIの出力を監査する」のみにチェックを付けたところ
他人の履歴は表示されず、自分の履歴のみ表示されました。
（どちらにもチェックをつけない場合と同じでした）

もうしばらく調査してみます。

ご確認ありがとうございました。

もしかすると、先ほどの例でのAAAさんとBBBさんは
別のEAPファイルを利用していますでしょうか？

履歴の情報はEAPファイルに保存され、バージョン管理の情報としては
保存されません。

そのため、もしBBBさんがあるEAPファイルで編集したとしても、
その情報はBBBさんのEAPファイルにのみ保存され、AAAさんの
EAPファイルからは参照できません。

そのため、このような場合には、それぞれの履歴を
参照することはできません。

何度もお手数をおかけしますが、ご確認ください。

お世話になります。

EAPファイル自体の共有は行っておりませんでしたので、それが原因でした。

複数ユーザーで履歴を共有したい場合はEAPを手動でコミット、更新
しないといけないのですね。
せっかくEA上からSVNと連携できているので履歴情報もSVN上で共有できると大変うれしいのですが・・・。

このたびは何度もお手数をおかけしましてすみませんでした。
ありがとうございました。
また何かありましたら宜しくお願い致します。

ご要望に添えず申し訳ございません。

補足になりますが、EAPファイル自身をSVN等のバージョン管理ツールで
管理することは、全く意味がありません。
(バイナリファイルであり差分として管理ができないことと、
EAPファイルは「読み込み専用」では開くことができないので
チェックアウトしないと参照することすらできなくなります。)

このような場合には、EAPファイル自体はネットワークドライブに
配置し、それを利用する方が開くことをお勧めします。
(あるいは、可能であればOracle等のリポジトリを利用します。
OracleやSQLServerは無料のものでも利用できます。
弊社としては、このいずれかをお勧めしています。)


これらの機能について、Enterprise Architectの現在の考え方は
類似の機能であり、いずれかを使うという想定です※。そのため
こうしたEAPファイルの分散には対応していません。

※:バージョン管理ツールを利用し、差分を確認することで、
その差分の編集内容は、チェックアウトした人が、チェックアウト
している間に行ったことがわかるため。
(記録の粒度は異なります)

ご要望に添えず申し訳ございません。
ただ、現時点では対応する予定はありません。