EAのソースコード生成・読み込みに関するスタンス

○ご要望

ソースコードの生成や読み込みが実行された場合、
モデルとソースコードで”相反する情報が存在しない”ということを優先して
バグ修正や機能追加を行って欲しい。


○回答

EAのソースコード生成・読み込みの基本スタンスとして、「同期」する設定が
されている場合は、ソース→モデル・モデル→ソースの両方向共に、
現在存在する情報は削除(移動)しないというスタンスになっております。

こちらは、必要なソースコードやモデルを削除してしまわないための策であり、
現在のEAのスタンスとなっています。

そのため、頂いたご指摘やご要望はできる限り見直し改善する方向ではありますが、
「同期」が指定されている場合に、すべてのケースにおいて"相反する情報が
存在しない"ということを対応するのは既に現在のスタンスで機能が搭載されている
ということと、技術的なことを考慮に入れても困難であると考えております。



ご要望を満たすためには、ソース→モデル・モデル→ソースの両方向において
常に「上書き」するように設定することが必要になります。

・モデル→ソースでは、「上書き」のために以下の設定が必要になります。

　ローカルオプションのソースコードの生成と読み込みページにて、
　”既存のファイルを上書き”を有効にする。

・ソース→モデルでは、「上書き」のために以下の設定が必要になります。

　プロジェクトブラウザの該当パッケージにて、「ソースコードの生成と読み込み」
　→「ソースディレクトリの読み込み」を選択した際の画面にて、
　”既存のクラスを上書き”を有効にする。
　また、操作の処理部を読み込むためにローカルオプションの属性と操作ページ
　にて、「読み込み時に操作の実装もモデルに読み込む」を有効にする。


「同期」が設定されている場合のスタンスや対応について、
ご理解いただけますと助かります。