内部ブロック図で作成したポートの情報反映について

サポート宛てにいただきましたご質問の要約です。

○ご質問
内部ブロック図で作成したポートの情報反映で意図した結果にならないことがあり、ご教授ください。

--前提条件--
ブロック図の中にブロック、ブロックA、ブロックA-1があり、コンポジションで接続している。
ブロックとブロックAの２つについて、それぞれ内部ブロック図１，内部ブロック図２を作成し、それぞれの内部ブロック図にブロックA-1が存在している。

--現象--
内部ブロック図１でブロックA-1に対してポートを作成したとき、ポートの作成方法によって、ポートの反映状態が異なる。

ポート作成方法１・・・内部ブロック図１の中にあるブロックA-1に対して、ツールボックス内の「ポート」を選択・作成すると、内部ブロック図２にあるブロックA-1にもポートが反映される。
ポート作成方法２・・・内部ブロック図１の中にあるブロックA-1に対して、ctrl+ドラックの方法で内部ブロック図内にある既存のポートから複製した場合、内部ブロック図２にあるブロックA-1にはポートが反映されない。

○回答
現在のEAにおけるご指摘の状況での ctrl+ドラッグで作成したポートは、新規ポート作成の扱いではなく、同一のポートの扱いとなっております。

下記URLのヘルプ「ダイアグラム間での要素のコピーや移動」の記載のように「Ctrl + ドラッグ」は「新規要素として貼り付け」の操作であり、下記URLのヘルプ「ダイアグラム間での要素のコピー」の「新規要素として貼り付け」の操作（リボンダイアグラム > ダイアグラム > 編集 > 新規要素として貼り付け）等はエラーとなりできないようになっていることから、現在のEAのバグで、エラーとならず、ctrl+ドラッグが実行できてしまっていると推測致します。
申し訳ありません。開発元に連絡するように致します。

◇ダイアグラム間での要素のコピーや移動
https://www.sparxsystems.jp/help/16.0/move_copy_elements_to__from_fl.html

◇ダイアグラム間での要素のコピー
https://www.sparxsystems.jp/help/16.0/copy_elements_between_diagrams.html

お手数をおかけいたしますが、現在のEAにおきましては、ポート作成の際に、CTRL+ドラッグはご利用いただかないようお願いいたします。

この度は貴重なご指摘ありがとうございます。