画像として出力する場合のお勧め設定



Enterprise Architectで作成したダイアグラムを印刷したり
画像として利用したりする場合にお勧めの設定を紹介します。

いずれも、ユーザーオプションの画面で設定できます。
「ホーム」リボンの「設定」パネルにある「オプション」ボタンを押すと
表示されるメニューで「ユーザー」を選択してください。

・「全般」の「コピー時のフォーマット」
 ダイアグラムの内容の一部が変色してしまう場合(具体的には、透過情報を
 持つ画像を配置している場合)、「ビットマップ」を選択してください。

・「ダイアグラム」の「ダイアグラムのラベルの不透明表示」
 基本的には、すべての項目のチェックを外すことをお勧めします。
 接続などのラベル(名前などの文字列)が読みづらい場合には
 関係するチェックボックスのチェックを入れると、読みやすくなります。

・「ダイアグラム」の「画像処理用の最大メモリ」
 最近のマシンであれば、最大の「512MB」の設定で良いと思います。
 大きなダイアグラムを扱う場合にメモリが不足する場合には
 出力される画像が粗くなります。

・「ダイアグラム」の「ダイアグラムフレーム」
 フレームが不要であれば、すべての項目のチェックを外すことをお勧めします。
 フレームがあることでダイアグラム名がフレームの見出しに表示されるなどの
 メリットもありますので、この設定を切り替えてどちらが良いか確認してみてください。

・「グラデーションと背景」の「要素の背景色」枠内の「グラデーションの向き」
 グラデーションがあるほうが見た目は綺麗ですが、画像として使う場合には
 見づらくなる原因ともなります。「<なし>」の設定をお試しください。 

・「書式設定」の「カラー印刷」
 印刷時に有効な設定です。チェックを外すことで、白黒で印刷になります。
 白黒プリンタで印刷する場合には、チェックを外して結果を確認してみてください。

・「書式設定」の「詳細な書式設定」枠内の「要素に影を表示」「接続に影を表示」
 それぞれ、影がない方がすっきりして見やすくなります。


ぜひお試しください!