特定のパッケージのみ出力対象にする方法



モデルの情報を出力する際に、特定のパッケージのみを対象にする
方法を紹介します。

ドキュメントの生成時に、「ドキュメント出力定義要素」を利用すると
モデル内のパッケージから、指定したパッケージのみを出力可能です。
この要素は、ツールボックスの「ドキュメント」グループにあります。

要素をダイアグラムに配置後、モデルブラウザから対象のパッケージを
ドキュメント出力定義要素にドロップすることで、パッケージを
指定できます。


この要素は、Word(DOCX)形式のドキュメントの出力機能と
組み合わせて利用することが多いですが、他の活用方法もあります。

ドキュメント出力定義要素をダイアグラム内で右クリックして
「ドキュメント」→「HTMLドキュメントの生成」を実行することで
対象のパッケージのみのHTMLドキュメントを生成できます。

また、同様に右クリックして
「ドキュメント」→「XMLファイルの出力」を実行することで
対象のパッケージの内容のみを含んだXMLファイルを生成できます。
一部の内容のみを他のプロジェクトに移動したり、他の人に
渡したりする場合に便利です。