画像要素



画像要素は、Enterprise Architectのダイアグラム内で画像を
使うための要素です。プロジェクトに対して画像を保管し
要素の外見として使う方法もあり、同じような使い方も可能です。

画像要素の作り方は、いかのいずれかとなります。

・クリップボードに画像をコピーした状態で、ダイアグラムの背景で
 右クリックし「貼り付け」→「画像要素」を選択
・Windowsのエクスプローラから画像ファイルをダイアグラム内に
 ドロップし、表示されるメニューで「画像要素」を選択

いずれの場合も、ダイアグラム内でその画像を表示します。



プロジェクトに対して画像を保管する方法と異なるのは、この画像要素の
場合には、画像の情報は要素として保存される点です。
例えば、複数のプロジェクトを利用する分散設計の場合には、
プロジェクトに保存した画像は他の人のプロジェクトでは利用できません。

画像要素の場合には要素に情報を保持していますので、こうした問題が
発生しません。また、バージョン管理機能を利用する場合も、この
画像の情報も管理対象となります。

一方で、当然ながら要素が持つ情報量が増えますので、変更する
可能性がない固定の画像は、プロジェクト側に保持して、必要に応じて
他のプロジェクトに「リファレンス情報」としてコピーする方が良いです。

うまく使い分けることが重要です。ぜひお試しください!

(補足: プロジェクト側で画像を保持する機能は、「プロジェクト」リボン内の
 「画像の管理」ボタンから呼び出すことができます。)