要素作成時の初期状態を変える



アクティビティ図でパーティションを作成する場合に、既定の向きが
横方向なので、向きをいちいち縦方向に変更するのが面倒、という話を
聞きました。

このような要素の初期設定・初期状態が自分たちの使い方に合わない場合は
他にもあるのではないかと思います。こうした悩みの多くは、
「テンプレートパッケージ」の機能で解決できます。


プロジェクト内に適当にパッケージを作り、その中にダイアグラムと
要素を配置します。今回の例では、アクティビティ図とアクティビティ
パーティション要素を配置します。そして、パーティション要素の
大きさや向きを調整します。

その後、「プロジェクト」リボン内の「リファレンス情報」パネルにある
「設定」ボタンを押し「テンプレートパッケージの指定」を選択してください。
表示される画面で、作成したパッケージを指定してください。
この設定以降に作成した要素は、調整した内容になるはずです。

このテンプレートパッケージの機能は、要素の色などの他の情報や
ダイアグラムのプロパティなど、いろいろな初期状態・初期値の設定に
有用です。

ぜひご活用ください!