ダイアグラムのプロパティの初期値



ダイアグラムのプロパティの初期値を設定する方法を紹介します。


ダイアグラムを新規に作成する際のオプションの値は「テンプレートパッケージ」の
機能を利用して指定できます。

まず、プロジェクト内にテンプレートとなる情報を格納するためのパッケージを
作成します。パッケージ内に、自分が設定したい種類のダイアグラムを作成し
プロパティを変更してください。

その後、「プロジェクト」リボン内の「リファレンス情報」パネル内にある
「設定」ボタンを押してメニューを表示し、「テンプレートパッケージの指定」を
選択してください。画面が表示されますので、上記で作成したパッケージを
指定してください。

この指定を行った以降に新規に作成するダイアグラムには、プロパティの値が
テンプレートパッケージ内のダイアグラムと同じ値が設定されます。
(既に作成済みのダイアグラムに反映することはできません。)


この設定は、ダイアグラムの種類ごとに指定できます。
例えば、SysMLの要求図でidやtextの文字を最初から表示するようにしたい場合などに
この方法が役に立ちます。
(要求図をテンプレートパッケージ内に作成し設定を変更しても、ブロック定義図など
種類が異なる図には、設定内容は影響しません。)