チェックリスト要素



あまり知られていない要素である「チェックリスト要素」を紹介します。

チェックリスト要素は、ツールボックスの「拡張要素」グループ内にあり
基本的にはどの図でも利用できます。

名前の通り、チェックリストを作成するだけの要素ですが
実際の設計において、何らかのチェックリストを作成し可視化したいということも
あるのではないでしょうか?


この要素を作成後、ダブルクリックかプロパティサブウィンドウの「チェックリスト」
タブから、表示する項目名を設定できます。

項目を設定するとその文字列がダイアグラム内で表示され、チェックボックスには
クリックでチェックを入れることができます。

なお、この設定項目は、タグ付き値ChecklistにXML形式の文字列として
保存されています。この内容を直接編集することでも、内容の追加・編集が
できますので、APIを利用してこのタグ付き値の値を設定・編集するという
使い方も可能です。

そのほか、表示形式を変更することもできますし、複数のチェックリストを
依存の接続で結ぶことで、あるチェックリストが完了しないと次のチェックリストに
チェックが入れられないなどのいくつかの便利機能を備えています。

同じツールボックスにある「監査チェックリスト」も機能は同じですが
こちらの要素は、チェックリストに関する操作の履歴が記録されます。

このチェックリスト要素が活躍できそうな場があれば、ぜひ活用してみてください!