要素の一括移動機能の効率化



図に配置された要素のうちの一部をまとめて動かす機能を紹介します。

図に配置された要素を移動する場合には、対象の要素を(複数)選択した後に
ドラッグ&ドロップや、SHIFT+カーソルキーで移動させることができます。

ただし、この方法の場合には、事前に対象の要素を選択しておく必要があります。


別の方法として、ダイアグラムを開き、ダイアグラムの背景でALTキーを押しながら
ドラッグすると、複数の要素をまとめて移動できます。

この機能により、例えばダイアグラム内に情報を追加する際に
スペースを空けたい・広げたい、という場合に、関係する要素を
選択して移動させるという操作を効率化できます。

また、この機能は、「選択不可」になっている要素もあえて対象にしていますので
選択不可にしている要素を、選択可能に変更して移動し、再度選択不可にする
という操作も不要になります。

この機能は、「ダイアグラム」リボンの右端のほうにある「まとめて移動」の
チェックボックスにチェックを入れることで、ALTキーを押さなくても
ダイアグラムの背景をドラッグするだけで、移動させることができます。

この機能が気に入った方は、ぜひこのチェックボックスにチェックを入れて
ご利用ください。なお、このチェックボックスにチェックが入っていると
複数要素の範囲選択の操作は、ALT+ドラッグに変わります。
(複数要素の範囲選択と、まとめて移動の機能の操作方法が
このチェックボックスにより、入れ替わるということです。)

リボンに追加され、簡単に利用できるようになりましたので
ぜひご活用ください!