モデルブラウザの「選択パッケージ」表示



今回は、小粒で便利な「選択パッケージ」表示を紹介します。

モデルブラウザは、Enterprise Architectの利用において重要なウィンドウです。
このモデルブラウザに、「モデル」「選択パッケージ」「ダイアグラム」「リソース」の
4つのタブがあることにお気づきでしょうか。

普段は「モデル」のタブを使いますので、それ以外のタブはあまり使わないかも
しれません。

「選択パッケージ」のタブは、名前の通り選択しているパッケージの内容のみが
表示されます。多数のパッケージが階層的に作成されている場合には
「モデル」タブの表示ですと、深い階層にあるパッケージの内容は
見づらい場合があります。

この「選択パッケージ」タブは、選択されているパッケージの内容のみが表示され
そのパッケージに含まれるパッケージがある場合、ダブルクリックで
そのパッケージに移動できます。

また、一覧の最上部にある「↑ ...」の項目をダブルクリックすると
1つ上のパッケージに移動できます。

つまり、Windowsのエクスプローラのような感じで、対象のフォルダのみが
表示され、ダブルクリックなどで他のフォルダに移動できるような動作になります。

特定のパッケージのみで作業をする場合には、この「選択パッケージ」に
切り替えると、効率よく作業ができる場合があります。

ぜひ「選択パッケージ」タブを使ってみて、普段の「モデル」タブと
どちらの方が良いのか、試してみてください。