要素の編集

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要素の編集

新しい要素を仕様ビューに作成すると、要素のプロパティや属性・操作を自由に追加・参照できます。要素のバージョン・状態・ノートといった基本的なプロパティの設定や、プロパティの拡張 (タグ付き値)・付属ドキュメントの追加・より詳しい情報の追加なども可能です。

 

 

利用手順:

その他

仕様ビュー内の項目をダブルクリック

 

 

項目の編集

項目

説明

要素プロパティを表示・編集

仕様ビューの列にはプロパティの値が表示されています。値をダブルクリックすると、次のような編集が可能になります。

  • 直接入力式の項目の場合には、別の値 (要素名など)を入力できます。
  • 選択式の項目の場合には、欄をクリックしてドロップダウンリストを表示し、値を選択します。

 

値をクリックして F2を押しても、同じリストが表示されます。

もしくは、要素を右クリックして、いずれかを選択してください。

要素のノートの編集

仕様ビューには、各要素に既に入力されているノートを表示したり、ノートを新規作成・編集したりする機能があります。ノートの表示設定によって利用できる機能が異なります。

 

「一部のみ表示」の項目を選択している場合、ノートの最初の行が要素名の下に表示されます。この一覧から内容を追加・編集することはできません。追加・編集はノートサブウィンドウから行ってください (文字をクリックし、スペースキーを押します)。

 

「すべて表示」の項目を選択している場合、ノートに記入された内容は要素名の下に全て表示されます。この場合、直接ノートを作成・編集することができます。ダブルクリックして文字を入力してください。

ここから入力した内容は、ノートサブウィンドウからも表示できます。ビュー (ノートサブウィンドウ・仕様ビュー) に追加した内容は、その項目からカーソルを外すのと同時に他のビューでも表示することができます。

どのビューからも、文字列を右クリックするとノートのコンテキストメニューが表示され、別の操作やショートカットキーが利用できます。以下のような操作が可能です。

 

  • 文字列から用語集の用語を作成・既存の用語をノートに挿入
  • 同じパッケージに新しい要素を生成。選択した文字列を要素名にしてノートの内容とリンク付け
  • 文字列に関連した要素を新規作成。表示されているダイアグラムに直接移動
  • 選択された文字列とモデル内の既存要素をリンク付け
  • さまざまなソースから選択された文字列のインスタンスを検索 (コードの編集のコンテキストメニューから派生した項目)
  • 切り取り・コピー・貼り付け・削除など、文字列の編集
  • 用語集で定義済みの用語をハイライト

 

要素の行を詰めて表示したい場合には、「表示しない」の項目を選んでください。

選択した要素をモデルブラウザで表示

要素を右クリックし、「モデルブラウザ内の位置を表示」 を選択します (または要素を選択して、Ctrl+F )。

モデルブラウザが開き、要素名がカーソルで選択されます。        

要素のタグ付き値の参照

要素を右クリックし「プロパティサブウィンドウ」 を選択します (または要素を選択して、Ctrl+2)。

プロパティサブウィンドウが表示され、そこから選択された要素のタグ付き値を表示・追加・編集・削除できます。

プロパティサブウィンドウを開いておくと、仕様ビューで選択された要素のタグ付き値の内容が、プロパティサブウィンドウにすぐに表示されます。

パッケージで使用されている特定のタグ付き値の値を表示することもできます。列のカスタマイズ方法を参照してください。要素に列のヘッダーと一致するタグ付き値がある場合、その値を編集することができます。

 

フリーテキストの値は、シンプルなものでも<memo>タイプでも、値を2回クリックし、その場で編集します。

 

  • タグ付き値が選択式の値を持つ場合、値をダブルクリックして変更します。
  • 自由に文字列を入力できる場合には、ダブルクリックして内容を編集できます。

 

要素に該当のタグ付き値がない場合、ロックされている場合、同名のタグ付き値を複数持つ場合は編集できません。

要素の付属ドキュメントの
作成・編集・削除

サブウィンドウのツールバーには、仕様パッケージ内の要素に付属ドキュメントを作成するさまざまな方法があります。

以下の方法で、選択された要素に付属ドキュメントを作成することも可能です。

  • 要素の行を右クリックし、「付属ドキュメント」を選択
  • 要素の行をクリックし、Ctrl+Alt+D を押す

 

実行すると、テンプレートの選択ダイアログが表示されます。ドキュメントのテンプレートを選んでください。もしくは、「なし」を選んで自由に作成してください。

OKボタンを押すと、ドキュメントエディタが利用可能になり、同時にドキュメントエディタに関するリボンが表示されます。選択された要素に関する情報を作成できます。

(参考:出力)

 

既に付属ドキュメントを持つ場合には、そのドキュメントを開いて編集を継続することができます。

 

付属ドキュメントを削除する場合には、ドキュメントサブウィンドウのメニューを利用する必要があります。「ホーム」リボン内の「画面」パネルにある「設計」ボタンを押し、「ドキュメント」を選択してドキュメントサブウィンドウを開きます。メニューボタン を押して、「付属ドキュメントの削除」を実行してください。

変更内容を保存する

Escキーを押すと、編集中の内容を保存し、編集状態を解除します。

 

注意:

  • テキストファイルから仕様ビューに内容をコピーすることもできます。既存要素の入力欄の要素名やノートに貼り付けられます。
  • Enterprise Architect のコーポレート版では、操作や機能の範囲にアクセス制限するユーザーセキュリティが適用できます。仕様ビューの機能を利用できない時には、その機能を利用する権限があるか、管理者に確認して下さい。

 

 

参照: